10月で開店10周年を迎える淀屋橋では、15人の作家さんにご参加いただき周年イベントとして「おいしい珈琲道具店」を開催しております。
おいしい珈琲を味わってもらうための様々な素材の道具や器が並び、店内はとても楽し気で贅沢な空間となりました。
:小宮崇さんのガラスドーム
小宮さんのガラスのドームは筒型と台形の二種類。
Mサイズはちょっとした焼き菓子やパン、フルーツなど常温で保存しておきたいものを入れておくのにピッタリのサイズ。
Lサイズには18cm~20cmのホールケーキがすっぽりと収まり、食卓に並べるとぱっと華やぐ特別な空間に。
白のコンポートは台の部分や外側などはさらりとした質感ながら、面の部分はクリアなガラスが表面を覆い、柔らかな白と透明感のあるガラスが共存する不思議な景色が広がります。
朝、あんぱんと浅煎りの珈琲で軽めの朝食を。
:二井内覚さんのフラットプレート・5寸
:竹下努さんの青白磁広口コーヒーカップ 無地
:堀宏治さんのくるみ長角盆180×345×28
二井内さんのプレートに、今回の周年イベント限定で復刻販売しているサンキュゥあんぱんを。
水彩画のように広がる灰と青のお皿はどこかシックな雰囲気に。
ケーキやわらび餅など、和洋どちらにも馴染みます。
口縁が薄い竹下さんのコーヒーカップは、すっとした口当たりでゆっくりと珈琲を味わうことができます。
とろりと流れ落ちる釉薬を眺めながら、ほっと一息。
15時のおやつに栗とくるみと黒糖のスコーン、そして深煎り珈琲を。
:フユウさんのひらひら小皿
:大和田友香さんのフリーカップ 月下
フユウさんのひらひら小皿はふんわりと広がるひだが可愛らしく、焼き菓子はもちろんおはぎなど和菓子にも。
合わせるのは大和田さんのフリーカップ月下。
柔らかく黄味がかった色目が焼き菓子、珈琲と相性が良い作品です。
併設のカフェで会期中限定で提供している、つぶあんと緑茶のバタークリームケーキを大森さんの黒土プレートで。
:大森健司さんの黒土プレート
:小宮崇さんのクリア トクサ グラスL
驚くほど軽い小宮さんのグラスにアイスコーヒーを。
Ⅼサイズは中にたっぷりと注ぐことができ、ほんのり透ける青を眺めながら味わうと気持ちが休まります。
さらりとマットな質感の大森さんのプレートはフラットなデザインで、切り分けながら食べやすいデザイン。
半月に掛け分けられたグレーのコントラストがさりげないながらも美しい作品です。
小倉さんのマグに二井内さんのミルクピッチャーを。
:小倉夏樹さんの青白磁 鎬細長マグ
:二井内覚さんのミルクピッチャー・小
すっとした立ち姿が美しい小倉さんの鎬のマグ。
深さがあるのでたくさんの量を淹れることができ、またすぼまった口縁からは珈琲の香りがよりしっかりと感じられます。
二井内さんのミルクピッチャーは、さらりとした表面が手に心地良く、またピタッと切れる水切れの良さに驚かされます。
おもてなしの場面はもちろん、ゆっくりお茶時間を楽しみたい時に。
忙しい朝、直接注いでしまいがちなミルクを、ピッチャーに移し丁寧に注ぐことで心にゆとりができ、不思議と贅沢な気分を感じられます。
小宮さんの白のガラスと稲吉さんのマグカップを合わせて。
:稲吉義光さんの墨手マグカップ
:小宮崇さんの白のうつわ 十六角 プレートM
土の力強さを感じる稲吉さんの墨手マグカップは、厚みがあり温かい珈琲をたっぷりと淹れていただけます。
持ち手も大きいので安心して手にすることのできる、毎日使いたくなるような作品。
小宮さんのまろやかな白と合わせることで、透明感がありながらもきりりと引き締まりのある食卓に。
夜のご褒美時間に珈琲とデザートを。
:能登朝奈さんの楕円小皿
