8月30日(金)より二子玉川にて宮内太志さんの展示が始まりました。
二子玉川では今回がはじめての個展。
普段使いしやすい皿やカップ、暮らしの道具、愛嬌のある花器など様々な作品が並びました。
磁器の産地である愛媛県・砥部の工房で学び、2008年頃より松山市の里山で器作りを行う宮内さん。
ご自身で土をブレンドして作る器は、独特の風合いがあり、磁器の硬質感と陶器の温かさの両方が感じられます。
丈夫さと使いやすさを兼ね揃え、自然と毎日手に取ってしまうような宮内さんの器。
今展では「定番の仕事」に注目し、コホロでも長くご紹介している器や新たに暮らしの定番になるような作品をたくさん届けてくださいました。
▲7寸カレー皿 白 フチサビ
コホロのお客さまでも愛用されている方の多いふちサビシリーズ。
所々に土の風合いを感じる白は、載せる食材の色を美しく見せてくれます。
ふちのサビ部分がさりげなくアクセントになり、料理を引き立てながらもそれに負けない存在感。
どことなくヴィンテージのような雰囲気もあり、洋食から和食、デザートまでどんな食事もどっしりと受け止めてくれます。
▲22㎝リム皿 アメ フチサビ
▲楕円深皿 飴釉
色の濃淡が味わい深い飴釉の器は、カレーやハンバーグなど茶系の料理にも奥行きを持たせてくれます。
リム皿も楕円深皿もしっかり大きさはありますが、見た目よりも軽やかな手取りなのが嬉しいです。
▲口広碗
大きく開いた口とすっきりした形が印象的な碗。
手に取ったときの収まりがちょうど良く、丼や麺など様々な用途で活躍しそう。
▲めし碗
青みがかった白磁は涼やかな雰囲気を纏いながら、とろりと流れる釉薬など様々な表情を見せてくれます。
めし碗という名前ですが、煮物や果物を入れたり用途を限定しない懐の深さも頼もしいです。
宮内さんの作る道具は使いやすさはもちろん、かたちや佇まいが愛らしく、その場にあるだけで空間を温かく彩ってくれます。
▲急須/六角ゆのみ
手に馴染む持ち手や洗い物もしやすい広めの蓋、きりっとした注ぎ口など、日常での使いやすいさもよく考えられています。
▲水切鉢
水切の役割も併せ持ち、使うたびに楽しく気持ちに。
▲フタ物
どっしりとしたフォルムやつまみの部分、つややかな質感。
思わず手に触れてみたくなります。
▲花器(小)
料理を盛り付けたときの様子や、ほかの器や空間との調和を考えながら日々制作される宮内さん。
実際に器や道具を使ってみると、ふとしたところに思いやりを感じ、いつのまにか毎日欠かせない存在になっています。
穏やかにそっと暮らしに寄り添ってくれるような宮内さんの作品の数々、
ぜひこの機会に、新たな定番を見つけてみてください。
お店での会期は9月9日(月)まで。
9月1日19時よりオンラインショップでも作品のご紹介が始まりました。詳しくはこちら》
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8.30(金)より、二子玉川のお店では初めて宮内太志さんの作品展を開催します。
磁器の産地である愛媛県・砥部の工房で学び、2008年頃より松山市の里山で器づくりを行う宮内さん。
コホロでもオーバル皿やカレー皿など、長年紹介してきました。
日常使いに嬉しい丈夫さと使いやすさを兼ね備え、食器棚にあると頼もしい宮内さんの器。
お話を伺ったMさんのエピソードからもわかる通り、お客様やスタッフの間でも愛される存在です。
展示では「定番の仕事」に注目し、食卓に映える器からカップ、宮内さんならではの視点で考えらえた様々な作品を紹介します。
みなさんの家庭の定番の器になれば嬉しいです。
「定番の仕事」 宮内太志 展
2024.8.30(金)ー9.9(月)
11:00-19:00
KOHORO二子玉川