暑い日が続き、ついつい冷たい食べ物に手が伸びてしまう季節。
夏でも楽しめる土鍋や耐熱の器の使い方をご紹介します。
≪オーブンに入れてほったらかし調理≫
暑い夏、台所で火に向かって長時間料理をするのはなかなか大変です。
耐熱の器があればオーブンに入れて出来上がりを待つだけ。
何を作ろうか困ったときは、冷蔵庫にある野菜にオリーブオイルや塩、チーズをかけて焼くだけで立派な一品になります。
△耐熱丸鉢/松原竜馬
松原さんの丸い耐熱の器。
深さがあるので一度にたっぷりとお料理を作ることができます。
おかずはもちろんケーキ作りにも活躍する形です。
△耐熱グラタン皿M/岡本純一
淡路島で制作される岡本さんのグラタン皿。
オーバルの浅めの形が使いやすく、今の季節はトマトやナス、ズッキーニなどの夏野菜のオーブン焼きにもぴったり。
調理してそのまま食卓に並べても様になります。
≪おやつ作りの強い味方≫
お料理だけでなくお菓子作りにも活躍する耐熱の器。
いつもよりちょっと手の込んだお菓子作りを楽しんでみませんか。
△ベイクパン
オーブン、電子レンジ、直火で使える”ベイクパン”。
蒸す、焼く、煮込むがこの一台でできるのでレシピの幅もぐんと広がります。
器いっぱいにプリンを作ってみました。
直火にかけてカラメルを作ったあと、卵と牛乳、砂糖を混ぜた液をたっぷりと注ぎオーブンで蒸し焼きに。
冷蔵庫でしっかり冷やせばみんな大好きなおやつの完成です。
≪みんなでにぎやかに囲む食卓≫
夏休みやお盆などご家族やお友達が集まる機会も増える時期。
みんなで囲んで楽しむ食卓は美味しさもひとしお。
用途に合わせて色や大きさを選べるものや、本格的な料理を楽しみたいという方にもおすすめの耐熱鍋をご紹介します。
△かなえだえん鍋2.0L/1.5L/1.2L
三重県四日市で作られている楕円型の‘かなえだえん鍋‘。
しっかりと大きさがあり、オーブンにも入れられます。
お魚や鶏肉などの調理も心強く、人が集まるときの調理に欠かせません。
楕円の形は食卓の中央に置いてもすっきりとして、周りにゆとりをもって器を並べられます。
洋の雰囲気にも合うので器との組み合わせも広がりそうです。
大きさは2.0L,1.5L,1.2Lの3種類、色はホワイト、ブラウン、グレーの3色。
ご家族の人数や使うシーンに合わせてぴったりのものを選べるのが嬉しいです。
火の通りが早くしっかりと熱が通るので鍋のような煮込み料理はもちろん、お米も美味しく炊けます。
今が美味しいとうもろこしご飯を作るのにもおすすめ。
寒い季節だけでなく、お菓子作りや炒め物、焼き物、毎日使いの道具として使ってもらえるようにと、軽さや持ちやすさ、形にこだわって作られています。
△オリジナル土鍋
良質な耐火の土が豊富な三重の伊賀で作られたKOHOROのオリジナル土鍋。
浅い作りのためお鍋の中身が一目瞭然で、下の方に具材がたまって崩れてしまうという心配がありません。
エスニックや洋食など浅いお鍋だからこそたくさんのお料理を楽しめます。
から焼ができるので、お肉を焼くと遠赤外線効果で外側は香ばしく中はふっくら。
「炒める・焼く・蒸す・炊く・煮こむ」ができるオリジナル土鍋でがあれば、季節を問わず自宅で本格的なお料理をお楽しみいただけます。
△どなべ/松原竜馬
暑い季節だからこそ無性に食べたくなる熱々の料理。
大分の松原さんの土鍋は、スパイスたっぷりのカレーや真っ赤なチゲスープなど煮込み料理にもよく合います。
冷房で冷えた身体も芯から温まりそうです。
丸みのあるものや、すとんとした形、一つひとつ異なる表情を持つ松原さんの鍋。
ぜひ食卓に並べた時の様子を想像しながら比べてみてください。
≪頼もしい台所道具≫
△鍋敷き 正円/青木奈々絵
△鍋敷き 楕円/青木奈々絵
大分県の杵築市香山町にて活動されている青木さんが作る鍋敷き。
「七島藺(しちとうい)」という大分の国東半島のみで生産されている希少な植物をつかっています。
使うほどに艶が出て、飴色に経年変化していく姿もお楽しみください。
形は丸と楕円の二種類。ご用途に合わせてお選びいただけます。

△鍋つかみ手(からし)/鍋つかみ四角(グレー)/鍋つかみ(チャコールグレー)
KOHOROオリジナルの鍋つかみ。
親指だけ独立した形状のミトン型と、大きすぎず小さすぎない四角の2つの形をご紹介しています。

厚手の中綿が入っているので手に熱が伝わりにくく、熱々のお鍋や器を運ぶときも安心。
付け心地も快適で手にしっかりと馴染みます。

△お玉(レードル)/神野達也
大分県で活動される神野さんのお玉。
持ち手は手にちょうど馴染む太さに作られていて、鍋からすくう仕草もスムーズ。
使いやすさはもちろん、木目の美しさにも見惚れてしまいます。

△ヘラ(サーバー)/神野達也
こちらも神野さんの作る木の道具。
お玉、レードルどちらも山桜とウォルナットの2つの材をご紹介しています。

先が薄くつくられているので、器の底からきれいにすくうことができます。
オーブン料理やグリル料理の取り分けにもぴったりです。
皆さんも土鍋や耐熱の器で、夏の食卓を楽しんでみてはいかがでしょうか。
二子玉川、淀屋橋のお店、オンラインショップからも作品をご覧いただけます。