今日の食器棚 

5月も後半に差し掛かり、雨の日も増え梅雨ももうすぐそこに。
お家でゆっくり過ごす時間も増える季節。
阿南さんの銀彩プレートや隅田さんの桜皿、山田さんのバターナイフなど、
気分も晴れやかになれるような作品をご紹介いたします。

●阿南さんの鉄銀彩プレート
大分で制作をされている阿南維也さんの鉄銀彩。
落ち着いた光沢のある質感が目を惹く作品ですが、
一方で「気になるけれど使い方が難しそう、、、」という声もちらほら。
実際にスタッフがつかってみました!
シャープな印象の鉄銀彩ですが、乗せたピスタチオのケーキのグリーンの色合いと自然と溶け込みさりげなくケーキを引き立たせてくれました。
縁に少しだけ立ち上がりのあるシンプルな形だからこそ、乗せるものを主役に押し上げてくれているようです。
一般的な銀彩は乗せる食材によっては黒っぽく変色してしまうこともあり、毎日の食卓では使いにくそうというイメージも。
阿南さんの鉄銀彩は変色しにくく仕上げられて、相性の悪い食材は特にないのだそう。日常に取り入れやすいのも嬉しいです。
写真はキンパを合わせてみましたが、野菜の鮮やかな色味とも馴染みました。
幅が約25㎝と大きさもしっかりがあるのでどんなお料理も盛りつけしやすく活躍の幅が広がります。
しのぎの鉄銀彩オーバル皿は酒器と合わせて晩酌セットのプレートとしても。
一つひとつ手作業で入れられるという細やかなしのぎ模様は、その繊細さに思わず目を奪われてしまいます。
いつものおつまみを添えてもなんだか上品な雰囲気になり、ちょっと特別な時間が過ごせそう。
オーバル皿のほかに、お漬物やチョコレート、アクセサリー入れにも使える角鉢の形もご紹介しています。
洗練された雰囲気でありながら、意外と日常に取り入れやすい阿南さんの銀彩。
いつもとは少し違った雰囲気を食卓で楽しめますし、器が好きな方への贈りものにもおすすめの作品です。
・隅田さんの桜皿6寸
コホロの定番、隅田さんの桜皿。今回は6寸の大きさが届きました。
丁寧に付けられた彫り目が美しく、だんだんと育っていく姿も楽しめます。
吸湿性があり、自然に水分調整をしてくれるためこんがり焼いたパンのサクサクがそのまま楽しめる木の器。
おにぎりやお漬物を乗せて和の食卓に合わせたり、ケーキを乗せたり、ちょっとした取り皿にもちょうどよい大きさです。
毎日メニューの変わる朝食の時間、なにを合わせても不思議としっくりきます。
軽くてさっと洗えるので忙しい朝の頼もしい味方になりそうです!

合わせたのはコホロのオリジナルに新しく登場したボウル。
器としてはもちろん、器の下に敷いて受け皿としても。
いつもの食卓に木のものを合わせると、なんだか温かい気持ちになる気がします。
「木の器を使うのははじめて」という方にも使いやすい隅田さんの桜皿。
木の器のお手入れについてこちら≫でもご紹介しています。

・山田さんのバターナイフ


京都で金属のカトラリーやアクセサリーを作る山田さん。
アルミと真鍮2種類のバターナイフをご紹介しています。
一つひとつ叩いて作られた表面の表情がとても味わい深いです。

すくう部分が大きいのでジャムやバターもたっぷりと取ることができ、パンに伸ばす仕草も軽やか。
使い心地の良さに驚きました!
毎日使うものだからこそ、手にすっと馴染む感覚は選ぶうえで欠かせません。

目で見て、実際に使って気分が躍るような器や道具がずらりと並ぶ店内。
毎日頑張る自分に、いつもお世話になっている方に、ぴったりな作品との出会いがあると嬉しいです。

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