淀屋橋 作品展

「角田依子展」2023.8.5(土)ー14(月)
角田さんの作品展が始まると夏の訪れを感じます。今年は、ヨーグルトやサラダなどを入れるボウルや暑い夏にアイスコーヒーなど涼やかな時間を過ごすのに使いたい飾り取っ手の付いたマグカップをリクエストしました。その他にも定番の作品もご紹介いたします。また5(土)6(日)の2日間は、滋賀で活動されているmûre さんによる「ガラスと楽しむ小さなお花屋さん」を開店いたします。毎年心穏やかにしていただける素敵な草花たち。今年はどんな出合いを届けてくださるのか楽しみです。さらには、会期中併設のカフェでは角田さんの器にかき氷を入れてご提供いたします。透き通るようにやわらかい空間を作り出す角田さんの作品。そこに生き生きとした姿で香る草花、ひんやり甘いデザート、心地よい空間をどうぞお楽しみください。角田依子展2023.8.5(土)ー14(月)作家在廊:5(土)6(日)11:00-18:00会期中の定休日:8(火)「ガラスと楽しむ小さなお花屋さん」5(土)6(日)11時ーお花はなくなり次第終了
「角田依子展」2023.8.5(土)ー14(月)
角田さんの作品展が始まると夏の訪れを感じます。今年は、ヨーグルトやサラダなどを入れるボウルや暑い夏にアイスコーヒーなど涼やかな時間を過ごすのに使いたい飾り取っ手の付いたマグカップをリクエストしました。その他にも定番の作品もご紹介いたします。また5(土)6(日)の2日間は、滋賀で活動されているmûre さんによる「ガラスと楽しむ小さなお花屋さん」を開店いたします。毎年心穏やかにしていただける素敵な草花たち。今年はどんな出合いを届けてくださるのか楽しみです。さらには、会期中併設のカフェでは角田さんの器にかき氷を入れてご提供いたします。透き通るようにやわらかい空間を作り出す角田さんの作品。そこに生き生きとした姿で香る草花、ひんやり甘いデザート、心地よい空間をどうぞお楽しみください。角田依子展2023.8.5(土)ー14(月)作家在廊:5(土)6(日)11:00-18:00会期中の定休日:8(火)「ガラスと楽しむ小さなお花屋さん」5(土)6(日)11時ーお花はなくなり次第終了

「小林耶摩人展」2023.7.22(土)ー31(月)
7月22日より、淀屋橋では初の開催となる小林耶摩人展を開催しております。今回は定番の作品を中心にたくさんの種類を届けてくださいました。写真は初日の店内の様子。茨城県笠間市で制作されている小林耶摩人さん。古い骨董がお好きだという小林さんは、骨董の持つ渋みや雰囲気を表すために、鉄分の多い笠間の土を使用し表現されているのだそう。まるで何年も使い込まれたような趣ある空気を残しながらも、その佇まいは静かで洗練された美しさです。色味は主に灰釉、黒釉、粉引の三種類を使い分けられています。深みのある緑とグレーがかった淡い茶色の色調が美しい灰釉は、釉薬がゆるやかに流れ落ちていく情景が目に浮かぶようです。底に溜まった釉薬はそれぞれで異なる濃淡を纏い、また控えめながらもキラキラと繊細な輝きを放ちます。こちらは黒釉。焼き目のつき方で様々な表情を見せてくれる豊かな作品が揃います。どんなお料理も美味しさを自然と惹き立ててくれそうです。光の反射具合で変化する美しさを味わえるのも黒釉ならでは。野菜の煮物をたっぷり盛り付けたり、夏本番には素麺や冷麺にも。優し気な白とすっきりとしたシルエットとの対比が美しい粉引。小林さんの粉引は還元焼成という方法で焼かれており、やや緑がかった鉄粉が器全体に点々と入っています。今回は焼成の過程で何点かややピンクがかった粉引も生まれたのだとか。窯の中で酸化気味に焼かれた部分があったため色味に変化が出たのだそう。同じ土、同じ釉薬を使っていても、ここまでの違いが生まれるのだと驚かされました。ひとつずつ見比べ、自分だけの一点を選ぶ楽しさも一段と感じられます。また端正な形と持ち心地の良さでつい手に取りたくなるそばちょこも届けてくださっています。食卓に並べるときりりした統一感が生まれ、均一に並び揃う姿は自然と背筋が伸びるようです。どの作品も表面をやすりで仕上げられており、触れると少しざらりとした質感に。また高台の部分などは手作業で丁寧に削られているのだそう。細かな作業を積み上げていくことで、土の力強さと美しさを兼ね備えながらも、自然な品の良さを持つ作品になっているのだと感じられます。小林さんの生み出す、ゆったりとおおらかな雰囲気を持ちながら、それぞれに浮かぶ異なる焼き目に個性が光る作品の数々。是非お手に取ってじっくりとその風合いをお楽しみください。会期は31日まで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー淀屋橋にて7月22日(土)より、茨城県笠間市にて作陶されている小林耶摩人さんの作品展が始まります。初めてとなる淀屋橋での個展今回は、黒釉や粉引など定番の作品を届けてくださいます。伝統的な古い作品を纏うような空気と佇まいを大切にしながら、現代の食卓に自然と寄り添い、日常へと溶け込んでいく小林さんの器。使うことでより輝きを増す景色を、どうぞお楽しみください。小林耶摩人展2023.7.22(土)-31(月)定休日:25(火)、26(水)11:00-18:00コホロ淀屋橋
「小林耶摩人展」2023.7.22(土)ー31(月)
