毎年、二子玉川のお店では小谷田潤さんの展示会があります。今年は1月20日から。今回は、KOHOROのオープン当初から個展をしていただいている小谷田さんについて、お話をしたいと思います。

小谷田さんは開店まもないKOHOROを訪れ、器を持ち込むことを決めました。

二子玉川は中高時代のマラソンコースで、土地勘があったんだけど。ぶらぶらしてるときに、器が置いてあるなってお店を見つけたんだよね。コホロへの持ち込みが、最初で最後の営業。始まりだったんだよ。

小谷田さんがリュックにつめて持ってきた器。お店にとっても始まりでした。

KOHOROで個展を始めた頃のエピソード。
在廊のときに、お店に入ってきた姉ちゃんがいて。指輪を両手にじゃらじゃらしてて、パンクだなって思ったんだよね。さらっと見てたからすぐに出ていくんだろうなと思った。でも、マグカップの前で止まって、自分のしていた指輪を全部外して、丁寧にマグカップを手に取ってた。それでさってレジに来て、マグカップ1つ買ってさっと出て行った。嬉しかったな。
何年も前のお客さま。目の前で見ているように、私たちも嬉しくなりました。

誰もが手に取りやすく、丈夫で使うのが楽しい器。1つ買って、使ってみてもらいたい。いつでも使う人に寄り添って、作品を作る人です。

お店に立つとき、常にお客様を見ている姿は、何年経っても少しも変わりません。
小谷田さんの言葉は、たくさんの言葉ではなく、まっすぐ静かに人の心に届く言葉です。

小谷田さんのところに笑顔で話にくる方がたくさんいます。お客さんにとっても頼れるお兄さんのような人。人を笑顔にする人が作る器は、同じように人を笑顔にするのだと思います。

お店に対しても、よりよくなるよう話をしてくれる、とてもありがたい存在。
小谷田さんの作品を紹介し続けることができ嬉しいです。
少し気が早いですが、また来年、小谷田さんの器と笑顔がたくさんある展示会を、東京と、初めて大阪でも開催したいと計画しています!



1月 24, 2018 by kohoro futako