福岡の八女で茶器をつくる橋爪さん。
「八女茶を広めたい」という気持ちからお茶にまつわる器や道具を制作され、今展にも様々な作品を用意してくださいました。
会期中は橋爪さんの茶器に合わせて、くま園さんの八女茶も販売しております。
普段私たちの暮らしになじみのある煎茶。
道具や淹れ方をちょっと工夫するだけで味わいも変わり、さらに楽しいお茶の時間が過ごせます。
そのままいただくのももちろんですが、濃厚な旨味を持つ八女茶は美味しいお菓子のお供にぴったり。
今回は橋爪さんの茶道具と共に使い方もご紹介します。
「普段は大きい急須でたっぷり」という方や「茶器の選び方をしりたい」という方にも、ぜひお試しいただきたいです。
≪お茶を楽しむ橋爪さんの道具≫
【急須】
お茶の種類によってさまざまなかたちや大きさのある急須。
ルールに縛られず楽しく淹れられるのが一番ですが、低めのものは煎茶や玉露、高さがあるものは紅茶やほうじ茶などに向いていると言われています。
持ち手の位置も日本茶になじみのある「横手急須」や後ろにつけられた「後ろ手急須」など様々。
橋爪さんの急須は橋爪香代展、2/13(月)までKOHORO二子玉川で開催しています。
福岡の八女で茶器をつくる橋爪さん。
「八女茶を広めたい」という気持ちからお茶にまつわる器や道具を制作され、今展にも様々な作品を用意してくださいました。
私たちの暮らしになじみのある煎茶。
道具や淹れ方をちょっと工夫するだけで味わいも変わり、さらに楽しいお茶の時間が過ごせます。
そのままいただくのももちろんですが、濃厚な旨味を持つ八女茶は美味しいお菓子のお供にぴったり。
今回は橋爪さんの茶道具と共に使い方もご紹介します。
「普段は大きい急須でたっぷり」という方や「茶器の選び方をしりたい」という方にも、ぜひお試しいただきたいです。
≪お茶を楽しむ橋爪さんの道具≫
【急須】
さまざまなかたちや大きさのある急須。
ルールに縛られず楽しく淹れられるのが一番ですが、低めのものは煎茶や玉露、高さがあるものは紅茶やほうじ茶などに向いていると言われています。
持ち手の位置も日本茶になじみのある「横手急須」や後ろにつけられた「後ろ手急須」など様々。
150~250㎖のものが中心に容量も色々なものを用意してくださいました。
【片口】
沸騰したお湯を冷ます湯冷ましとして使ったり、複数人分にお茶を淹れる時に味が均一になる様に一度移してから注ぐ時に使います。このひと手間でぐっと美味しいお茶に。
【土瓶】
湯を沸かす道具。保温性が高く冷めにくいため二煎目、三煎目を淹れる時にもすぐお湯を注げます。
【茶杯】
お茶を飲むために使う容器。湯呑よりやや小ぶりですが、濃厚なお茶を楽しむのによいサイズです。
土もの、磁器でも味わいに変化が生まれます。
お茶の種類によって異なりますが、お茶を淹れるときのポイントは4つ。
・茶葉の量
・お湯の量
・お湯の温度
・時間
それぞれのお茶におすすめの淹れ方が書いてありますので、そちらをご覧ください。
≪煎茶の基本的な淹れ方≫
①お湯を沸かし、人数分の茶葉を急須に淹れます。
②お湯が沸騰したらお湯を片口に移し、少し冷まします。
③片口から急須にお湯を注ぎ、一定時間待ちます。
④時間になったら片口にすべて注ぎ切り、そこから茶杯へと順番に注いでいきます。
蓋を開けて急須の中に湯気がこもらないようにしておくと二煎目、三煎目も美味しく淹れられます。
お湯の温度を低温から徐々に高くすることで、最初は濃厚な旨味からすっきりとした味わいへと変化も楽しむことが出来ます。
≪茶器を選ぶときのポイントをくま園園主の中谷一美さんに教えていただきました。≫
Q:お茶によって急須は変えた方がよいですか?
A「:よく洗えば併用もできますが、香りが付くので出来れば変えた方が好ましいです。使っていくと膜のようなものもついてそのお茶にあうようになっていきます。」
Q:かたちや大きさはどんな風にえらべばよいですか?
A;「横手と後ろ手、容量などはその人の使いやすい方法で選んでよいですが、煎茶道では元々中国から来た文化ということもあり後ろ手のものが良く使われます。」
「日本茶で親しみのある横手は小回りが利くので、茶杯に分けて入れる時などに使いやすく初心者の方にもおすすめです。」
容量は湯量に対して×何杯分淹れたいかで選ぶと良さそうです。
作品展の初日と二日目にはくま園の中谷さんがお客様に呈茶を行ってくださいました。
立春にちなんだ桃のお白湯からはじまり、一煎目のとろりとした水出しを味わった後、二煎目は少し低めの温度で淹れてお菓子と共に。
濃厚な味わいの「さえみどり」にはチョコレートのマカロンを。
最後に熱めのお湯でしっかりと淹れた三煎目は口の中がさっぱりとさせてくれました。
ふわりと花のような香りのする紅茶「べにふうき」はドライフルーツやナッツの入った白羊羹と共に。
橋爪さんの新作の焙烙(ほうろく)を使ったほうじ茶炒ってくださり、出来立てのほうじ茶も淹れて下さいました。
焙じている間、良い香りに包まれます。
お客様も中谷さんのお茶を楽しんでくださり、ゆっくりとした時間が流れました。
中谷さんの教えて下さったお菓子と合わせたお茶の組み合わせは、お家でもすぐに真似して楽しむことが出来そうです。
会期中橋爪さんのつくる様々な急須や茶道具をそろえております。
容量や使い心地などもお試しいただけますのでお気軽にご相談ください。
くま茶園さんのお茶もご紹介しておりますので、あわせてお試しください。
橋爪香代展
2023.2.4(土)-13(月)
11:00-19:00
KOHORO二子玉川
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2/4(土)からKOHORO二子玉川では橋爪香代展が始まります。
福岡のお茶の産地である八女で地元の土を使い、茶器を中心に作品づくりをされる橋爪さん。
お茶を深く学ばれ、作品をつくる傍ら八女茶の普及にも取り組まれています。
今回は土瓶や急須、茶杯以外にも「ボウフラ」と呼ばれる湯を沸かす道具や、茶葉を焙煎するための茶器「焙烙(ほうろく)」なども届けて下さいます。
会期中の八女茶の販売に加え、2/4・5は生産農家の八女茶くま園 園主の中谷一美さんによる呈茶を行います。
玉露や煎茶などで親しまれることが多い八女茶ですが、今回は橋爪さんの焙烙を使ったほうじ茶もご用意してくださいます。
お茶の種類や淹れ方などもご相談しながらご自身に合う器をお選びください。
作品展に先立ち、ホームページでは橋爪さんのご紹介もしています。
「橋爪香代さん 八女と茶器」はこちら≫
橋爪香代展
2023.2.4(土)-13(月)
在廊日:4(土)・5(日)
11:00-19:00
KOHORO二子玉川