:鈎一馬さんの白瓷唐草文マグカップ
:堀宏治さんのリムオーバルプレート
:山田憲栄さんのヒメフォーク
能登さんの楕円小皿に、季節の和菓子を。
ガラスながら優しいフォルムが特徴的な小皿は、小さめのトレイにも収まりの良いサイズ。
個性のある形が目を惹く堀さんのプレートは、木そのもの活かしたからこそ生まれる、自然な良さを感じられます。
最近作り始めたばかりだという鈎一馬さんの白瓷唐草文マグカップは、柄が主張し過ぎないよう釉薬とのバランスに気をつけながら作られているのだとか。
白濁した釉薬の中からうっすらと唐草の柄が垣間見える、控え目ながら上品な作品です。
:枯白さんのドリップスタンド
:二宮亮太さんのコーヒー大 掛け分
枯白さんのドリップスタンドに、二宮さんのコーヒーカップを。
二宮さんの掛け分けのカップは、くっきりととろみのある釉薬の質感が持ち心地の良い作品。
深みのある飴釉と内側の白とのバランスが絶妙で、淹れた珈琲がより一層おいしく感じられそうです。
枯白さんのドリップスタンドは木の台座部分に安定感があり、マグやピッチャー、どんなデザインのものでもしっかりと受け止めてくれる頼もしい存在。
シンプルで飽きの来ないデザインは、末永く愛用いただけます。
小林さんの茶筒に珈琲豆を。
:小林克久さんのオーバル茶筒
:山田憲栄さんのコーヒーメジャー
山田さんのコーヒーメジャーは銅と真鍮の組み合わせが新しく、少し長くなった持ち手の部分は握りやすく使い勝手の良いサイズ。
すっきりとしたオーバル型は手狭になりがちなキッチン周りに置いても場所を取らず、また内蓋がついているので中をしっかりと密閉し、豆の劣化を防いでくれます。
蓋を開けたときにふわっと香る豆の香りに癒されます。
コホロオリジナルで焙煎した復刻のコホロブレンドもお楽しみいただけます。
淀屋橋で開店当初に提供していた、ブラジルとエチオピアをブレンドした中深煎り珈琲。
香ばしい香りながらもすっきりと軽さのある飲み心地は甘いお菓子との相性が良い味わいです。
周年イベント限定での提供となりますので、この機会に是非ご堪能ください。
15人の作家さんの作品が一堂に集うからこそ生まれる、特別な組み合わせやそれぞれの出会いを楽しむことのできる、「おいしい珈琲道具店」。
秋の美味しい食べ物とともに、自分だけの珈琲時間を味わうための器や道具を是非この機会に探してみてください。
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10月14日(土)より、淀屋橋にて「おいしい珈琲道具店」を開催いたします。
淀屋橋は、10月で開店10周年を迎えます。
お店にコーヒーカウンターが併設しており、珈琲の香り漂う店内では、珈琲好きの方との器や道具の話が尽きません。
陶、木と鉄、木工、ガラスなど様々な作り手に、珈琲周りの器や道具をお願いしました。
今展では、初めてKOHOROでご紹介する作家さんにも参加いただいています。
また開店当初に販売していた、コホロオリジナルで焙煎したブレンドコーヒー、サンキュウあんぱんも復刻いたします。
コーヒーカウンターでは、10周年限定のスコーンなども提供予定です。
どうぞお楽しみに。
参加作家
稲吉善光 陶
大森健司 陶
大和田友香 陶
小倉夏樹 陶
枯白 木と鉄
小林克久 木工
小宮崇 ガラス
竹下努 陶
二井内覚 陶
二宮亮太 陶
能登朝奈 ガラス
フユウ 陶
堀宏治 木工
鈎一馬 陶
山田憲栄 金工
(50音順)
サンキュウあんぱん販売日
20(金)、27(金)
おいしい珈琲道具店
2023.10.14(土)-29(日)
※17(火)、24(火)は定休日
11:00-18:00
コホロ淀屋橋