1980年愛媛県生まれ。
砥部の工房で作陶を学び、2008年頃より松山市の里山で自作を開始。
小石、鉄粉、木片などが混ざる少し荒い土を好んで使用されています。
「おいしいだけではない料理の外の栄養、心豊かな食卓の一コマとなれば嬉しいです。」とお話されていました。
白、青、黒、黄、緑など色とりどりな器の印象が強い宮内さん。
今回もたくさんの種類をご用意くださり
花器用にとご自宅近くでとれた苔も持参されいけてくださいました。
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愛媛で作陶されている宮内太志さんの作品展の様子です。
年に2度、共同で焼かれる薪窯「もぐらの窯」による新作も届きました。
料理によくなじむ白や青、黄、緑、黒、色とりどりの器がたくさん並び
何を盛りつけようかと考えると、次から次に食べたいものが浮かびます。
スタッフひとりひとりが宮内さんの器を使って食べたいもの、盛り付けたいものを持ち寄りました。
新作のフラットプレートには色鮮やかな人参ラぺや紫キャベツのマリネ
アメ色の楕円皿にはサラダとサンドイッチを
深い青色の鉢には氷水に浮かべたそうめんを
緑の長方皿にはお稲荷さんをのせて食卓の中心に
縁錆のような施しがされた白のプレートにからあげを
賑やかな食卓のできあがりです。
料理が食卓に運ばれてきたとき、「美味しそう」をたくさん引き出してくれる宮内さんの器。
心豊かな食卓の一コマを演出してくれます。
宮内太志展
5.1(火)-14(月)コホロ淀屋橋