■KOHOROのまな板

昔から使われてきたシンプルな木のまな板が欲しくて、作った形です。
台所にしっかり置けて、切った食材を落とさないよう少し横長に作りました。

木でできたまな板は、魚など滑りやすいものも安定しやすく、自然の素材として長く使われています。



素材はホウの木です。
ホウの木は、臭みやアクがなく、水に強く水切れがいいため、料理人からも重宝されてきたといいます。
木が適度にやわらかく包丁との相性が良いので、心地よく刃が当たります。木に弾力があるので疲れにくいというお話も。


▲角にはKOHOROの焼き印が入っています。


■お手入れ
木のまな板のお手入れ、使うたびの小さなひと手間がよいお手入れになります。

使う前にはー
水にくぐらしてから、布巾で水気を拭いてお使いください。
表面を水に通すことで、食材の汁や余計な水分を吸収しにくくなります。
濡れたまま使うと、食材に水分が移るので、濡らしたあとは軽く水気を拭き取ります。
濡らした布巾で表面を拭いてから使っても大丈夫です。


使用中はー
1つの食材を切ったら、さっと水で流すことで野菜の水分などの吸収を防ぐことができます。普段何気なくやっていることが、お手入れに。


使った後はー
最初に水で汚れを洗い流します。お肉やお魚を切ったあとに最初にお湯をかけると成分が固まり汚れが落ちにくくなることがあるので、最初は必ず水で流すようにします。
食材によって洗剤を使う場合は、水で汚れを洗い流したあとにお使いください。その後はお湯で洗剤をしっかり洗い流します。
洗い終わったら、まな板立てなどに立て掛けてしっかり乾かしてください。



使っていくうちに付いていくキズや風合いの変化も、道具としての味わいがあります。長年使ってキズが大きくなり、表面が変化した場合は、表面削りを承ることができます。


小さい頃、祖母の家にあった大きな木のまな板。
トントンと野菜を切る音の心地よさと、使いこまれた姿が恰好良くて憧れていました。
自分で料理の道具を選ぶようになり、聞き馴染みのある台所の音を立てながら料理することを、なんとなく嬉しく感じます。
切る音や感触、長く大切にしていきたい暮らしの道具です。

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