ホオノキに白漆を何度も塗り重ね仕上げられた富井貴志さんのお皿。
コホロの定番としてご紹介している作品です。
今回は数年愛用しているスタッフの声とともに、
白漆で仕上げられた器の魅力についてご紹介します。

 

一見、陶器のように見える富井さんの器。
お店でも手に取った時の軽やかさに驚かれる方が多いです。
グレーがかった優しい色合いが印象的で、
白漆の刷毛目の表情や光の当たり方によって異なる雰囲気を楽しめます。

漆で仕上げられているということもあり、どんな料理にも合わせやすいのが頼もしいところ。
ケーキサラダはもちろん、天ぷらやパスタなど油物でも気負いなく使えます。
陶器で7寸や8寸の器を使うことを考えると、自然と軽やかな富井さんの器を手に取ってしまうことも。

使った後は布巾や柔らかいスポンジなどを使って水またはぬるま湯で優しく撫でるように洗い、水気を拭き取り乾かしてください。
富井さんの家では油物を盛り付けた時は洗剤を使用し、そうでないときは使わずに洗っているそう。
なにより日々使うことが一番のお手入れになるのでどんどんお使いください。



和洋中、エスニック、、、どんな料理をのせても様になるも魅力のひとつ。
作った料理はもちろん、おにぎりや買ってきたお惣菜をそのままのせる時も。いつもより綺麗に盛り付けてみようかなという気持ちになり、器を使う時間が楽しくなります。
ガラスや陶器、磁器など質感の異なる器とも相性がいいので、食卓に置いた時によく馴染むのも嬉しいです。



漆器だからといって神経質にならず普段使いしやすい富井さんの器。
オイルや蜜蝋などで仕上げられた木の器より色の変化はゆるやかですが、
だんだんと漆の透明度が上がりアイボリーに変化する様子もお楽しみください。

日頃から木の器をお使いになられている方や、食卓に変化を持たせたいという方にも
ぜひお手に取っていただきたい作品です。
二子玉川、淀屋橋のお店、オンラインショップにてご覧いただけます。


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