「境道一 境知子展」 2022.7.1(金) - 11(月)

淀屋橋では7月11日(月)まで境道一 境知子展を開催しています。
約2年ぶりとなる淀屋橋での企画展。
今回は、道一さんからは織部釉や粉引き、知子さんからは白釉や飴釉など釉薬ともに種類も豊富に届けてくださっています。

初日は道一さん、知子さんが香川県から来てくださり在廊されました。
知人の方やご親戚の方がいらっしゃったり、お客様と地元香川のお話を楽しまれるなどお2人のお人柄のようにやさしい穏やかな時間が流れていました。

自然に囲まれた土地て作陶されておりそれぞれに工房、窯を持たれる境さんご夫婦。
耐熱の作品以外は全て薪窯で焼成され、窯焚きの際はお二人で協力して交代しながら薪を燃やし続けるのだそうです。
窯に魅了されたことが始まりだったという知子さん。
土や釉薬、薪を使い生み出された作品は、自然そのもののような佇まい。
おおらかな器が料理を優しく受け止めてくれます。

道一さんの作り出す織部釉は、黒が混ざり合う深い緑。
時に碧く様々な表情、変化で魅せてくれるのは薪窯ならではです。
道一さんにしか作り出せない味わい深さに魅了されます。


久しぶりに作りたいと思ったという織部釉深鉢は、気に入っている作品と話されていました。
「サラダを盛ったりするのもいいと思います」と道一さん。
食卓に家族分の料理をどんと載せるだけで華やかにみせてくれそうです。

手前の織部茶壷は、釉薬は同じでも土を変えて焼くとエメラルドのような色に。
道一さんは、焼いてできた色に納得がいかないと何度も焼き直しを行います。
今回届けてくださった織部の花器も3回ほど焼き直しされたとお話されていました。
手間がかかっても納得いくまで作り続ける姿勢に敬服しました。

耐火土鍋は、所々にみせる焼成時にできる模様のような凹凸が特徴的。
銀のような色合いとマットな質感で、軽さにも驚きます。
知子さんからも土鍋がたくさん届いています。

ころんとした形に愛らしさがあります。
道一さんと知子さんは、牡蠣や野菜をいれた蒸し料理などによく使われるそうです。
土鍋は時短にもなり、じっくりと熱が通ることで何より食材がおいしくなるところが魅力です。
お米を炊いたり、煮込み料理など様々な調理に活躍してくれます。
950cc~2.8ℓまで大きさ、形まで様々。お気に入りを探してみてください。

知子さんが昨年から始められたという飴釉の作品も届きました。
身近な素材で作ったという飴釉は、薪窯の灰や煙がよくかかる場所で焼かれているため、少し黄土色が混ざったようなおもしろい表情です。
やわらかな雰囲気を纏い、中にいれる飲み物なども引き立ててくれそう。

今回初めて作ったという新作のランプシェードも届きました。
現在改装中のお家に付けられるものが欲しいと思ったのが制作のきっかけになったそうです。

ふっくらやわらかな曲線に薄らと透けるやさしい灯り。
りんかを得意とする知子さんならではの作品です。
これから違う形も作っていきたいとも話されていました。

1つで使ったり、長さ違いで並べて楽しんでも。
あたたかな灯りに包まれながら心穏やかにお家での時間を過ごせそうです。


この他にも耐熱土瓶やピッチャー、茶杯や蓋物などお二人の定番の作品までまだまだたくさんご覧いただけます。
自然豊かな場所で生まれた、おおらかで伸びやかな作品。
同じ作品でも二つとない表情を持つものばかりです。
どうぞ実際にお手に取ってご覧ください。
会期は11日(月)まで。

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7月1日より、香川県で作陶されている境道一さん、境知子さんご夫婦の展示会を開催いたします。
淀屋橋での開催は、約2年ぶりです。

香川県の自然豊かな場所で生まれた作品は、おおらかで伸びやか。
今回の企画展では、道一さんからは織部や粉引き、知子さんからは白磁、飴釉など表情豊かに作品が並びます。
薪窯で焼成された、自然の力強さや変化に富んだ景色で楽しませてくれるお2人の作品をどうぞお楽しみください。

「境道一 境知子展」
2022.7.1(金) - 11(月)
※5(火)は定休日です。
コホロ淀屋橋