麦わら帽子受注会 2023

春日部の帽子職人、横川正三さんが作る麦わら帽子。
先日行われた二子玉川での受注会に続き、
今週13日(土)、14日(木)には淀屋橋にて開催します。

50年以上麦わら帽子を作り続けられている横川さん。
今回は展示の前に工房を見せていただきました。

横川さんが使う麦は、4㎜の細麦と3㎜の極細麦。
4㎜の細麦は、一般的な麦わら帽子に使われる麦よりも細く、印象が上品で男女を問わず幅広い年代の方に愛用されています。
3㎜は更に細い極細麦。柔らかく、しなやかな仕上がりに驚かれる方も。

▲4mmの細麦(左)と、3㎜の極細麦(右上)


写真は横川さんの作業の様子。
ミシンで1つ1つ、頭のてっぺんからぐるぐると回しながら縫っていきます。
プレスして形を作るものとは違い、縫い進めながら微妙なサイズの違い、傾斜の違いを作っていくことができるので、ご自身の頭のサイズに合わせることができます。
型にはめる事なく手先だけで細い麦を均等に縫い上げていくその高い技術に、思わず見とれてしまいました。



横川さんの帽子はミシンで縫っていくことで、ストロー状の麦がつぶれることなくふっくらと美しい仕上がりに。
プレスされないことで、本来の麦そのものの色やの良さやがそのまま残ります。

年を重ねた帽子は、きれいな表情のまま麦の色が良い風合いに変わっていくので、より一層の愛着がわいてきます。
1年前、2年前に注文した帽子を愛用し、新しい形を選びに来る方も。
形によって雰囲気ががらっと変わるので、服装によって変える楽しみもあります。

受注会ではお客様の頭のサイズ、身長、肩幅など骨格を見て
横川さんがツバの長さ、トップの形をおすすめしてくれるので、
始めに思っていたかたちとは違うものを選ばれる方も。
自分に似合う帽子に出合える機会、じっくりと納得のいくまで吟味してみてください。

受注表には細かくお客様と決められた帽子のスケッチ。
リボンの色や形も相談しながら全体のバランスを整えていきます。



「最低でも10年は被れますよ!」と横川さん。
扱い次第では30年お使いいただけることもあるそう。
ぜひ大事に育っていく姿をお楽しみください。

春から秋口まで長くお使いいただける横川さんの麦わら帽子をぜひお手に取ってご覧ください。

2023年5月13日(土)・14日(日)
12:00-18:00
コホロ淀屋橋

また今年もオンラインショップでのご注文も承ります。
詳細についてはまた改めてお知らせいたします。

 
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埼玉県春日部の帽子職人、横川正三さんが作る麦わら帽子。
今年は二子玉川店に加え、久しぶりに淀屋橋のお店でも受注会を開催します。
極細の麦を使用しひとつひとつ手作業で作られる横川さんの帽子。
お好きなデザインからお選びいただき、ご自身の頭の形にぴったりと合った麦わら帽子をお作り頂けます。
5月6日(土)・7日(日)二子玉川、13日(土)・14日(日)淀屋橋の四日間、横川さんも在店いたします。
自分だけの麦わら帽子を作りにぜひいらしてください。

 

麦わら帽子受注会 
KOHORO二子玉川
5月6日(土)・7日(日) 

KOHORO淀屋橋
5月13日(土)・14日(日) 

12:00-18:00 

時間は15分入替制でのご案内となります。


問い合わせ先:
KOHORO二子玉川
03-5717-9401

KOHORO淀屋橋
06-6210-1602

混雑の場合お待ち頂く場合がございますことをご了承ください。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。

以前ご注文頂いた帽子の汗止め交換などのメンテナンスも承ります。
詳しくは店までお問い合わせください。

また今年もオンラインショップからのご注文も承ります。
詳細についてはまた追ってご案内いたします。
お店に来るのが難しいという方もぜひお楽しみください。