3月1日より、川端 健夫 川端 美愛 二人展、
「これからも、ずっと、続いていくモノたち」を開催しています。
滋賀県甲賀市の里山で、gallery-mammma mia+patisserie MIAを営むお二人。
素材、手仕事、暮らし、一つひとつを
丁寧に見つめて作られているお二人のモノづくりをご紹介しています。
2日(土)には木工作家の健夫さんが在廊され、木の器やカトラリーのお話を沢山伺いました。
永年付き合っていくとクリは木目が際立ち、ウォルナットは柔らかい茶色へ
暮らしとともに風合いも変わっていくそう。
木の器は軽いのも魅力ですが、木が違うと持つときの質感や重みも少しずつ異なります。
チェリー、クルミ、クリ、ナラ、ウォルナット、色合いや木目の模様、木の種類による違いを楽しめます。
制作の中で、彫る作業が一番好きだという健夫さん。
早朝や静かな夜にじっくりと木と向き合いながら、さざ波のような模様を彫り出していきます。
4日(月)の美愛さん在廊日、焼きたてのクレープに合わせたコンフィチュールの試食会を開催しました。
素材の美味しさがぎゅっと詰まっているコンフィチュールは
木の実や果物を丁寧に選び、皮をむき、刻み、大きな銅鍋で煮込みます。
試行錯誤を楽しみながら、ハーブやスパイス、お酒、ショコラを
組み合わせながら素材の新しい魅力を引き出す美愛さん。
旬のキウイはお知り合いの農家さんで、美愛さんが摘んだもの。
今展ではジンを組み合わたコンフィチュールへ変身、とてもさっぱりとした味わいです。
じんわりと美味しい定番の焼き菓子、春の味として桜のマドレーヌ、レモンのケイクも並んでいます。
川端さんご夫婦によって作り続けられるモノ。
お二人の人柄も感じられ、とてもあたたかな気持ちになります。
どうぞ、出会いをお楽しみください。
川端 健夫 川端 美愛 二人展
3/1(金)-11(月)