淀屋橋では1月6日より、「山田憲栄展」を開催しております。
写真は初日の店内の様子。
今展では調理道具をテーマに、日々の料理の時間がぐっと楽しくなるようなアイテムをお願いしました。
定番のカトラリーやお皿、ブローチなどに加え、アルミ鍋や真鍮のお玉、フライ返しなど、様々な作品が店内をきらきらと彩り、明るく美しい空間に。
以前から定評のあるアルミ素材のお玉に合わせて、新たに真鍮のお玉もお願いして作っていただきました。
真鍮ならではの少しの重みには安定感があり、また叩き跡から生まれる陰影によって、より趣深く存在感のある作品に。
同じく真鍮を贅沢に使用したフライ返しも。
叩きが施されたヘラ部分には弾力性があり、お肉やお魚の面を押し付けて焼くとしっかりと焼き目がついてくれます。
またテフロン加工のフライパンも傷つけずに使用することができるありがたみも。
(※金属ヘラ使用可のものに限り)
ステンレス素材よりも柔らかさのある真鍮はしなりが良く、程よい薄さで食材の下にすっと入ってくれる気持ち良さがあります。
細やかな鎚目模様がきらきらと耀き、食卓が自然と華やぐ新作のアルミ鍋。
直火は勿論、オーブンやトースターにも使用することができる優れものです。
熱伝導率の高いアルミ素材は焼き野菜や魚のソテー、焼き餃子などさっと焼きたい時に短時間でしっかりと調理することができます。
作った後はそのまま食卓に並べて楽しむことができるのも嬉しいところ。
深さがあるアルミ丸鍋には、湯豆腐をたっぷりと。
このお鍋を手に取った時、まずその軽さに何よりも驚きました。
しっかりとした大きさ、厚みがありながらも軽いので手に取りやすく、さっと洗える利便性の良さ。
またミトンや布超しでもつかみやすい持ち手の部分など、山田さんの丁寧な拘りのある仕事が様々なところに落とし込まれています。
こちらは小ぶりなサイズが可愛らしいアルミフライパン。
アルミと真鍮、二つの素材が組み合わされたフライパンは、それぞれで異なる経年変化を味わうことができ、使い、育つ姿が日々の楽しみの一つになります。
面にはなだらかに施された鎚目跡が。
手作業だからこその優し気な、山田さんならではの風合いが生まれています。
フライパンいっぱいにパンケーキを。
自然にまん丸な形に成形してくれる、見た目だけでなく料理も愛らしく仕上がる唯一無二のフライパンです。
卵にウィンナー、ちょっとした野菜を入れてそのままトースターで焼いて朝ごはんにも。
新たに年が明け、せわしなく過ぎ去ろうとするこの冬。
そんな毎日の中で今展示の為に山田さんから届いた作品たちは、ほっとするような安心感のあるスッカラやフォーク、そしてふわっと心を持ち上げてくれるような、美しく使い心地の良い道具たち。
永く愛されている作品を作り続けながらも、常に新しいことにチャレンジし、作品を生み出していく山田さん。
これからの生活に温かく寄り添ってくれるような、ちょっと嬉しくなる瞬間を、山田さんの新たな道具と出合い、体感していただきたいです。
会期は1月15日(月)まで。
本日からオンラインショップでもご紹介しております。
遠方でご来店の難しい方も、この機会にご覧ください。
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1月6日(土)より、京都府で制作されている山田憲栄さんの作品展が始まります。
今回は、お玉やフライ返しなど、調理道具をお願いしました。
また直火で使用できるアルミ鍋も、新作として届けてくださる予定です。
柔らかな光を纏い、きらきらと優しく煌めく作品は、新しい年の始まりに、皆様を温かくお迎えします。
一つひとつ異なる表情や手に取った時の心地よさ、至るところに散りばめられた山田さんの丁寧な手仕事をどうぞ楽しみください。
山田憲栄展
2024.1.6(土)ー15(月)
11:00-18:00
コホロ淀屋橋