淀屋橋では4月14日より、角田淳展を開催しております。
写真は初日の店内の様子。
大分県でご主人の松原さんと共に作陶される角田淳さん。
淀屋橋での個展は初めての開催となります。
初日には角田さんも在廊してくださいました。
たくさんのお客様がいらっしゃる中で、お一人おひとりにお声掛けをされ、長く使ってもらえるようにと、問いかけにも丁寧に応えてくださった角田さん。いつの間にか初めましてのお客様同士も、角田さんを通し皆で楽し気にお話をされている場面が数多く見られ、自然と明るく温かい気持ちに。
今回は人気の舟形皿からカップ&ソーサーにワインジャグ、花器としても使えるカトラリースタンド等、たくさんの種類を届けてくださいました。
本物のシルバーを使用されたという銀彩の器もたくさんご用意してくださいました。
時間とともに味わい深く変化する色彩をゆっくりと楽しめるのは、銀彩の器ならでは。
こちらは柔らかなクリーム色の釉薬が目に心地良い、新作のオーバル深皿。
例えば何をのせたら良いですか?とお客様からのご質問に、これからの季節には夏野菜の揚げ浸しや、豆腐サラダにみょうがを添えて盛ってもいいですね、と朗らかにお話しされていました。
和洋問わず使える角田さんの器は入れるものを選ばず、どんなお料理にも不思議と清廉さを伴わせてくれるようです。
長く作られている隅切り皿は、ついつい手に取ってしまうというお声も多く、買い足しに来られる方も多い作品。
サイズは大、中、小から。またクリームと灰釉のお色味からお選びいただけます。
そして少しの高台が上品さを際立たせる段付き浅鉢。
うっすらとした青磁色は、これからの初夏に向けて涼し気な気持ちにさせてくれます。
深さがしっかりあるのでたっぷりと量を盛り付けやすく、また口縁も広い為大きなれんげでスープもたっぷりとすくっていただけます。
こちらは個体差のある形に目を惹かれるサーバー。
持ち手の先をお皿の縁に引っかけて使うことができる優れものです。
すらりとした立ち姿が美しいゴブレットは、角田さんのご自宅のお庭で育ったというクヌギの木の釉薬を使用されているとか。
ワインはもちろんのこと、角田さんは珈琲を入れて飲まれるそう。
こちらは大きめの花器にもなるワインクーラー。
家族や友人たちと食卓を囲むときに華を添えてくれます。
こちらは灯具の部分まで白磁で覆われたランプシェード。
まるで違った空間を作り上げてくれる魅力的なランプは、細やかに連なった吊り型と壁付け型との二種類。
角田さんの作り出す作品の数々には、普段の何気ない日常の暮らしの中で、そっと空間を整えてくれるような、不思議な力を感じます。
完売の作品もございますが、まだまだたくさんご覧いただけます。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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4月14日(金)より淀屋橋にて角田淳展を開催いたします。
やわらかな風が吹き抜けるような大分の自然の中で作られた角田さん作品は、おおらかでたおやか。
暮らしの中から生まれるアイディアには、毎回驚きや胸のときめきを覚えます。
今回の展示会では、定番の作品から新作のオーバル深皿なども届けてくださる予定です。
何気ない日々に美しい時間が紛れ込むように流れる角田さんの作品をどうぞご覧ください。
角田淳展
2023.4.14(金)-24(月)
作家在廊:14(金)
コホロ淀屋橋