染色工芸家の小田中耕一さんにつくっていただいた、KOHOROのオリジナル風呂敷です。
■小田中耕一さんのこと
岩手県で小田中染工房を営み、型染め作家として活躍される小田中耕一さん。
型絵染の創始者である芹沢銈介より学び、伝統的な技法を用い、手拭いやカレンダーなど様々な作品を制作されています。
KOHOROでは、東北にちなんだモチーフやオリジナルのスタンプ模様の茶ふきんもお願いしています。
■扉をモチーフに
和風にも洋風にもうつるこの柄は、KOHORO二子玉川のお店の扉をモチーフにしています。長く親しみあるガラスの扉は、お店の大切な目印のようなもの。毎日、この扉からたくさんのお客さまをお迎えし、とても愛着のあるものとして風呂敷のモチーフにもなりました。
■お土産を多様に包む
お土産の菓子折りを、風呂敷に包んで持っていく。
さりげないひと手間、現代にも続いてほしい美しい所作です。
お中元や手みやげを包んだりという定番の使い方はもちろんのこと。箱や瓶、重箱を包んでお土産に。包み方で模様の出方が変わり、落ち着いた柄行なのでさりげなく、持ち運びにも重宝します。
■エコバッグとしてバッグの中に
大きな正方形の布として、両端を結ぶとバッグのようにも可愛く楽しめます。
バッグの中に小さく畳んで入れておき、ちょっとした荷物が増えたときにささっと結んで使うことも。日々のお買い物にも、さっと包んで端を結べば、エコバッグように使えます。
小さなバッグにしたり、かごに合わせて挿し色にしたり。着物やお洋服、合わせるものによって、クラシックな印象になったり、モダンな雰囲気になったりします。
使う方によって使い方は様々。暖簾にしたり、テーブルに掛けたり、敷いたり、風呂敷として包むだけではない使い方もたくさん見つかります。
■お店のイメージカラーを
二子玉川と淀屋橋、それぞれ黄色とグレーをお店のイメージカラーにしています。
今回は新しくグレーを作っていただき、黄色とグレー2色が揃いました。
グレーはどんな場面にもお使いいただけるよう、渋すぎず明るい色調になっています。
包む、敷く、掛ける、1枚で何役とこなす丈夫な綿の風呂敷。
昔から生活に根付く道具、暮らしの中で使い方をどんどん見つけていただきたいです。