淀屋橋にて12月12日(日)まで、松原竜馬 角田淳 台所から広がる暮らしの道具展 を開催しています。
大分県で作陶されているご夫婦での2人展です。今回の企画展は「暮らしの道具」がテーマ。
台所の景色にうっとりしそうな、台所に立つのが毎日わくわく楽しくなりそうな、お2人の暮らしの中から生まれた作品が盛りだくさんで店内に並びました。
まずは、松原さんから届いた道具のご紹介から。
こちらは耐熱鍋。
以前から松原さんのスリップの鍋があったらいいなと思っていたところ…なんと形にしてくださいました。鍋は今回初めて作られたそうです。ころんとした愛らしい形と手跡が薄ら残る取っ手、あたたかさを感じる色使い。
こんな風に台所に、松原さんのカトラリースタンドにお気に入りのカトラリーを入れて、角田さんのフタモノには調味料なんかを、耐熱鍋は毎日の味噌汁作りの相棒としてすぐ手に取れる場所に置いて…
想像するだけで楽しい!!気持ちにさせてくれます。
角田さんは小さな鍋に鶏皮と野菜のはしっこを入れ、薪ストーブにのせて調理されているそう。この耐熱鍋でじっくりと煮込んだスープは美味しさが倍増しそうです。他にない形と色使いに一目ぼれされるお客様が多くいらっしゃいました。
この他にスリップウェアが施されたバターケースやカトラリースタンド、
耐熱ピッチャーや擂鉢などもご覧いただけます。
続いて角田さんの台所道具。
アンティークを思わせるような洗練されたカトラリースタンド。今回の企画展のお話からこちらの作品を形にしてくださいました。滑らかな曲線、縁の装飾など角田さんのセンスが作品からも表れています。
両手で抱えないと持てないとっても大きな大つぼ。味噌や梅干し、漬物などを仕込む時に活躍してくれそう。蓋がフラットなので、上にものを載せることができるのも嬉しいです。角田さんの暮らしの中から生まれた使いやすさのアイディアがたくさん詰まっています。
台所道具に加えて、お2人の定番の作品も届いています。
松原さんからは粉引きや黄釉、新作の三彩スリップなども届きました。
2種類以上の釉薬を使用した三彩スリップは色鮮やか。
模様は気にせずどんと料理を載せれば、少し地味な料理でもぱっと食卓を明るくしてくれます。
この他にもスリップウェアの作品がたくさん届いています。
今回作っていただいた、全体に広がるスリップウェアのスリップ長方鉢にチョコレートを。クリスマスの季節にもぴったりです。スリップウェアの作品はふたつとない作品のため、店頭ではじっくり見比べながら選んでいる方がたくさんいらっしゃるので、1点1点じっくりと見て選んでいただけるようにオンラインショップでもご紹介中です。
角田さんからは、輪花皿や朝顔鉢、すみ切皿なども届いています。
こちらは段付き浅鉢。
角田さんの住んでいる地域はクヌギの木がたくさんあるそう。クヌギの木を使用した釉薬は、自然のあたたかさを感じます。
台所から広がる景色を自分の気に入ったものに整えると台所に立つのが億劫な日もよし！と気合が入りそう。毎日立つ場所だからこそ気分を上げてくれる、使いやすい台所道具を使いたい。
会期は12月12日(日)まで!
おまけ…
寒さが一段と増してきたので、先日松原さんの耐熱鉢で1人すき焼きをしました。
この耐熱鉢は直火も使用可能なので、お鍋のようにも使えます。いつもは深さのある鍋を使うのですが、すき焼きはぐちゃっと見えてしまうのが見た目が悪くなってしまってなんだかなーと思いながらも食べてしまえば一緒だし…と思って使っていました。松原さんの耐熱鉢はフラットで深さが絶妙。美しく盛ろうと思わなくても、具材１つひとつが際立ってきれいに盛れました‼
ちょっとだけ料理が上手になったような気分を味えたのも嬉しかったです。
ケーキなどの焼き菓子も焼けて、取り出さずにそのまま食卓に出せるのも面倒くさがりな私にとっては最高です。
松原さんと角田さんのインスタグラムには作品と一緒にいつも美味しそうな料理写真も掲載されています。
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12月3日(金)より淀屋橋にて松原竜馬 角田淳展を開催いたします。
大分で作陶する松原さん、角田さんご夫婦の二人展。
今展は「暮らしの道具」がテーマです。
竜馬さんは土鍋やバターケース、淳さんはカトラリースタンドや壷など…おふたりの暮らしから生まれた道具が並びます。
台所道具の他にお2人の定番の作品もたくさん届いています。
毎日の暮らしに寄り添う作品をどうぞご覧ください。
松原竜馬 角田淳展
台所から広がる暮らしの道具展
2021.12.3(金)-12日(日)
7(火)は定休日のためお休みです。
コホロ淀屋橋
