「 小谷田潤展」 2022.4.29(金)-5.9(月)

4月29日(金)より二子玉川にて開催中の小谷田潤展。
初日はあいにくのお天気でしたが、定番の白に加え、季節の移り変わりを感じさせる淡いブルーやグリーン、クリームから新緑を思わせるオリーブ、初夏にもぴったりなレモンイエローなどカラフルな作品がずらりと並びました。



コホロがはじまった頃からお付き合いのある小谷田さん。
長く展示をやっていただいていることもあり、暮らしの中に小谷田さんの器があるお客さまもたくさんいらっしゃいます。
初めての作家の器として使うというお客さまも多く、使いながら年を重ねてゆけるような身近な存在であるところも小谷田さんの作品の魅力のひとつ。
小谷田さんの定番である粉引は使うとどんどん育っていきその人だけの雰囲気をもつ器に表情を変えていきます。

深さのあるハイジボウルやクララボウル、リム皿、マグカップなど、長く作っている定番の作品は形もとても良く考えられているものばかり。

「真っ白ではなく、団地のようななつかしさのある色」がイメージだという粉引の器。
また以前には公園の遊具のような、といった例えを伺ったこともありました。
小谷田さんの原風景にはどこか懐かしさや温かみをもつ色や素材があり、そこから作品が生まれているように感じます。

在廊時にはお客さまと積極的にお話を楽しまれていた小谷田さん。
会話を通してどうしたら作品をよりよくしていけるのか想像を膨らませているようにも見えました。
お店では毎年作品展を開催しているので、楽しみにしているという方も多く、「どの形も使いやすくて少しずつ買い足すのが嬉しい」という声も。
使う方の声に耳を傾け、制作に反映されているからこそ、長く愛される作品がどんどん増えているのだと思います。


オーバルの形は去年お客さまからの評判が良かったこともあり今回はより使いやすく形を考えて、いくつかの種類を作ってくださいました。
一人前には少しスペースを使う大きめの丸皿も、オーバルなら食卓ですっきりと使えます。
オーバルでもあまり細長すぎず、丸皿の延長のようなもの、パスタやカレー、ワンプレートなど朝昼晩問わず毎日使えるようなオーバルがあったらいいなあと思っていたので、まさに頭に浮かんでいた通りの形。
今回のDMでも朝食や夕食のシーンをイメージした使い方を考えました。


ひとつで幾通りも用途のあるようなかたちが多い小谷田さんの作品。
リム皿は小皿としてもちょうど良いのですが、「マグカップと合わせてソーサーのようにも使えますよ」と小谷田さん。

新作のオリーブの弁当皿は、お刺身や水餃子、フルーツサラダなど、どんな料理を盛り付けようかスタッフの中でも話題になりました。


毎年少しずつ種類が増える動物モチーフの作品。
目が合うと思わずふっと頬が緩んでしまうようなアニマルプレートは、器としてだけでなく、壁にかけて飾っても楽しませてくれそうです。


中学生の息子さんのお父さんである小谷田さん。
お店で小さなお子さまとお話されるときも表情がとても優しく、皆様に気さくに声をかける姿に親しみを感じました。
作品にもその優しさや遊び心がにじみでているように思います。

9月の淀屋橋へと続く作品展。
秋や冬に向けた食卓をイメージした耐熱や温かなアメ色などのカラーの作品も届く予定です。定番やオーバルの器も並びますので、どうぞお楽しみに!

小谷田潤展
2022.4.29(金)-5.9(月)
KOHORO二子玉川

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4月29日(金)より二子玉川では小谷田潤展を開催いたします。
コホロの開店当時からお付き合いのある小谷田さん。これまで長く愛され続けてきた定番の作品に注目した展示を予定しています。
今年は4月は二子玉川、9月には淀屋橋へと続きます。
それぞれの展示で季節感のあるカラーの作品も届けて下さる予定です。

※今回ご予約制ではありませんが、混雑時は店内の人数を制限させていただく場合がございます。どうぞご了承ください。

小谷田潤展
2022.4.29(金)-5.9(月)
在廊:29(金)
KOHORO二子玉川