7月22日より、淀屋橋では初の開催となる小林耶摩人展を開催しております。今回は定番の作品を中心にたくさんの種類を届けてくださいました。写真は初日の店内の様子。茨城県笠間市で制作されている小林耶摩人さん。古い骨董がお好きだという小林さんは、骨董の持つ渋みや雰囲気を表すために、鉄分の多い笠間の土を使用し表現されているのだそう。まるで何年も使い込まれたような趣ある空気を残しながらも、その佇まいは静かで洗練された美しさです。色味は主に灰釉、黒釉、粉引の三種類を使い分けられています。深みのある緑とグレーがかった淡い茶色の色調が美しい灰釉は、釉薬がゆるやかに流れ落ちていく情景が目に浮かぶようです。底に溜まった釉薬はそれぞれで異なる濃淡を纏い、また控えめながらもキラキラと繊細な輝きを放ちます。こちらは黒釉。焼き目のつき方で様々な表情を見せてくれる豊かな作品が揃います。どんなお料理も美味しさを自然と惹き立ててくれそうです。光の反射具合で変化する美しさを味わえるのも黒釉ならでは。野菜の煮物をたっぷり盛り付けたり、夏本番には素麺や冷麺にも。優し気な白とすっきりとしたシルエットとの対比が美しい粉引。小林さんの粉引は還元焼成という方法で焼かれており、やや緑がかった鉄粉が器全体に点々と入っています。今回は焼成の過程で何点かややピンクがかった粉引も生まれたのだとか。窯の中で酸化気味に焼かれた部分があったため色味に変化が出たのだそう。同じ土、同じ釉薬を使っていても、ここまでの違いが生まれるのだと驚かされました。ひとつずつ見比べ、自分だけの一点を選ぶ楽しさも一段と感じられます。また端正な形と持ち心地の良さでつい手に取りたくなるそばちょこも届けてくださっています。食卓に並べるときりりした統一感が生まれ、均一に並び揃う姿は自然と背筋が伸びるようです。どの作品も表面をやすりで仕上げられており、触れると少しざらりとした質感に。また高台の部分などは手作業で丁寧に削られているのだそう。細かな作業を積み上げていくことで、土の力強さと美しさを兼ね備えながらも、自然な品の良さを持つ作品になっているのだと感じられます。小林さんの生み出す、ゆったりとおおらかな雰囲気を持ちながら、それぞれに浮かぶ異なる焼き目に個性が光る作品の数々。是非お手に取ってじっくりとその風合いをお楽しみください。会期は31日まで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー淀屋橋にて7月22日(土)より、茨城県笠間市にて作陶されている小林耶摩人さんの作品展が始まります。初めてとなる淀屋橋での個展今回は、黒釉や粉引など定番の作品を届けてくださいます。伝統的な古い作品を纏うような空気と佇まいを大切にしながら、現代の食卓に自然と寄り添い、日常へと溶け込んでいく小林さんの器。使うことでより輝きを増す景色を、どうぞお楽しみください。小林耶摩人展2023.7.22(土)-31(月)定休日:25(火)、26(水)11:00-18:00コホロ淀屋橋

「ヨシノヒトシ展」2023.7.7(金)ー17(月)
7月7日(金)より淀屋橋ではヨシノヒトシ展を開催しております。初日はヨシノさんが在廊してくださいました。お店では初めての個展となり、以前から開催を楽しみに待ち望まれていたたくさんのお客様がご来店されました。写真は初日の店内の様子。余白を活かしたシンプルなデザインのものから、パッと目を惹く華やかなものまで、幅広いデザインが魅力のヨシノさんの絵付け皿やティーカップ。フランスのアンティークやベトナム、西洋などから着想を受けて作られているのだとか。大柄な草花から細やかな花びらまで丁寧に描かれています。磁器ならではのつるりとした質感に、色とりどりの絵柄が重ねられた色絵皿。下絵を書いたあと一度素焼きをし、ガラス質を多く含んだ上絵を重ねて絵を付けられているのだそう。ほんのりと凹凸のある手触りからは、ヨシノさんの筆使いを感じられるようです。絵の具の厚みや筆のこすれた部分にはそれぞれで違った味わいがあり、一点ずつ見比べるのも楽しいです。海外の年代物のお皿は外国人向けの大きなサイズが多い中、ヨシノさんは日本人のサイズに合わせて作られています。日常使いがしやすいながらも、アンティークの雰囲気を楽しんでほしいという思いから工夫されているそう。全体に彩られた絵付けが上品な色絵6寸スープ皿。優しい山吹色に柔らかな桃色、緑の葉と、植物たちがお皿の中で活き活きと踊ります。こちらは鮮やかな黄色や赤が目を惹く新作の色粉引茶碗。さらりとした質感はまるで陶器の粉引を思わせるような、優しい触り心地が印象的です。どこか冷たい雰囲気になりがちな磁器の中にも、温かみを感じられるような器を、と思い新たに作られたそう。同じ質感でお皿や鉢なども。ヨシノさんが手作業で彫った判子で絵付けされたという色絵どんぶり。一つひとつの重なりやふわりと浮かび上がるような表情に見惚れてしまいます。色粉引片口は色付きの磁土を使われており、同じ粉引の白化粧を施してありますが、下からうっすらと透ける土の色で全体が柔らかな薄紅色に。こちらはあんずを描いたという可憐な印象の色絵果実文絵皿。壁に掛けて飾る事ができ、インテリアとしてお部屋に彩りを添えてくれます。もちろんお皿として日常使いにも。絵皿はこれからもっと作っていきたいとお話しされていたヨシノさん。お皿を見て楽しむという新しい形に加え、絵柄も色々なものにチャレンジしてみたいと楽しそうに仰られる姿がとても印象的でした。大分県豊後大野市を拠点にし、主に磁器をメインに作陶されているヨシノさん。「海と山しかないんですが、落ち着きがありゆっくりできる場所です」と笑いながらお話してくださいました。普段は工房に籠って作業をしているため、展示会があるときは出来るだけ在廊するようにしているのだとか。お客様が選ばれている風景や手に取られる姿を見て、気付かされることも多いとお話されます。「お客様が店頭で個体差をしっかりと見て選ばれているのを見て、あえて個体差が出るように絵付けを施すようになった」そう話されるヨシノさんは、色の配合について研究をされていたり、様々な絵柄にチャレンジされていたりと、常に学びの姿勢を崩さず、これからの作品と、使われるお客様へ真っ直ぐに向き合われているのだと感じます。華やかながらもどこか親しみやすい、昔ながらの異国の風を感じられるヨシノさんの作品。この機会に是非お手に取ってその美しさをご堪能ください。まだまだ作品をご覧いただけます。会期は7月17日(月)まで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大分県で作陶されているヨシノヒトシさんの個展が、淀屋橋にて7月7日(金)より始まります。お店での開催は今回が初めてとなります。ぬくもりある端正な形、一つひとつ丁寧に描かれる優美で色鮮やかな絵付けなど一つひとつの表情をどうぞお楽しみください。※状況により人数制限や個数制限をさせていただきます。予めご了承くださいませ。ヨシノヒトシ展2023.7.7(金)-17(月)作家在廊:7(金)15-16時頃まで11:00-18:00コホロ淀屋橋
