10月4日から7日まで二子玉川のお店で開催していた稲吉善光展。
会期中はたくさんのご来店ありがとうございました。
茨城県笠間で制作する稲吉さん。今展では鉢や皿、飯碗など食卓まわりの器や花器を届けて下さいました。
異なる釉薬を用い幅広い表現を見せてくれる稲吉さん。
定番の山砂釉、薄墨手、錆白のほか、柔手(やわらで)、山砂鉄釉などはじめてお店に届いた作品も。
釉薬に合わせて土を使い分け、同じかたちでも手に取ったときの重みが全然違うのも作品の面白さのひとつ。
完成した時の質感や、空間に並んだ時のバランスを細やかに考えながらものづくりを行います。
白土で作られた柔手は、ぽってりとした釉薬を纏いふわっと優しい雰囲気。
ゴツゴツ力強い器が印象的な稲吉さんですが、そこに柔手が混ざることで、ふわっと光が差し込むような明るい空気感が生まれます。
所々赤みを帯びた“山砂鉄釉”。
大地の生命力を感じさせ、空間全体に重厚感を与えるような作品です。
△山砂鉄釉マグカップ
△山砂鉄釉リム皿
展示ならではの一点ものの花器も様々届きました。
自然の素材の温かさを持つ稲吉さんの花器は、生ける草花をより一層いきいきと映します。
△錆白花入れ
△薄墨手花入れ(ボトル)
△山砂釉花入れ/山砂鉄釉筒花入れ
10月14日(月)19時よりオンラインショップでのご紹介も始まる予定です。
会期中ご来店が難しかった方もどうぞお楽しみください。
10.4(金)からKOHORO二子玉川では稲吉善光展が始まります。
鉄釉、墨手、山砂、錆白、自然をありのままに映し出すような稲吉さんの器。
そっと花や料理を添えると、素材がより表情豊かに生き生きと感じられます。
今回の展示では、鉢や皿、飯碗など食卓まわりの器や、花器を中心に届けてくださいます。
深まる秋、稲吉さんの器と共にお楽しみください。
稲吉善光 展
2024.10.4(金)ー10.7(月)
作家在廊:4(金)
11:00-19:00
KOHORO二子玉川