コレクション: スリップウェア

3月2日(土)より二子玉川にて、松原竜馬を開催いたします。
大分県で作陶される松原さん。 


今回は作品展に先駆け、松原さんのスリップウェアをご紹介します。


こちらは作品の一部。
悠々とした模様が目を惹く、表情豊かなスリップウェア。
抽象的な模様は、とろりとしたクリームのようなもの、くるくると円を描いたもの、
マーブルのようなもの、文字のように見えるものと様々。
多彩な模様も、松原さんのスリップウェアの魅力です。 

一見個性的に見えますが、料理や食材を載せると自然と馴染み、食卓に活気を与えてくれます。
どのように制作されているのか、写真とともにご紹介します。

スリップウェアは、「スリップ」とよばれる泥状の化粧土で描いてゆきます
生乾きの素地に化粧土をかけたのち、さらにその上から模様をつけます。

少しの加減で変わってしまう緊張感のある作業ですが、のびやかな絵柄を見ると、
松原さんが楽しんで描いているのが伝わってくるようです。


紀元前から世界中でつくられていたというスリップウェア。
イギリスでは18~19世紀に大衆の器として発展しました。
以前イギリスの文化や歴史が好きだとお話されていた松原さん。
およそ200年前のイギリスで家庭料理が盛られていたように、スリップウェアに様々な料理や食材を盛ってみました。

深いグレーのスリップ丸皿(大)。
グレーの器は取り入れるのがむずかしく感じられるかもしれませんが、
料理や食材の色を
際立たせ、のせるものを主役にしてくれます。
ベージュのスリップ模様も、料理にやわらかな雰囲気をつくってくれるよう。
しっかり立ち上がりがあるので、最後の一口まですくいやすいのもうれしいです。
縁の彫模様もアクセントになっており、手仕事のあたたかみを感じます。

スリップすみ切り皿(大)はざらりとした質感。
重なる丸のスリップ模様は料理をおいしく見せてくれます。

品よくすっきりした形で、お肉料理等の晴れの日のメニューにもぴったり合います。

スリップオーバル鉢は、やさしい黄色のスリップ模様。
波打つような彫模様も、料理と食卓に活気を与えてくれます。

スリップオーバル鉢は1人分のパスタやカレー、
家族で食べるおかずを盛るのにもちょうど良いサイズで、重宝します。



スリップウェアには同じ作品はふたつとなく、すべてが1点ものの手仕事です。

作品はオンラインショップでもご紹介しております。気になる作品がありましたら、ぜひご覧ください。

松原竜馬展 
2022.3.2(土)-11()
KOHORO二子玉川