「山野邊孝 能登朝奈展」2021.10. 22 (金)- 31(日)

31日(日)まで二子玉川のお店では、山野邊孝 能登朝奈展を開催しています。
福島県のいわき市で制作される山野邊さんと能登さんご夫婦。
陶器とガラスそれぞれ異なる素材を用いられています。
初日はお二人の作品の柔らかな表情が重なり合い、包み込まれるような空気がお店に広がりました。

 白泥や、土灰、植物の灰を釉薬に使い、貫入が美しく入った表情、火による景色が豊かに広がる山野邊さんの陶器の作品。
自然のなかから生まれる色は柔らかくどこまでも穏やかです。
薪窯による焼成や窯の中の酸素量を調整することで表情や色合いにも変化が生まれ、ひとつとして同じもののない作品に仕上がります。

しっかりとした高台は、山野邊さんの作品の特徴のひとつ。
凛とした立ち姿が美しく、食材をくっきりとみせてくれます。
大きな台皿は、ホールのケーキ、くだもの、特別な日のお料理にも。
存在感があり、台所や食卓でひとつの景色になってくれそうです。


高台のある器は、「何を盛り付ければよいのですか?」とよくお客様からもご質問いただきますが、気負うことなく普段の料理を盛り付けてみると、合わせて並べた器との間にコントラストが生まれ素敵にみえるので、ぜひ試していただきたいです。
高さの低いものは、あまり使ったことが無いという方でもとりいれやすいかと思います。

新しく今回届いた切立皿。
僅かな立ち上がりがあることで、サラダや副菜からメインのおかずまで幅広く受け止めてくれます。
スタッフやお客様からも山野邊さんの器が食卓の定番ですというお話を耳にします。どんな食材でも受け止めてくれるおおらかさや安心感があり、自然と手が伸びてしまう器なのです。

植物の色合いを引き立てる山野邊さんの花器。
四季の草花を美しく彩ります。
一点一点異なるかたちの壺は、ぽってりと丸みがあり、表面の質感や釉薬の色味など、違いもお楽しみいただきたいです。

高さのある瓶子は、枝ものや長さのある花などが良く映えます。
どっしりとした存在感、釉薬が全体に広がり、表情となっています。

 パート・ド・ヴェールという技法で作られる能登さんの硝子の作品。
一つひとつ異なる石膏型にガラスを流し入れ、器のように焼成してつくられています。
儚さがありながら、静かな力強さや存在感が作品から感じられます。

 最近能登さんが取り組まれているという蓮弁皿。
焼きものによく使われるかたちを用いて、表現されたそうです。
大きさは3サイズあるので、食卓やお部屋のなかでアクセサリーやポプリなどを置いたりと自由な使い方をお楽しみください。

現在お店でご覧いただける能登さんの作品は、蓮弁皿のみとなりましたが、初日に並びました作品をご紹介させて頂きます。

△碗

△リキュールグラス 

△かたまり四角皿

作品展は、10/31(日)まで開催しております。
会期中オンラインショップでの掲載も予定しておりますので、ご来店いただけないお客様にも作品をご覧頂けますと嬉しいです。
また11月の中旬ごろから、山野邊さんから作品が届く予定です。
白泥や灰釉の作品などまたご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに。

山野邊孝 能登朝奈展
2021.10. 22 (金)- 31(日)
KOHORO二子玉川

 

10月22日より二子玉川では山野邊孝 能登朝奈展を開催いたします。
陶器の山野邊さん、ガラスの能登さんご夫婦の作品展です。

山野邊さんはおおらかに轆轤で形を作り白や植物の灰を使った柔らかな発色で作品を仕上げます。昔ながらの高台のしっかりとした器を作ることを心がけているそうで、食卓が整うような使い心地です。

パートドヴェールという技法でガラスを作るの能登さんはグラスやプレートなどの食器のほかにオブジェやアクセサリーなども手がけます。型にガラスを入れて溶かすのでひとつひとつのデザインや色使いに表れる彼女らしさに魅せられます。

 

今回事情により、当初予定しておりました山野邊さん、能登さんの初日の在廊が中止となりました。
また会期中にご覧頂ける山野邊さんの作品は、大皿や小さい器、一点物が中心となります。
会期終了後に追って作品が届く予定です。
能登さんの作品の追加予定はございませんのでご了承ください。

山野邊さんの作品の入荷状況やオンラインショップの掲載など、都度HPにてお知らせいたしますのでご確認いただけると幸いです。
入荷作品の詳細につきましてはお店までお問い合わせください。

 

 今回は2年ぶりとなる山野邊さんと能登さんの企画展、ぜひ皆さまのご来店をお待ちしております。

 

山野邊孝 能登朝奈展
2021.10. 22 (金)- 31(日)
KOHORO二子玉川