京都で鍛金作家をされている山田憲栄さんの作品展が1月24日(金)より淀屋橋で開催中です。
25日(土)の在廊日に店内でブローチ作りのデモンストレーションをしていただきました。
糸鋸を使ってギコギコとかたちを切り、ヤスリをかける作業。
みるみる型取られるブローチに思わず見入ってしまいました。
制作には糸鋸の他、専用の鋏で形を切り、ヤスリ、火であぶって、金槌を打ってと全て手作業で作られています。
今回は山羊やうさぎ、コウモリなど新作のブローチも届きました。
今まで300~400ほどの種類を作ったと山田さん。今回、立体的な作品に挑戦されました。
うさぎのブローチは目や鼻の部分を金槌で打ち膨らみを出した後、
後ろから別の金属を張り付けたり線をつけて毛並みを表現したりと細かい部分も一つ一つ丁寧に作られています。
1つ1つをよく見ると、かわいらしい表情に思わず顔がほころびます。
金属との化学変化で表現された色のグラデーション。色合いが美しく、温かさを感じられます。永く使っているかのような風合いにも魅力を感じます。
ストーリーを考えながら組み合わせを選ぶとますます楽しくなりそう。
お洋服や布のカバンのワンポイントに。
ブローチ以外にもカトラリーや浅鉢、花やフリルの器も豊富に届いています。
大きな器、花リム、フリルなどは今回初めて並ぶ作品です。
アルミと真鍮の器。
トレイは飲み物とパン、焼き菓子などと一緒にも。
浅鉢は冷蔵庫で冷やしてサラダや前菜、デザートなどに。
花器やアクセサリー入れなども。
お使いの用途でいろいろな表情を見せてくれ、経年変化もお楽しみいただけます。
ティースプーンやスッカラ、サーバー、バターナイフなど器に添えて可愛いカトラリー。
大きさやかたち、柄の長さなど種類豊富です。器との組み合わせも楽しみながらお選びください。
今展は新作も多く、盛りだくさんな作品展となっています。
是非、素敵な出会いを探しにいらしてください。
山田憲栄 展
2020.1.24(金)-2.2(日)