「三浦ナオコ展」2023.12.2(土)-11(月)

12月2日(土)よりKOHORO二子玉川では三浦ナオコ展を開催しています。
オンラインショップでも10(日)よりご紹介しています。
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二年ぶりの三浦さんの作品展。
定番の白磁をはじめ、掛け分け、灰釉、染付など幅広い作品が届きました。

 


岐阜県の多治見にて作陶される三浦さん。
初日は4年ぶりに在廊もしてくださいました。
新作のかいらぎ壺は、どっしりとした壺の表面を纏うみずみずしい釉薬が美しいです。
大きく口が広がった形は草花を生ける器としても。


こちらは黒呉須という落ち着きのある色味を使った染付の作品。
染付は白い器と合わせると涼やかな印象に、色の濃いお盆に載せるとぐっと渋さが増します。


掛け分けの作品は外側が黒、内側が白から始まり、外側が白で内側が黒、上と下など年々種類が豊富に。
艶やかで奥行きのある黒と柔らかな白、ところどころ覗く土の表情。
アンティークのような雰囲気も感じられる作品です。

 


最近気に入っているというもぐさ土を使った作品も多く届きました。
四角の板皿は型で成形したもの。ワイヤーを使い表面に凹凸をつけることで味のある素朴な風合いが生まれます。
壺のように轆轤で作る作品は、ぽってりとなめらかな質感になるそうです。
土や釉薬の調合は、少しバランスが変わると全く異なる表現になり、その奥深さを楽しまれているのがお話から伝わってきました。



型の器が定番の三浦さんですが、今回は轆轤の作品も多く並びました。
しなやかな曲線や絶妙なバランスの高台。
細部まで三浦さんの丁寧な手仕事が散りばめられています。

木のものやグラス、敷物など組み合わせる器や設えによって和にも洋にも活躍する三浦さんの作品。
クリスマスやお正月が控えるこれからの季節の食卓を彩ってくれそうです。

 


古いものを大切にしながら、豊富なアイデアで新しい挑戦をし続ける三浦さん。
今三浦さんが表現される作品の数々をぜひお手にとってご覧ください。
お店での会期は12月11日(月)まで。
会期中オンラインショップでのご紹介も予定しています。

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12.2(土)より三浦ナオコ展が始まります。

岐阜県多治見市で型物や轆轤を使って作陶される三浦さん。
古い白磁のもつ白色に惹かれて白の表現を続ける一方で、
掛け分けや染付、新作のかいらぎなど新たな作品にも取り組まれています。

伝統的な形や豊かな表情をみせる作品の数々が今回も届けてくださいます。
人の集う季節、日常はもちろん食卓を晴れやかに彩る作品をどうぞご覧ください。

三浦ナオコ展
2023.12.2(土)ー11(月)
作家在廊:2(土)
KOHORO二子玉川
11:00ー19:00