6月1日より、馬渡新平展を開催しています。
馬渡さんが暮らす北海道の土を使い、作陶をされています。
▲初日の様子 初日は馬渡さんが在廊され、皆さん楽しくお話されていました。
馬渡さんがヒビ粉引と名づける器。
土と釉薬の相性がとても良く、趣があり美しいヒビを作ります。
▲ヒビ粉引の鉢。細かいヒビには釉薬がしっかり入り込んでいるため、使い始めのお手入れは必要ありません。
▲フチ付の四角皿 少し縁が立ち上がり、プレートのようにも使えます。
マグカップやカップも多彩な表情。
形が可愛らしいと、花器として選ぶ方も。
自然の中にあるように草花をさりげなく引き立ててくれます。
ヒビ粉引の器は、黄色、緑、白と届きました。
新しく作った緑ヒビ粉引は、北海道の新緑の色。
盛り付けるものや他の器と調和する、穏やかな色合いです。
▲緑ヒビ粉引リム皿 みずみずしい野菜を盛り付けて。暑い夏を乗り切れそうです。
白ヒビ粉引の器。
器の形は定番のものから、木の器からヒントを得て作る新しいものまで。
高さのあるもの、フラットなもの、様々届きました。
お家では奥さまが使った感想を聞いて、使いやすい形を考えることもあるそうです。
▲白ヒビ粉引碗 筒碗は、小さな丼やスープボウルにも。漆ともよく合います。
地元のものを少しでも使いたいという気持ちから作られた、フルーツ灰の器。
近くの果樹園で間引いた、スモモやサクランボの枝を灰にして作られています。
風土に育まれ、透明感のあるグレーの器ができました。
▲5寸6角フチ付皿 料理の温かみを引き立たせてくれます。
しっかり焼かれている馬渡さんの器は、とても丈夫。
盛り付けるものを大きく包み込んだり、空気のように寄り添ったり。
定食屋さんや洋食、ワインのお店など、いろんな国のお料理を飾る器として使われています。
話し出すと満面の笑顔になる家族、野菜や果物を作るご近所さん、家の周りに現れる動物たち、大きな自然。
馬渡さんと周りにあるものが、とても深く豊かに繋がっていて、ふと、馬渡さんの器を使う我々も、それらすべてに包まれているような安心感を感じます。
馬渡新平展は10日(月)まで。
オンラインショップにて一部の作品をご紹介しています。
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