9/6(金)より、二子玉川にて「山野邊孝 能登朝奈展」が始まります。
福島県で陶器とガラスの制作をされています。
山野邊孝さんの作品は、白化粧や、土灰、植物の灰を釉薬に使い、貫入が美しく入った表情、火による景色が豊かに広がります。使うほどに風合いを増し、変化していく器。毎日使っていると、土の器を育て楽しむということを、丁寧に教え続けてくれているように感じます。
展示では、定番のマグカップやリム皿の他、台皿や、碗、存在感を放つ作品が並びます。
能登朝奈さんのガラス作品は、1つ1つに合わせた型を作る、パート・ド・ヴェールという技法で作られています。
さらっと手に触れる滑らかな感触や、ほのかに施された彩り、静かな佇まいで穏やかに存在感を放つ作品です。
食卓や窓辺に置き、目をやると気持ちがすっと切り替わるように感じます。日常の中に特別で楽しい気持ちをいつでも届けてくれる作品です。
それぞれの個性がありながらとても自然に並ぶお二人の作品。
器に料理を盛り付けるとき、コップに飲みものを注ぐとき、器を使うというさりげない日常がとても心地よく感じられます。
どうぞご覧ください。
山野邊孝 能登朝奈展
2019.9.6(金)-16(月)
作家在廊 6(金)