「阿南維也展」2022.1.7(金)‐17(月)

阿南維也展、17(月)まで開催中です。
これまでもお店でご紹介はありましたが、今回がはじめての個展開催となります。
この冬初めて東京で積雪があった翌日、柔らかいひかりに照らされた阿南さんの作品と共に初日を迎えました。
その日お店に在廊する予定だった阿南さん、早朝に窯から出したばかりだという作品を抱えながら、にこやかに現れた姿が印象的でした。

体育大学を卒業後、有田の窯業学校、有田や宮崎での修行を経て地元大分で独立された阿南さん。
白磁や青白磁、銀彩や金彩など、磁器土を使った作品づくりをされています。
阿南さんの作品の多くに入れられるしのぎ模様、手作業で細かな線は息をのむ美しさです。


一つひとつ同じ作業を繰り返し行う根気のいる仕事に思えますが、「模様を入れる手は働きながらも、宇宙のことや、遠い何かに想い耽けていながら、しのぎを入れる時間が最も好きなんです」とおっしゃっていた阿南さん。
色々な工程のあるモノづくり、轆轤や窯を焚くのが好きだという方が多いのではと想像しますが、作品への向き合い方は人それぞれなのだと改めて感じさせられました。


古くから時代や国境を超えて人々に親しまれてきた白磁。
その魅力を受け継ぎながら現代に落とし込まれており、盛り付ける料理、合わせる器のよっても印象を変え、どんな場面にも調和してくれます。
実用的な面では、食べものの色移りや匂い移りの心配も少なく、丈夫さも魅力のひとつ。
出し入れや洗うときも安心して毎日使えるということが使いやすさにもつながっています。


作品展の初日、8年前に求めたという阿南さんのマグカップを購入してから毎日使っているという方がいらっしゃいました。
飲み口の良さや、持ちやすさ、デザイン、変わらず使い続けられる普遍的な魅力がつまっているということがわかります。

食卓で活躍する平皿は、オーバル、丸皿、角皿と様々な大きさ、かたちが届きました。
細やかに入れられた鎬模様が料理を引き立ててくれます。

シンプルな丸皿。
4寸、5.5寸、7寸と食卓で使いやすい大きさです。
毎日のおかずを盛るプレートや取り皿として欠かせません。
ほかの器とぜひ並べてみてください。
控えめななかに静かな存在感があり、ほかの器や料理にすっと馴染みます。

重なった姿も美しいです。

 ふっくらとした丸みが優しく手に馴染む碗や鉢。
スープやカフェオレ、取り鉢などとして使ったり、和洋中出番の多い器です。

お抹茶の色がよく映えそうな金彩のボウル。

青白磁はスッカラを合わせてみました。

飯碗は使う方が選べるように、少しずつ形を変えてつくられています。
鎬のあるものや青白磁、緑白磁、銀彩、お気に入りが見つかります。


かすれた風合いがアンティークのような金彩や銀彩の作品。
磁器土に施し仕上げています。
食卓に華やかさを加えてくれ、いつもとひと味違う盛り付けが楽しめそうです。

光沢感のある陶板は、トレーにしたり使い方を楽しめます。


鶴首や小さな一凛差しは美しさもさることながら、しっかりと花が安定し、上手に生けられたような気がして嬉しくなりました。

シルエットや細やかな鎬紋から感じられる美術品のような気品や美しさと、
ありあらゆる料理を受け止め、食卓で日々生きる器。
阿南さんの作品には、そのどちらも感じることができます。
初個展、たくさんの作品を届けてくださいました。



ぜひこの機会に阿南さんの作品をお手にとってご覧ください。
会期中オンラインショップでも一部の作品をご紹介します。

阿南維也展
2022.1.7(金)-17(月)

KOHORO二子玉川

 ---------------------------------------------------------------------------------------

1月7日より二子玉川では阿南維也展を開催いたします。

大分で作陶されている阿南さん。静かな佇まいの中に、華やかな存在感がある作品がたくさん届く予定です。毎日使いやすい形で、いつもの料理、特別な食卓、日々の料理を引き立てて美しく飾ってくれます。

7日(金)と8日(土)は阿南さんも在廊してくださる予定です。

みまさまのご来店をお待ちしております。

阿南維也展:2022.1.7(金)-17(月)
在廊:7(金)終日.8(土)16時まで
KOHORO二子玉川