「ヨシノヒトシ展」2023.7.7(金)ー17(月)
7月7日(金)より淀屋橋ではヨシノヒトシ展を開催しております。初日はヨシノさんが在廊してくださいました。お店では初めての個展となり、以前から開催を楽しみに待ち望まれていたたくさんのお客様がご来店されました。写真は初日の店内の様子。余白を活かしたシンプルなデザインのものから、パッと目を惹く華やかなものまで、幅広いデザインが魅力のヨシノさんの絵付け皿やティーカップ。フランスのアンティークやベトナム、西洋などから着想を受けて作られているのだとか。大柄な草花から細やかな花びらまで丁寧に描かれています。磁器ならではのつるりとした質感に、色とりどりの絵柄が重ねられた色絵皿。下絵を書いたあと一度素焼きをし、ガラス質を多く含んだ上絵を重ねて絵を付けられているのだそう。ほんのりと凹凸のある手触りからは、ヨシノさんの筆使いを感じられるようです。絵の具の厚みや筆のこすれた部分にはそれぞれで違った味わいがあり、一点ずつ見比べるのも楽しいです。海外の年代物のお皿は外国人向けの大きなサイズが多い中、ヨシノさんは日本人のサイズに合わせて作られています。日常使いがしやすいながらも、アンティークの雰囲気を楽しんでほしいという思いから工夫されているそう。全体に彩られた絵付けが上品な色絵6寸スープ皿。優しい山吹色に柔らかな桃色、緑の葉と、植物たちがお皿の中で活き活きと踊ります。こちらは鮮やかな黄色や赤が目を惹く新作の色粉引茶碗。さらりとした質感はまるで陶器の粉引を思わせるような、優しい触り心地が印象的です。どこか冷たい雰囲気になりがちな磁器の中にも、温かみを感じられるような器を、と思い新たに作られたそう。同じ質感でお皿や鉢なども。ヨシノさんが手作業で彫った判子で絵付けされたという色絵どんぶり。一つひとつの重なりやふわりと浮かび上がるような表情に見惚れてしまいます。色粉引片口は色付きの磁土を使われており、同じ粉引の白化粧を施してありますが、下からうっすらと透ける土の色で全体が柔らかな薄紅色に。こちらはあんずを描いたという可憐な印象の色絵果実文絵皿。壁に掛けて飾る事ができ、インテリアとしてお部屋に彩りを添えてくれます。もちろんお皿として日常使いにも。絵皿はこれからもっと作っていきたいとお話しされていたヨシノさん。お皿を見て楽しむという新しい形に加え、絵柄も色々なものにチャレンジしてみたいと楽しそうに仰られる姿がとても印象的でした。大分県豊後大野市を拠点にし、主に磁器をメインに作陶されているヨシノさん。「海と山しかないんですが、落ち着きがありゆっくりできる場所です」と笑いながらお話してくださいました。普段は工房に籠って作業をしているため、展示会があるときは出来るだけ在廊するようにしているのだとか。お客様が選ばれている風景や手に取られる姿を見て、気付かされることも多いとお話されます。「お客様が店頭で個体差をしっかりと見て選ばれているのを見て、あえて個体差が出るように絵付けを施すようになった」そう話されるヨシノさんは、色の配合について研究をされていたり、様々な絵柄にチャレンジされていたりと、常に学びの姿勢を崩さず、これからの作品と、使われるお客様へ真っ直ぐに向き合われているのだと感じます。華やかながらもどこか親しみやすい、昔ながらの異国の風を感じられるヨシノさんの作品。この機会に是非お手に取ってその美しさをご堪能ください。まだまだ作品をご覧いただけます。会期は7月17日(月)まで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大分県で作陶されているヨシノヒトシさんの個展が、淀屋橋にて7月7日(金)より始まります。お店での開催は今回が初めてとなります。ぬくもりある端正な形、一つひとつ丁寧に描かれる優美で色鮮やかな絵付けなど一つひとつの表情をどうぞお楽しみください。※状況により人数制限や個数制限をさせていただきます。予めご了承くださいませ。ヨシノヒトシ展2023.7.7(金)-17(月)作家在廊:7(金)15-16時頃まで11:00-18:00コホロ淀屋橋

「Awabiware 岡本純一展 」2023.6.23(金)-7.3(月)
