陶ぼう空 府川和泉展が1月11日(金)より始まりました。
唐津焼に魅せられ唐津に移り、山の自然に囲まれながら、
30年近く唐津で作品作りをされています。
在廊日の初日・二日目には、空さんが点てたお抹茶とお菓子が振る舞われました。
常設で府川さんの器を選んで下さり初めてお会いされる方、お知り合いの方や、空さんの展示の度にお越し下さる方など、沢山の方が空さんに会いに。
みなさんお茶の席に座ると、「ふー」と一息つかれて、安らいだ表情で空さんとお話されている姿がとても印象的でした。
普段からお茶を点てられている空さんに、いろいろな方法でお茶を楽しめるようにと、今回の展示では様々な形でお願いした茶器。
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茶器と合わせてお使い頂ける菓子皿は、淡い色合いの菓子を美しく引きたてます。
在廊時、お茶ともに振るまわれた唐津・草生庵のお菓子を空さんの器に。
柔らかな色合いやかわいらしい模様の三島手は、気張らずありのままに作陶される空さんならでは。
土が柔らかいうちに印判を押して化粧土をかけ作られます。
菊や蝶々、真ん中には工房名の「空」の文字が。
常設でもご紹介している空さんの器ですが、花器や大鉢など展示会ならではの作品もご覧いただけます。
新しいかたちにも挑戦されたという花器。
大皿は器の中に釉薬や火の表情が大きく表れ、植物が生み出すやわらかな色、力強さや豊かな表情が生まれます。
三島や朝鮮、焼き締めといった空さんの作品を十分に楽しむことができます。
作品展は、22日(火)まで開催中です。
お話の中で自然に守られているという言い方をされており、自然のなかで生活やものづくりをしている強さ、ご自身の持つ飾らない人柄が作品からも感じられます。
ぜひ、お手に取ってご覧ください。
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府川和泉展
1月11日(金)-22日(火)