「conte」は新潟県燕市で、高い技術で毎日の調理に欠かせない道具を作ります。ボウルとザルとバット。多様な組み合わせで活躍するまかないシリーズをご紹介します。使い方が次から次へと思いつく、楽しい道具です。
■まかないボウル
金属加工が盛んな新潟の燕市で作られたステンレスのボウル。手馴染がよく、すっきりとシャープなデザインはいつもの器と一緒に食卓に出しても違和感がありません。
一般的なステンレスのボウルは強度を出すため縁を巻いたつくりになっていますが、この‘まかない’ボウルは‘巻かない’で縁の強度を出し、縁を巻かない分、端を丁寧に研磨してなめらかに仕上げています。
縁巻がないので、卵など水切れがよく、縁に水分や粉がたまることもなく衛生的で洗いやすいです。見た目の美しさも兼ね備えたボウルは高い技術力があってこそ作られました。
ボウルは重心が下にあり、高さがしっかりあるので、混ぜやすくこぼれにくい形です。空の状態で泡だて器などを入れておいても、倒れません。
3サイズあり、入れ子になって収納ができます。底に向かって厚みが変わるので、同じ大きさで重ねても取りにくくなることはありません。
小(130)は卵を溶いたり、ドレッシングや和えだれを作って、青菜をそのまま和えたり、小回りが利いて便利です。小で卵が5個くらい混ぜられます。
とろりとしたものも注ぐときはしっかり切れます。
中(180)は4人分くらいのサラダを混ぜたり、切った野菜やお肉の下味をつけたり、料理の下準備にも重宝する大きさ。冷蔵庫にしっかり収まるので、作ったものを夕食までそのまま冷やしておくことも。
大(220)はお菓子作りなど容量の多い泡立てにもぴったり。粉などが飛び散りにくく、安定して混ぜられます。葉物などかさばるものや、家族の多いご家庭でも活躍してくれます。
小回りのきく小を2つ使ったり、大小で組み合わせたり・・・料理によって使い分けができるので、揃える方もとても多いです。
■まかない平ザルとまかない丸バット
ボウルにバットやザルを組み合わせることで用途の幅がどんどん広がります。
丸バットはボウルを重ねてスペースを小さく使えたり、ラップ替わりにして冷蔵庫の保存容器にも。冷蔵庫の中でも重ねたり、上に物を載せられるのも嬉しいところ。
平ザルは、ボウルと組み合わせると水きりに便利です。
▲小サイズは女性でも片手で持てます。
▲たっぷりの野菜は、220サイズのボウルとザルを組み合わせて
出汁を漉すときには、ボウルにザルを重ねてお鍋で作った出汁を上から注ぎます。出汁の材料が浸かることなく最後の一滴までしっかりと良い状態で漉すことができます。
丸バットにしっかり深さがあるので、平ザルと組み合わせると、豆腐や切った野菜や魚の水切り、お蕎麦の盆ザル替わりにも。丸バットは粉をまぶす、漬け込むなど、下ごしらえにも便利です。
▲大サイズで魚の下ごしらえ。水を切ったらバットで下味付けや衣つけも。
▲料理の彩りにする小さな野菜や薬味は小サイズで水切り。スペースを取りません。
■どんどん広がる使い方
使う方によって、たくさんの使い方があるまかないシリーズ。
大のボウルに中のザルを落として嵩張る葉物の水切りに。
中のボウルに小のバットを落とし、中のバットで蓋をしたら、上下二段で材料の保存にも。サイズ違いで使うこともできます。
台所での時間を楽しく快適にしてくれる、まかないシリーズ。
自分だけの使い方をどんどん見つけて楽しみたい道具です。