Awabiware 岡本純一展が6月23日より淀屋橋にて開催しております。写真は店内の様子。岡本さんの定番のトルコブルーや瑠璃、優しいベージュや青磁など、色とりどりの器に、淡路島の美味しい食べ物が賑やかに店内を彩ります。初日には岡本さんが在廊してくださいました。以前に淡路島のAwabiwareへ行ったことがあるというお客様や、コホロでの毎年の展示を楽しみにされているというお客様、古くからのお知り合いの方まで岡本さんに会いに幅広くご来店いただき、店内は和気あいあいとした空間となりました。今回の展示で初のお披露目となる新作のレンゲ。Awabiwareで陶器製のカトラリーを作ったのは初めてだそう。木や金属ではなく、陶器製ならではの良さが感じられるよう、試行錯誤して設計されたのだとか。ゆるやかにカーブした柄の部分は握りやすく、持ち手の先にはお皿の中に滑って入ってしまわないよう、少しのふくらみが。口運びのしやすいサイズ感で、使い手への細やかな気遣いが感じられます。△どんぶりレンゲは岡本さんの作るどんぶりやラーメン鉢にも合わせてお使いいただけます。どんぶりは冷やしうどんやビビンバに、暑くなるこれからの季節には、冷麺やかき氷を盛り付けても。△ラーメン鉢 ラーメン鉢は、その名の通り具沢山のラーメンにピッタリです。深さがしっかりあるのでお汁もたっぷり入れていただけます。光沢感のあるつるりとした質感で掌に馴染みやすく、ついつい手に取ってしまいます。こちらは新作の花型茶杯。小ぶりなサイズ感が愛らしい形はシンプルながらも上品な佇まいです。煎茶やエスプレッソ、ちょっとお酒を飲むのにも。アイスクリームやヨーグルトを入れて楽しんでも。 Awabiwareでも定番の豆皿。八角豆皿にひまわり豆皿など、色味、種類共に豊富に届けてくださいました。薬味を入れたり、お漬物やちょっとした小菓子にも。色味はより良いものになるよう常に改良しながら作られているそう。黒は以前はもっと明るい色味だったそうで、今回マットな風合いの中に艶も感じられる、釉薬のバランスが良い深みのある黒色が出来たと嬉しそうに仰られていました。企画展の時にしかあまり出されていないという黄南京や瑠璃色は、釉薬の濃淡が混じり合いながら流れ落ちる姿がとても美しく、明瞭感のある貫入には思わず見入ってしまいます。淡路島の食べ物も一緒にご紹介しています。淡路島を拠点に活動されている料理家・どいちなつさんの営む「心に風」さんからはーガニック・ジンジャー・チャイ・シロップにハーブソルト、アッサム・ティなどが届きました。 ハーブの種まきから栽培、収穫を行い、制作、販売まですべてを手作りで生み出されています。 シロップはカルダモンやシナモンなどの風味がふわっと鼻に抜けるスパイシーな味わいで、ソーダ水で割ってジンジャーエールに。ワインやビールで割るのもおすすめです。ハーブソルトは瀬戸内の海水を煮詰めて作られた海塩に、淡路島で育てられた香り高いレモンにローリエ、ローズマリーがブレンドされています。お肉料理やパスタのアクセントに。オリーブオイルに混ぜてドレッシングとしてサラダに使ったり、目玉焼きなどの日常使いにも。 森果樹園さんからは果汁100%のなるとオレンジュウースが届きました。淡路島五色町に代々受け継がれてきた小さな果樹園で、淡路島で約300年前に見つかった柑橘の原種、なるとオレンジを栽培している数少ない農園のひとつ。香りが強く、爽やかな酸味を味わえる清涼感のあるオレンジジュースです。夏休みに向けて、帰省時の手土産としても。 また今回の展示会では、併設のカフェで岡本さんからご紹介いただいた淡路島のもぐもぐファームさんの甘夏を使用したデザートをAwabiwareの器で提供しています。 瀬戸内の温暖な気候ですくすくと育ち、農薬や化学肥料などを使用せずに栽培された甘夏は、素材の味がギュッと濃縮されています。手絞りの果実100%のソースをたっぷりと使用した甘夏のクレープシュゼット。甘酸っぱくてほろ苦い、今しか味わえない旬ならではのスイーツです。 親から子へと、世代を超えて永く受け継いでもらえるような、そんな器を作りたいという思いを持って日々作陶されている岡本さん。そんな岡本さんだからこそ、家族みんなで楽しく食卓を囲めるような、自然と気持ちをわくわくさせてくれる程鮮やかで、使い勝手の良い器が生み出されるのだと感じます。少しずつ初夏らしい晴れ間の見える日々が増えてきたこの頃。 爽やかに食卓を彩る岡本さんの作品を是非お手に取ってご覧ください。会期は7月3日まで。会期中オンラインショップでのご紹介も予定しております。そちらもお楽しみに。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コホロ淀屋橋にて6月23日(金)よりAwabiware 岡本純一展を開催いたします。毎年開催する度、新たな景色を見せてくれるAwabiware。今回の作品展では、あたたかい季節にぴったりなカラーも届けてくださいます。昔からある技法や考えを受け継いで作られる器。普段使いに重点を置くことが伝わってくる作品は、毎日自然と手に取りたくなります。 併設のカフェでは、岡本さんにご紹介いただいた淡路島の美味しい食べものを使ったデザートや飲みものを提供予定です。作品と共にお楽しみください。 参加協力:もぐもぐファーム森果樹園心に風 Awabiware 岡本純一展2023.6.23(金)-7.3(月)作家在廊:23(金)11:00-18:00コホロ淀屋橋
「Awabiware 岡本純一展 」2023.6.23(金)-7.3(月)
Awabiware 岡本純一展が6月23日より淀屋橋にて開催しております。写真は店内の様子。岡本さんの定番のトルコブルーや瑠璃、優しいベージュや青磁など、色とりどりの器に、淡路島の美味しい食べ物が賑やかに店内を彩ります。初日には岡本さんが在廊してくださいました。以前に淡路島のAwabiwareへ行ったことがあるというお客様や、コホロでの毎年の展示を楽しみにされているというお客様、古くからのお知り合いの方まで岡本さんに会いに幅広くご来店いただき、店内は和気あいあいとした空間となりました。今回の展示で初のお披露目となる新作のレンゲ。Awabiwareで陶器製のカトラリーを作ったのは初めてだそう。木や金属ではなく、陶器製ならではの良さが感じられるよう、試行錯誤して設計されたのだとか。ゆるやかにカーブした柄の部分は握りやすく、持ち手の先にはお皿の中に滑って入ってしまわないよう、少しのふくらみが。口運びのしやすいサイズ感で、使い手への細やかな気遣いが感じられます。△どんぶりレンゲは岡本さんの作るどんぶりやラーメン鉢にも合わせてお使いいただけます。