2017.9.2
KOHORO二子玉川で八木橋昇展が始まりました。
お天気にも恵まれて秋の風が心地よい初日を迎えました。
今回の展示テーマは「台所と食卓」です。
秋冬に向かって耐熱のお鍋やグラタン皿、ポットやスープ碗など
さまざまな形、たくさんの作品が並んでいます。
初日と二日目は八木橋さんに在廊して頂きました。
八木橋さんにKOHORO二子玉川の印象や器づくりのことをお伺いしました。
KOHOROはいろんなシーンが想像できますね、とにかく「台所」のにおいがします。
初めての個展ではたくさんの種類を見てもらいたいと思って作りました。
器を作るとき、料理にとって器を場として考えています。
場=空間と考えて、料理が映える空間を作ってイメージを形にしていきます。
料理、器、テーブル、部屋と繋がっているように。
お店が台所であり食卓のように、器が並びます。
展示会にいらっしゃった皆さまが、どんな風に使っているか、
楽しそうに話される姿をよく目にするのも、
そうした八木橋さんの器への思いが伝わっているようです。
この冬にはコホロ淀屋橋では12/16(土)から29(金)までで、八木橋さんの展示会を行います。
淀屋橋でのテーマは「湯気」です。
グラタン皿や土鍋から、ふわっと立ち上がる湯気とあつあつの料理を思い描くような器。
冷たい空気のなか、お店に八木橋さんの作る温かい空間が広がります。
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八木橋昇 Noboru Yagihashi
栃木市生まれ
滋賀県信楽にて制作
ずっと粉引きや黒を中心に作っていたそうですが、
コホロとの出会いは深い青色でした。
耐熱のお鍋も素敵です。
最近は赤色の釉薬などどんどん新しい挑戦をされているので、
たくさん紹介していきたいと思っています。
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