吉田健宗 展 淀屋橋店にて開催中です。

3/7(土)から、吉田健宗 展 淀屋橋店にて始まりました。初日は長崎から吉田さんが在郎してくださり、作品や想いについてお話を聞かせてくださいました。


新作の夜空のリム角長皿や、和柄をモチーフにした白釉・緑青釉・瑠璃釉のプレート、ガザガサマグなどが並んだ店内の様子。


こちらの夜空のリム角長皿は、昭和に流行したすりガラスのデザイン「夜空」という種類に惹かれ形にされたそうです。丁寧に彫られた夜空の模様がとても美しく、どこか懐かしい気持ちにもなります。


麻の葉(あさのは)や青海波(せいがいは)、市松(いちまつ)、亀甲(きっこう)、など着物や歌舞伎などでよく目にする模様は、ひとつひとつプラバンというプラスチックの板で作った型に添って削っていくという、とても手間と時間のかかる作業を経て作られています。
緑青釉や瑠璃釉という釉薬は古く昔から使われているそうですが、和柄とこの釉薬の色味が現代にはとても新鮮に感じる事ができます。
こういった和柄や釉薬を使い作品にすることで、日本の伝統を振り返りたいと話す吉田さんがとても印象的でした。


表面を削ったガサガサとした質感から「ガザガサ」と名付けられたマグカップ。吉田さんの遊び心も感じられる作品は、もちろん手に馴染みやすく使い勝手もよいです。


「瑠璃釉リム角長皿(夜空)」とおにぎりの相性がとてもよかったです。焼き魚など、毎日使いたい長皿です。


「オクトゴナルのプレート」パスタなどにも使いやすいサイズ感。レモンケーキをのせておもてなしにも。

日常使いにも、特別な料理にもおすすめの吉田さんの器。
こちらの企画展は3/16(月)まで開催しております。
オンラインショップでもご覧いただけますので、よろしければご覧下さいませ。
オンラインショップはこちらから。

吉田健宗 展
2020.3.7(土)-3.16(月)
コホロ淀屋橋店