どんぶりは冷やしうどんやビビンバに、暑くなるこれからの季節には、冷麺やかき氷を盛り付けても。△ラーメン鉢 ラーメン鉢は、その名の通り具沢山のラーメンにピッタリです。深さがしっかりあるのでお汁もたっぷり入れていただけます。光沢感のあるつるりとした質感で掌に馴染みやすく、ついつい手に取ってしまいます。こちらは新作の花型茶杯。小ぶりなサイズ感が愛らしい形はシンプルながらも上品な佇まいです。煎茶やエスプレッソ、ちょっとお酒を飲むのにも。アイスクリームやヨーグルトを入れて楽しんでも。 Awabiwareでも定番の豆皿。八角豆皿にひまわり豆皿など、色味、種類共に豊富に届けてくださいました。薬味を入れたり、お漬物やちょっとした小菓子にも。色味はより良いものになるよう常に改良しながら作られているそう。黒は以前はもっと明るい色味だったそうで、今回マットな風合いの中に艶も感じられる、釉薬のバランスが良い深みのある黒色が出来たと嬉しそうに仰られていました。企画展の時にしかあまり出されていないという黄南京や瑠璃色は、釉薬の濃淡が混じり合いながら流れ落ちる姿がとても美しく、明瞭感のある貫入には思わず見入ってしまいます。淡路島の食べ物も一緒にご紹介しています。淡路島を拠点に活動されている料理家・どいちなつさんの営む「心に風」さんからはーガニック・ジンジャー・チャイ・シロップにハーブソルト、アッサム・ティなどが届きました。 ハーブの種まきから栽培、収穫を行い、制作、販売まですべてを手作りで生み出されています。 シロップはカルダモンやシナモンなどの風味がふわっと鼻に抜けるスパイシーな味わいで、ソーダ水で割ってジンジャーエールに。ワインやビールで割るのもおすすめです。ハーブソルトは瀬戸内の海水を煮詰めて作られた海塩に、淡路島で育てられた香り高いレモンにローリエ、ローズマリーがブレンドされています。お肉料理やパスタのアクセントに。オリーブオイルに混ぜてドレッシングとしてサラダに使ったり、目玉焼きなどの日常使いにも。 森果樹園さんからは果汁100%のなるとオレンジュウースが届きました。淡路島五色町に代々受け継がれてきた小さな果樹園で、淡路島で約300年前に見つかった柑橘の原種、なるとオレンジを栽培している数少ない農園のひとつ。香りが強く、爽やかな酸味を味わえる清涼感のあるオレンジジュースです。夏休みに向けて、帰省時の手土産としても。 また今回の展示会では、併設のカフェで岡本さんからご紹介いただいた淡路島のもぐもぐファームさんの甘夏を使用したデザートをAwabiwareの器で提供しています。 瀬戸内の温暖な気候ですくすくと育ち、農薬や化学肥料などを使用せずに栽培された甘夏は、素材の味がギュッと濃縮されています。手絞りの果実100%のソースをたっぷりと使用した甘夏のクレープシュゼット。甘酸っぱくてほろ苦い、今しか味わえない旬ならではのスイーツです。 親から子へと、世代を超えて永く受け継いでもらえるような、そんな器を作りたいという思いを持って日々作陶されている岡本さん。そんな岡本さんだからこそ、家族みんなで楽しく食卓を囲めるような、自然と気持ちをわくわくさせてくれる程鮮やかで、使い勝手の良い器が生み出されるのだと感じます。少しずつ初夏らしい晴れ間の見える日々が増えてきたこの頃。 爽やかに食卓を彩る岡本さんの作品を是非お手に取ってご覧ください。会期は7月3日まで。会期中オンラインショップでのご紹介も予定しております。そちらもお楽しみに。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コホロ淀屋橋にて6月23日(金)よりAwabiware 岡本純一展を開催いたします。毎年開催する度、新たな景色を見せてくれるAwabiware。今回の作品展では、あたたかい季節にぴったりなカラーも届けてくださいます。昔からある技法や考えを受け継いで作られる器。普段使いに重点を置くことが伝わってくる作品は、毎日自然と手に取りたくなります。 併設のカフェでは、岡本さんにご紹介いただいた淡路島の美味しい食べものを使ったデザートや飲みものを提供予定です。作品と共にお楽しみください。 参加協力:もぐもぐファーム森果樹園心に風 Awabiware 岡本純一展2023.6.23(金)-7.3(月)作家在廊:23(金)11:00-18:00コホロ淀屋橋

「亀田大介 亀田文展」2023.6.10(土)-19(月)
淀屋橋では約2年ぶりとなる亀田大介 亀田文展。6月19日(月)まで開催しております。初日は大分から約4年ぶりに在廊してくださった大介さん。久しぶりにお会いできると楽しみに来店してくださったお客様がたくさんいらっしゃいました。作品のお話を親身にされたり、楽しいお話を聞かせてくださったりと、顔がほころび気持ちの和らぐ空間となった初日でした。作品展では、お二人が新たに挑戦された様々な作品をご紹介しています。こちらは大介さんの染付。今回はぐるりと円を描かれた作品を初めて届けてくださいました。今では入手が難しいという呉須が手に入ったことをきっかけに染付をはじめられたそう。勿忘草色のような可憐で澄んだ景色が広がります。呉須を使って筆で描かれた模様は、下に向かって流れていく様がとても美しい姿に。釉薬は薪窯を焚いた時に残るクヌギの灰を釉薬の原料として使われています。そうすることで、作陶の中で無駄なく流れを循環させることができるのだそう。育ったような味わい深さのあるこちらの作品は、栃渋で染められています。「うつわは使い込むことで経年変化を楽しんでいただければと思っていますが、あえて栃渋で染めることで貫入を際立たせ、使い込んだような表情をまた別の視点から楽しんでもらえたら。」と大介さん。楽しみ方に広がりが生まれる大介さんの作品は、見ているだけで心が踊ります。 