大和田友香さんの茶器

7月17日(土)から淀屋橋にて開催いたします、大和田友香 南裕基展。
大和田さんは、昨年の日めくり茶展にて初めて企画展に参加いただき、淀屋橋では初めての展示となります。
企画展に先駆けまして、現在淀屋橋に入荷した急須や茶杯をご紹介いたします。

大和田さんは、茨城県にて製作されています。
繊細な柔らかな美しい形と絶妙な色の表現がとても魅力的。
そこにあるだけで引き込まれる存在感があります。

今回入荷のあった、うつろいと茶杯で夏に嬉しい冷茶を淹れました。

茶葉を入れてお湯を注ぎ

注ぐお湯の温度を少し下げ、じっくりと茶葉が開くのを待ちます。
待つ時間は、凛とした美しさに目を奪われ時間もあっという間。

ふっくらころんとした丸い形が愛らしい茶杯に氷を入れ、ゆっくりと茶葉が膨らんできたところでお茶を注ぎます。
水切れの良さにはとても驚きました。
気持ちいいくらいピッと切れ、しっかりと注げます。
使いやすさに細やかな手仕事を感じました。

耳を澄ませると、からんころんと夏には嬉しい涼しげな音が。

大和田さんの作る白マットは、ほんのりとベージュ色でお茶の色を引き立ててくれます。

これからの暑い季節に、元気の出る冷茶をぜひ大和田さんの作品で楽しんでみてください。
作品は、淀屋橋のみご覧いただけます。