淀屋橋にて11月23日(土)より、會田竜也展が始まります。
今回の作品展では、KOHOROでは初めてのお披露目となる椅子「ML05」をご紹介いたします。
空間に静かに佇む椅子。
こちらの椅子は、できるだけ無駄を省くこと、美しい姿勢で座るために肘を付けないこと、構造材も最小限にし、見た目の不自然な主張も省いて制作されています。
全体を丸で構成されており、背もたれと後脚の繋がる箇所も削り合わせてるため、稜線も最小限に。
背もたれ部分は、自然な姿で主張されるように、あえて稜線を付けています。
座面部分は、ペーパーコード仕上げのものと籐の二種類。
細やかな編み模様で、異素材を合わせることで、よりそれぞれの良さが引き立つように感じます。
シンプルですが、シンプルだからこそ全てを調和させるために、會田さんのセンスや高い技術がなければ作り出せない作品だと感じます。
會田さんは特にブナの木が主張がないため、無駄のない静かな姿が気に入っているそうです。
座った時に背筋がすっと伸びるような、ずっと撫でていたくなるやわらかなフォルムの椅子。
毎日の朝食、昼食、夕食、お茶時間に、心地よさを与えてくれる作品です。
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「静かな椅子」 會田竜也
座る姿を美しく魅せるため、ひじ掛けを付けず、構造材・装飾を最低限に。
シンプルさを追求しながらも、椅子としての機能は損なわない。
強い主張がないブナ材を選び、綺麗で静かな佇まいの椅子が完成しました。
木の素材を巧みに扱い、豊富な経験と知識に裏打ちされた、高い技術力と造形センスによって生まれました。
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椅子の他にも、丸テーブルやデスク、サイドテーブルや飾り棚、コーヒーテーブルなどの家具もご紹介いたします。
定番の楕円皿や茶筒などの作品もたくさん届いています。
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11月30日(土)には、會田竜也さんに教わる「バターナイフのワークショップ」を開催します。
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「會田竜也 展」
2024.11.23(土)ー12.2(月)
在廊日:23(土)
定休日:26(火)
11:00-18:00
コホロ淀屋橋