コレクション: 水垣千悦さんの黒陶

開催中の水垣千悦展。今回は、黒陶の作品のご紹介です。

花器の際にもご紹介しましたが、黒陶は釉薬を使用せずに焼き締められた器です。

焼き締めは、燃料の薪の灰などが自然釉となっているため、灰かぶりの美しさの中に大胆な景色があります。

同じ作品でもこんなにも表情が変わります。

使い続けることで少しずつ滑らかな質感になっていき、艶感がでてきます。

黒釉 椿皿(924)

使う度に変化していく器は、育てる楽しみがあります。

黒陶はどんなお料理にも合わせやすいです。

サラダやお漬物、夏はすいか、さくらんぼや桃などの果物を。

和洋問わず、デザートやスコーンなどにも良く合います。

黒陶は料理の色味を引き立ててくれ、テーブルにも立体感を与えてくれます。

水垣さんの黒陶は、土の灰色、茶色など、角度によって色味も見え方が違って見ていて楽しいです。

どんな料理にも合わせやすく、使いやすい作品をぜひお使いください。