ご自身で作られたという薪窯で焼かれた作品は、煙を被って自然なゆらぎが表れ、多彩な仕上がりになるのだとか。またガラス質に変化した釉薬の色味や釉調など、一つひとつに表情の変化が生まれ、二つとない作品に出会えることも魅力です。 流れる落ちる釉薬がさりげない白磁碗。単調な印象にならないように計算して流れを表現しているというのは驚きです。文さんの釉彩。こちらもコホロでは初めてご紹介します。釉薬の配色は勢いで決めると文さん。絶妙な色の重なりはそれぞれに味わいがあり、配色から文さんの感性の豊かさを感じます。趣と深みが出るようにと栃渋で染められた釉彩面取カップ。明るい気持ちになる晴れ晴れとした色彩に、深みのある風合いが調和した様があらゆる角度から見る人を楽しませてくれます。色と色の対比や滲み具合がまるで水彩画のような優美さを備えます。燭台もたくさん届けてくださいました。動物などは身近な家族をモデルに、人物はモチーフモデルなどはなく、自然と文さんの手が動いてできた形。ガラスを施した燭台は今回が初めて。輝く雫のような透明感で、光を浴びてやさしく煌めきます。こちらは「座り佇むひと」腰掛けながら、少し上を見上げる女性たちの燭台。空を眺めながら物思いに耽っているような、様々な想像が膨らみます。小ぶりなサイズが愛らしいランプシェードは、白釉の中からじんわりと透ける光が優しく灯ります。朝昼は穏やかな白磁。夜は透けるやわらかな光で心にそっと寄り添ってくれます。薪窯・ガス窯、電気窯と器によって使い分けられ、また器が火にあたる温度によって釉薬を調整しているという大介さんと文さん。一つひとつの工程の中で生まれる違いを大切にされているからこそ、活き活きとした、それぞれで味わのある器たちが生み出されているのだと感じます。梅雨空の続く毎日ですが、どんよりとした気持ちを爽やかに彩ってくれるお二人の作品を是非見にいらしてください。 お店での会期は19日(月)まで。オンラインの会期は22日(木)11:00までとなっております。オンラインはこちらから 皆様のご来店をお待ちしております。 ------------------------------------------------------------------------ 6月10日(土)より始まる亀田大介 亀田文展。淀屋橋での開催は約2年ぶりとなります。 今回釉彩や染付などの色鮮やかな作品にも取り組まれたお二人。伸びやかな色彩や表情、自然の美しさや儚さが感じられます。定番の作品には渋染めを加えるなど、それぞれ広がりを見せてくれそうです。 作り続けるもの、新しいもの。今のお二人のつくる景色をどうぞお楽しみください。 亀田大介 亀田文展2023.6.10(土)-19(月)11:00-18:00コホロ淀屋橋
「亀田大介 亀田文展」2023.6.10(土)-19(月)
淀屋橋では約2年ぶりとなる亀田大介 亀田文展。6月19日(月)まで開催しております。初日は大分から約4年ぶりに在廊してくださった大介さん。久しぶりにお会いできると楽しみに来店してくださったお客様がたくさんいらっしゃいました。作品のお話を親身にされたり、楽しいお話を聞かせてくださったりと、顔がほころび気持ちの和らぐ空間となった初日でした。作品展では、お二人が新たに挑戦された様々な作品をご紹介しています。こちらは大介さんの染付。今回はぐるりと円を描かれた作品を初めて届けてくださいました。今では入手が難しいという呉須が手に入ったことをきっかけに染付をはじめられたそう。勿忘草色のような可憐で澄んだ景色が広がります。呉須を使って筆で描かれた模様は、下に向かって流れていく様がとても美しい姿に。釉薬は薪窯を焚いた時に残るクヌギの灰を釉薬の原料として使われています。そうすることで、作陶の中で無駄なく流れを循環させることができるのだそう。育ったような味わい深さのあるこちらの作品は、栃渋で染められています。「うつわは使い込むことで経年変化を楽しんでいただければと思っていますが、あえて栃渋で染めることで貫入を際立たせ、使い込んだような表情をまた別の視点から楽しんでもらえたら。」と大介さん。楽しみ方に広がりが生まれる大介さんの作品は、見ているだけで心が踊ります。 ご自身で作られたという薪窯で焼かれた作品は、煙を被って自然なゆらぎが表れ、多彩な仕上がりになるのだとか。またガラス質に変化した釉薬の色味や釉調など、一つひとつに表情の変化が生まれ、二つとない作品に出会えることも魅力です。 流れる落ちる釉薬がさりげない白磁碗。単調な印象にならないように計算して流れを表現しているというのは驚きです。文さんの釉彩。こちらもコホロでは初めてご紹介します。釉薬の配色は勢いで決めると文さん。絶妙な色の重なりはそれぞれに味わいがあり、配色から文さんの感性の豊かさを感じます。趣と深みが出るようにと栃渋で染められた釉彩面取カップ。明るい気持ちになる晴れ晴れとした色彩に、深みのある風合いが調和した様があらゆる角度から見る人を楽しませてくれます。色と色の対比や滲み具合がまるで水彩画のような優美さを備えます。燭台もたくさん届けてくださいました。動物などは身近な家族をモデルに、人物はモチーフモデルなどはなく、自然と文さんの手が動いてできた形。ガラスを施した燭台は今回が初めて。輝く雫のような透明感で、光を浴びてやさしく煌めきます。こちらは「座り佇むひと」腰掛けながら、少し上を見上げる女性たちの燭台。空を眺めながら物思いに耽っているような、様々な想像が膨らみます。小ぶりなサイズが愛らしいランプシェードは、白釉の中からじんわりと透ける光が優しく灯ります。朝昼は穏やかな白磁。夜は透けるやわらかな光で心にそっと寄り添ってくれます。薪窯・ガス窯、電気窯と器によって使い分けられ、また器が火にあたる温度によって釉薬を調整しているという大介さんと文さん。