一枚の「銅」板を金「鎚」で叩き「起」こし「器」にする鎚起銅器。
江戸時代から伝わる技法は、燕市に於いて、約200年の歴史を誇ります。
その歴史を継ぐ職人、大橋保隆さん。
幼い頃より、鎚起銅器職人であるお父様の姿をみて育ちその原体験が、自分の手で一貫して作り上げる、昔ながらの技法にこだわる姿へと繋がっています。

熱伝導率の良さが特徴の銅。銅鍋は火にかけるとすぐに熱が広がり全体がムラなく温まります。
味の染み込みも早いと言われていて時短調理にもぴったりです。
左右に持ち手が付いた浅めの鍋はみぞれ煮や卵とじ、アヒージョなど。
そのまま食卓に出しても様になります。

大:w32.9㎝(持ち手まで)×H5㎝ 口径27.5㎝
中:w26.7㎝(持ち手まで)×H4.6㎝ 口径23㎝
小:w22.4㎝(持ち手まで)×H3.1㎝ 口径18.2㎝
蓄熱性にも優れる銅は、ジャム作りをはじめ弱火でコトコト煮る料理にもおすすめ。
長めの持ち手が付いた片手鍋は浅い形と少し深い形の2種類。
薄く端正な注ぎ口、すっきりとした持ち手の溶接部分、金槌でひとうち一打ちして生まれる細やかな模様など、細部にまで美しい手仕事があらわれています。



⚫︎ミニパン
ミニパン(高): w30.5㎝(持ち手まで)×H5.3㎝ 口径13㎝
ミニパン(低): w30㎝(持ち手まで)×H3.5㎝ 口径13㎝



タンブラーやカップもかたちや大きさ様々並びました。
冷たい飲み物を注ぐと器本体もキンと冷たく。
口当たりも薄くより一層美味しく感じられそうです。
仕事終わりのビールやお風呂上がりのジュースが、格別な一杯になります。
大切な方への贈りものにもおすすめです。


ほかにもお盆や小皿、真鍮のカトラリーなど様々な作品が届いてます。
佇まいの美しさ、なめらかな手触り、使い込むほどに育っていく表情。
行程を幾度と重ねることで生まれる唯一無二の景色をぜひこの機会にご覧ください。