梅雨本番になり家で過ごす時間の増える季節。
いつもより少し手の込んだ料理をしてみたり、雨の音を聞きながらゆっくりお茶を飲む時間、梅仕事や果実酒づくり、夏本番に向けた準備などこの時期ならではの楽しみもたくさんあります。

今回は雨の日でもお家の中で心地よく、楽しく過ごすためのアイテムをご紹介いたします。

 ≪ゆっくりお料理の時間に。≫
お家で食事をする機会が増える梅雨の時期。
気持ちよく使えてお料理の時間が楽しくなるような、新潟県の燕市で作られるステンレスの調理道具"conte"シリーズをご紹介します。

すくう部分は、丸みを帯びた三角型のレードル。
両辺の三角の角が鍋底の端との隙間をできにくくしてくれるため、
鍋の角のような届きにくい部分にもしっかりと入りこんでくれます。

鍋の中の料理が減った時には、鍋を傾ける必要がなく具材やスープを集めることができます。
曲線部分も鍋に沿ってくれるため、細かいものもさっとすくえます。
注ぎもしやすく、スタッフからは「一度使うと手放せない!
」という声も。

すくいやすく注ぎやすいレードル

 なすやかぼちゃ、とうもろこしなど夏野菜も出始めました。
揚げびたしやかき揚げなどの揚げものなど、捨てるには勿体ない量の油が余った時は「こします」のオイルポットに入れて、またお使いください。
大きさは大、小(700ml、300ml)の2種類。
小は揚げものをあまりしないという方やお弁当用などにちょっと残った油も気軽に入れておける便利なサイズです。

従来のオイルポットに比べてとてもシンプルなつくり。
蓋、アミ、取ってのつまみを合わせると片手で蓋を簡単に開けて注ぐことができます。
油がピタッと切れ、液だれしないので周りに油がついてしまう心配もありません。

それぞれのパーツがシンプルな設計のため、すっきりと綺麗に洗えるのも嬉しいポイント。
大きさも小ぶりで台所でも邪魔にならず、使わないときはしまっておいたり、出汁
を漉して冷蔵庫にそのまま入れて置いたりとオイルポット以外の用途としても使えます。
いつもはちょっと敬遠してしまいがちな揚げものも、こしますを使えば気持ちよく挑戦できそうです。

こします/オイルポット

梅仕事や仕込みものが増えるこの時期におすすめなのが「まかない」シリーズ。

通常縁をくるっと巻くことで強度を保つように作られるステンレスボウルですが、
conteのボウルは縁を巻かずに仕上げる技術を使って加工されています。
フチに粉や水が詰まったりせず、汁切れもよいので清潔に気持ちよく使えます。


平ザルと丸バットを重ねればお豆腐の水切りやお肉やお魚の解凍、揚げものの油切りにも使えるので食材の下ごしらえがはかどります。
バットはボウルと組み合わせると蓋にもなり、保存容器として使えます。

ザル、バット、ボウルは全て単品での販売なので、同じ大きさのボウル二個にザルのセットや、大きいボウルと小さいザルのセットなど、お話しを伺うと、使う方によって組み合わせもいろいろ。
つかってみてから必要に応じて買い足しできるのも嬉しいです。

まかないボウル平ザル丸バット


台所の時間が増えると出番が多くなるのがふきん。
手拭いよりも一回り小さい茶ふきんは吸水性のある綿素材で、お手拭きや台拭き、なにかと活躍してくれます。
岩手県の型染作家 小田中さんが作るオリジナルの茶ふきんは色々なモチーフがあり、愛嬌のある動物の表情やものの形にくすっと気持ちもほぐれるようです。

オリジナル茶ふきん

≪ほっと一息、お茶の時間。≫
雨の音を聞きながらゆっくりとお茶の時間を楽しみたいこの時期。
お気に入りのマグカップでいつもより丁寧に淹れた珈琲や紅茶をいただく時間はまた格別です。

どっしりとおおらかな器をつくる大分県で作陶されている松原竜馬さん。
普段作られているスリップウェアの器とは異なり、マグカップは味わい深い表情ですっきりとしています。


おおらかな刷毛目が動きのある表情を見せてくれる原田七重さんのマグカップ。
たっぷり入る大きさで映画や没頭する読書の時間にぴったりです。

読書の時間や映画鑑賞、家の中でのんびり過ごす時間のお供に。

更に美味しい珈琲やお茶を家で楽しみたいという方にご紹介したいのが鉄瓶。
鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかになり、白湯はほんのりと甘く、コーヒーや緑茶は角のない柔らかな味わいになります。
縁起物とされるナツメの実に似た姿から名付けられた山形の長文堂の「なつめ」は
ふっくらとした丸みのある形が愛らしい印象。

注ぎ口は手やすりで丁寧に仕上げているため、湯切れが良いのが特長です。
急須の茶葉にゆっくり当てる、珈琲をドリップする、湯量を調整しながら注ぐことができます。

鉄瓶の扱いは大変そう、と感じられる方も多いと思いますが、特に難しいお手入れはありません。
「沸いたら熱いうちにお湯を移し替えて、余熱で乾燥」
水を入れっぱなしにせず、余熱でしっかり乾かしていただければ大丈夫です。
経年変化やお手入れについてくわしくはこちら≫をご覧ください。

≪足元から爽やかに≫
湿気でじめじめする室内でも、汗をよく吸収し夏でもさらりとした履き心地の和紙の草履。
靴下のままでも履けるサンダルタイプと鼻緒の2種類の形からお選びください。
洗濯機で丸洗いできるので、汗をかきやすいこの時期にも嬉しいです。

履き始めは少し硬い和紙も毎日履いていると自分の足に馴染んで柔らかくなります。しっかりと厚みもあるのでお料理や掃除などの立ち仕事も足に負担がかかりにくく、足元が快適だと気持ちまで爽やかになりそうです。

和紙の草履

夏本番まであと少し。
ご紹介している作品はオンラインショップでもご覧いただけますので、ご来店が難しい雨の日でもお気軽にお買いものをお楽しみください。

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