一つひとつの工程の中で生まれる違いを大切にされているからこそ、活き活きとした、それぞれで味わのある器たちが生み出されているのだと感じます。梅雨空の続く毎日ですが、どんよりとした気持ちを爽やかに彩ってくれるお二人の作品を是非見にいらしてください。 お店での会期は19日(月)まで。オンラインの会期は22日(木)11:00までとなっております。オンラインはこちらから 皆様のご来店をお待ちしております。 ------------------------------------------------------------------------ 6月10日(土)より始まる亀田大介 亀田文展。淀屋橋での開催は約2年ぶりとなります。 今回釉彩や染付などの色鮮やかな作品にも取り組まれたお二人。伸びやかな色彩や表情、自然の美しさや儚さが感じられます。定番の作品には渋染めを加えるなど、それぞれ広がりを見せてくれそうです。 作り続けるもの、新しいもの。今のお二人のつくる景色をどうぞお楽しみください。 亀田大介 亀田文展2023.6.10(土)-19(月)11:00-18:00コホロ淀屋橋

「川端健夫 川端美愛展」2023.5.27(土)-6.5(月)
淀屋橋では5月27日より川端健夫・川端美愛展を開催しております。初日には健夫さん、29日には美愛さんがそれぞれ在廊してくださいました。普段の暮らしに馴染みやすいものをと健夫さんが生み出す作品はとてもシンプル。使う人の視点に立ち、しっかりと生活の中に根差した木の道具たちは、気付けばいつの間にか手に取ってしまっているような、でも他には代えがたい、そんな不思議な魅力があります。お客様から定評のあるデザートプレートやカッティングボードは、木材やサイズ等、種類豊富にご用意してくださいました。淀屋橋のお店はカフェも併設していて、珈琲やケーキを置いたりできるカッティングボードもと今回たくさん届けてくださっています。一点ずつ個性のある木目や手作業での彫り跡が美しく、経年変化でどう育っていくのかを想像しながら選ぶ楽しさも。サイズやデザインは基本的に同じものを作り続けていると健夫さん。そのため見に来られたお客様は、変わらないデザインに安心し、また買い足しが出来ると喜ばれる姿もたくさん見受けられました。「目新しさのある作品も魅力的だけど、飽きずに長く使い続けて欲しいと思う。」とゆったりと話される健夫さん。「日常の中で、自分が作った作品からふと良いなと感じる一瞬があったら。だからこそ、自分が本当に納得して出来たものを皆さんに届けたい。」そうお話される健夫さんからは、作り手としての実直さと、使う人への真心を感じられました。息子さんが生まれたことをきっかけに作り始めたというベビースプーンやベビーフォーク。持ち手の部分は滑らかな曲線でよほど触り心地が良いのか、一度握ったら放したがらない程ぎゅっと握っていました。ベビーボウルはお子さんが床に落としてしまったり、机にたたきつけてしまっても大丈夫なようにと、厚みを出し頑丈さを意識して作られたのだとか。ころんとした丸みのある優しいフォルムからは、健夫さんが触って気持ちの良い形にしたいという思いで丁寧に彫られている姿が目に浮かぶようです。美愛さんからは、人気のコンフィチュールから、ラム酒の風味豊かなフルーツケーキ、ほろほろと軽やかな口当たりのクッキーなど素敵なお菓子がたくさん届きました。今回季節もののお菓子で用意してくださったというポッシュのミント。三重県のブラックミントを使用されており、柔らかいグリーンは自然に出た色味だそう。卵白にミントを漬け込み、香りを移しているというポッシュ。爽やかな香りと共に舌の上でとろける味わいはやみつきになります。(左:ポッシュミント 右:ポッシュ)こちらも季節限定の甘夏のピール。(写真右)甘夏のほろ苦さと甘さ、触感でも楽しませてくれます。コンフィチュールは甘夏やフランボワーズ、キウイとジン等、季節の果物から珍しい組み合わせのものまで、幅広くご用意してくださいました。「コンフィチュールはその果物の旬が過ぎても美味しく味わうことが出来るところが魅力なんです。」と美愛さん。昔からお付き合いのある地元の農家さんからいただくのは、無農薬の果物たち。香り豊かな皮までたっぷりと使うことが出来るのだそう。パンやヨーグルトはもちろん、オリーブオイルと塩、白ワインビネガーなどと混ぜると、ドレッシングとしても美味しくいただけます。また美愛さんの在廊日には、一日限定で併設のエルマーズグリーンカフェでpâtisserie MiAのチーズケーキとスコーンをふるまっていただきました。 チーズケーキは、濃厚ですが不思議と後味はすっきりとしていて何個でも食べられるおいしさ。スコーンは朝早くから焼いてくださった焼きたてを届けてくださいました。滋賀県産の全粒小麦に、地元の成田牧場さんの牛乳を使用されているスコーンは、サクッと香ばしく中はふんわり。カフェでゆったりとケーキやスコーンを味わい、美愛さんに「美味しかったです!」と直接感想を伝えに来られるお客様がたくさんいらっしゃいました。そんなお客様と楽し気にお話しされる美愛さんの姿はとても嬉しそうで、見ているこちらまで自然と明るく嬉しい気持ちに。滋賀県甲賀市でギャラリーとカフェを併設で開かれているお二人。三重県との丁度県境にあるというお店は、元々は木造校舎だった場所を改装し、健夫さんの工房と美愛さんの菓子工房、mamma miaを立ち上げられ、来年で20周年を迎えられるそうです。初めはお化け屋敷みたいな所だったと笑いながらお話される美愛さん。地元の方やお店のスタッフ、そして家族に助けてもらいながらここまでやってこられたと和やかに仰られます。お二人のおおらかで優しさに溢れたお人柄に触れ、あたたかい気持ちにさせていただけた二日間。作品にもそんなお二人のあたたかな心が表れているようです。