2019年 7月 5日 (金)から 15日(月)まで、コホロ淀屋橋にて須田二郎展を開催します。
乾燥させない生木を中心に、器やカトラリーを作る須田さん。
近くの雑木林の手入れで切られた木や、使われず捨てられてしまう木を使っています。
元々きこりだった須田さんは、山のこと、山で暮らす人のこと、手入れのされなくなった山の木を使うこと、山と共に仕事をしてきて繋がった様々なことに、どのように向き合うかを考え、今の器づくりに出合いました。
自然な木目や、乾燥させてできるたわみ、木の瑞々しさ、生命力というものが、器という形のなかに漲っているように感じます。
オイルで仕上げた作品は、使いながら育てていく面白さがあります。
使うことで、時間と共に変化していく姿。
作品の完成した姿をその年、その年の表情の中に日々発見するようです。
鉢や皿、調理道具やカトラリー、幅広く揃います。
同じもののない木の表情、自然と共に作られる形。
長く、育てていくものとの出合いを楽しんでいただきたいです。
初日5日と6日の2日間は須田さんが在廊され、ご希望の方には器の裏に須田さんのサインや、好きな文字を彫ってくださいます。
自分のものを選んだ記念にも。須田さんと木のお話をしながら、楽しくお選びいただきたいです。
須田二郎展
2019.7.5(金)-15(月)
作家在廊 5(金)・6(土)