城進さんのお茶道具 11.2

二子玉川で2日より始まった城進展。
今回の展示では、城さんに紅茶を淹れるポットもお願いしました。

お店で販売している宮崎と愛知の紅茶。
日本で作られる紅茶はストレートでたっぷり飲みたいすっきりとした味わいです。
熱々をたっぷり淹れられるようにと、大きなサイズも揃います。
1人で、2人で、大勢でと、毎日淹れる容量に合わせて、使いやすい形を豊かな形と表情の中からお選びいただけます。



城さんのポットや土瓶、急須などの注器。
持ちやすさ、水切れの良さはもちろんですが、丁寧に作られた茶漉しが付いているので細かい葉も出にくく、しっかりとお茶を出し切ることができます。


▲細かな穴の茶漉し。いろんな種類のお茶に使いやすい形です。


▲水切れのよい注ぎ口

安定感がありぽってりとした底広な形や、すっきりと高さのある美しいシルエット。全体に鉄絵が施された華やかな表情や、鉄彩の渋みある景色、粉引きのやわらかな白。
ポット、急須、土瓶、それぞれの良さ、違いを比べることができ、見応えがあります。
城さんのポットや急須は、さりげなく自然な動きでお茶をおいしく淹れられ、お茶時間のとても強い味方。長年愛用される毎日欠かせないお茶道具です。




口が広く、高さは少し低く・・・紅茶にぴったりのマグカップがあったらとお話して、作っていただいたマグカップ(小)。
ティーカップというとソーサーとセットでとイメージしますが、単独でも使いやすく、ソーサー代わりの平皿やコースターにも合わせやすい形です。
紅茶をたっぷり熱々のまま飲みきれる嬉しいサイズです。小ぶりのマグカップをお探しの方やスープカップにも。


▲丸皿や角皿をコースターにしても。場所を取らず、さりげないおもてなしに。


お茶にまつわるものも豊富に揃います。
お茶の葉を急須に淹れたり、お客様に香りや葉を楽しんでもらう茶則。
お菓子のお皿にしても楽しい形です。



茶海になるピッチャーや片口。
ふっくらした形のピッチャーもお茶話の中からできたもの。
茶海としても、ミルクやソースにも。
安定感がありしっかり入る、愛らしい働きものです。


▲背の高いもの、六角形で持ちやすいもの、持つと手に丁度よく収まります。


湯呑は、茶杯やお酒の器になる小さなサイズから、番茶も楽しめる大きなものまで。大小様々、組み合わせてお楽しみください。



城さんの器で揃うお茶道具。
お店ではポットや急須の使い心地もお試しいただけます。
お気に入りが見つかる、宝さがしのような楽しい展示です。
どうぞご覧ください。