淀屋橋の夏恒例となりました角田依子展は、15日(月)まで開催しています。
お客様からも暑くなってくると「そろそろ始まりますね。」「毎年夏は1年前から予定を入れています。」など毎年楽しみにしてくださっていることを感じとても嬉しいです。
今年も初日と2日目の2日間、角田さんが在廊してくださいました。
初日2日目は、滋賀を中心に活動されているmûreさんによる「ガラスと楽しむ小さなお花屋さん」が開かれました。
今年もいきいきとした素敵な季節の草花がたくさんで、mûreさんのお庭で育てられたダリアやレモンバーベナなども。
店内はふんわりと香る色とりどりの草花、角田さんの作りだすやわらかな空間、そこにあたたかなお2人が揃う何とも心地良い空間になりました。
毎年お会いできるお客様の顔ぶれや昨年角田さんの作品に出合って今年もまた来てくださる方など、年々そのようなお客様が増えていることを感じることもまた喜びでした。
角田さんのフラワーベースにあわせてmûreさんが提案して出来上がっていくブーケたち。一つひとつの草花ももちろん素敵ですが、mûreさんが作るブーケは華やかさもありますが自然な姿がとても魅力的です。
お話しを楽しみながら、ブーケを手に抱かれたみなさまの笑顔で溢れていました。
今展では、花器にも使えるゴブレットをとお願いすると素敵な作品を届けてくださいました。完成品を拝見した時の胸の高鳴りは忘れられません。
今回新作として仲間入りしたknotシリーズからゴブレットを制作してくださいました。
リクエストした時にイメージはすぐに浮かんだそうですが、それを形にするまで慣れていない手法で試作もたくさん重ねたと話されていました。
knotとは節という意味。
紙輪と呼ばれる新聞紙を厚くしたものに水をひたひたにしたものをあてて、ガラスに厚みを加えていきます。
ガラスの厚みと温度に変化を加えることで膨らました時に差が生まれ、節のような模様ができます。
ほんのりと浮かび上がるラインがさりがなくともあることで美しいバランスを生み出しているように感じます。
ステム部分の膨らみやプレートのやわらかくカーブした曲線と縁に加えた厚みなど、細部までセンスが光ります。細部の細部まで眺めては見惚れていました。
角田さんには毎年想像を超えた作品に出合わていただきます。
mûreさんからいただいたレモンバーベナでアイスハーブティを。爽やかなレモンのような香りに癒されながら、飲み物を入れた景色も楽しみました。
knotシリーズから冷製パスタやスープを入れる器を作りたいと誕生したknot soup plate。
サイドから見ると節のようにさりげなく模様が入っています。
料理を盛った時のリムとのバランスや滑らかに立ち上がった曲線など、美しいの一言。
涼やかに、季節の桃でコンポートゼリーを。
何てことない料理も角田さんの器に載せれば、特別な時間にしてくれそうです。
やさしい空間を作ってくれるランプシェードは、新作のknotoから定番まで種類もたくさんございます。色違いで複数並べて使っても。
完売した作品もございますが、この他にも蓋物やフラワーベースなどまだまだご覧いただけます。
新作のMIZU2にmûreさんが活けてくださったお花などもご覧いただけますので、そちらもあわせてお楽しみください。
カフェでは、毎年ご好評いただいております角田さんの器にかき氷を入れてご提供しています。暑い季節に甘くて冷たいかき氷と角田さんの作りだすやわらかな空間で涼みにいらしてください。
会期は8月15日(月)まで。
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大阪で制作されている角田依子さん、毎年夏の開催が恒例となりました。
今回は花器としても使えるゴブレットをお願いすると、素敵な作品を用意してくださいました。
その他冷製スープやパスタなどの涼やかな料理を楽しめる新作のplateや定番の作品などもご紹介いたします。
初日6(土)、7日(日)の2日間はフローリストmure(ミュール)さんによる小さなお花屋さんも開店いたします。
角田さんの作り出すやわらかなやさしい空間を季節のお花とご一緒にお楽しみください。
会期中、カフェでは角田さんの器にかき氷を入れて提供いたします。
そちらもお楽しみに。
角田依子展
2022.8.6(土)- 15(月)
9日(火)は定休日のためお休みです。
コホロ淀屋橋