健夫さんの作りだす暮らしに寄り添う木の道具と、美愛さんの素材の味を大事に活かしたお菓子たちを、どうそ店頭にてご覧ください。みなさまのご来店をお待ちしております。会期は6月5日(月)まで。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー淀屋橋にて5月27日(土)から川端健夫 川端美愛展を開催いたします。滋賀県甲賀市の里山で、gallery-mamma mia+patisserie MIAを営むお二人の展示会。素朴で手にした時にあたたかさを感じるカトラリーや木の器、焼き菓子やコンフィチュールなど心もおなかも喜ぶおいしい食べ物をご紹介いたします。日々に小さな幸せや心地よさを感じさせてくれる健夫さん美愛さんの作品と食べ物をどうぞお楽しみください。29(月)は併設のカフェにて美愛さんのチーズケーキとスコーンを提供いたします。スコーンはお持ち帰りも可能です。カフェ、企画展ともにお楽しみください。川端健夫 川端美愛展2023.5.27(土)-6.5(月)在廊日:健夫さん27(土)、美愛さん29(月)コホロ淀屋橋
「川端健夫 川端美愛展」2023.5.27(土)-6.5(月)
淀屋橋では5月27日より川端健夫・川端美愛展を開催しております。初日には健夫さん、29日には美愛さんがそれぞれ在廊してくださいました。普段の暮らしに馴染みやすいものをと健夫さんが生み出す作品はとてもシンプル。使う人の視点に立ち、しっかりと生活の中に根差した木の道具たちは、気付けばいつの間にか手に取ってしまっているような、でも他には代えがたい、そんな不思議な魅力があります。お客様から定評のあるデザートプレートやカッティングボードは、木材やサイズ等、種類豊富にご用意してくださいました。淀屋橋のお店はカフェも併設していて、珈琲やケーキを置いたりできるカッティングボードもと今回たくさん届けてくださっています。一点ずつ個性のある木目や手作業での彫り跡が美しく、経年変化でどう育っていくのかを想像しながら選ぶ楽しさも。サイズやデザインは基本的に同じものを作り続けていると健夫さん。そのため見に来られたお客様は、変わらないデザインに安心し、また買い足しが出来ると喜ばれる姿もたくさん見受けられました。「目新しさのある作品も魅力的だけど、飽きずに長く使い続けて欲しいと思う。」とゆったりと話される健夫さん。「日常の中で、自分が作った作品からふと良いなと感じる一瞬があったら。だからこそ、自分が本当に納得して出来たものを皆さんに届けたい。」そうお話される健夫さんからは、作り手としての実直さと、使う人への真心を感じられました。息子さんが生まれたことをきっかけに作り始めたというベビースプーンやベビーフォーク。持ち手の部分は滑らかな曲線でよほど触り心地が良いのか、一度握ったら放したがらない程ぎゅっと握っていました。ベビーボウルはお子さんが床に落としてしまったり、机にたたきつけてしまっても大丈夫なようにと、厚みを出し頑丈さを意識して作られたのだとか。ころんとした丸みのある優しいフォルムからは、健夫さんが触って気持ちの良い形にしたいという思いで丁寧に彫られている姿が目に浮かぶようです。美愛さんからは、人気のコンフィチュールから、ラム酒の風味豊かなフルーツケーキ、ほろほろと軽やかな口当たりのクッキーなど素敵なお菓子がたくさん届きました。今回季節もののお菓子で用意してくださったというポッシュのミント。三重県のブラックミントを使用されており、柔らかいグリーンは自然に出た色味だそう。卵白にミントを漬け込み、香りを移しているというポッシュ。爽やかな香りと共に舌の上でとろける味わいはやみつきになります。(左:ポッシュミント 右:ポッシュ)こちらも季節限定の甘夏のピール。(写真右)甘夏のほろ苦さと甘さ、触感でも楽しませてくれます。コンフィチュールは甘夏やフランボワーズ、キウイとジン等、季節の果物から珍しい組み合わせのものまで、幅広くご用意してくださいました。「コンフィチュールはその果物の旬が過ぎても美味しく味わうことが出来るところが魅力なんです。」と美愛さん。昔からお付き合いのある地元の農家さんからいただくのは、無農薬の果物たち。香り豊かな皮までたっぷりと使うことが出来るのだそう。パンやヨーグルトはもちろん、オリーブオイルと塩、白ワインビネガーなどと混ぜると、ドレッシングとしても美味しくいただけます。また美愛さんの在廊日には、一日限定で併設のエルマーズグリーンカフェでpâtisserie MiAのチーズケーキとスコーンをふるまっていただきました。 チーズケーキは、濃厚ですが不思議と後味はすっきりとしていて何個でも食べられるおいしさ。スコーンは朝早くから焼いてくださった焼きたてを届けてくださいました。滋賀県産の全粒小麦に、地元の成田牧場さんの牛乳を使用されているスコーンは、サクッと香ばしく中はふんわり。カフェでゆったりとケーキやスコーンを味わい、美愛さんに「美味しかったです!」と直接感想を伝えに来られるお客様がたくさんいらっしゃいました。そんなお客様と楽し気にお話しされる美愛さんの姿はとても嬉しそうで、見ているこちらまで自然と明るく嬉しい気持ちに。滋賀県甲賀市でギャラリーとカフェを併設で開かれているお二人。三重県との丁度県境にあるというお店は、元々は木造校舎だった場所を改装し、健夫さんの工房と美愛さんの菓子工房、mamma miaを立ち上げられ、来年で20周年を迎えられるそうです。初めはお化け屋敷みたいな所だったと笑いながらお話される美愛さん。地元の方やお店のスタッフ、そして家族に助けてもらいながらここまでやってこられたと和やかに仰られます。お二人のおおらかで優しさに溢れたお人柄に触れ、あたたかい気持ちにさせていただけた二日間。作品にもそんなお二人のあたたかな心が表れているようです。健夫さんの作りだす暮らしに寄り添う木の道具と、美愛さんの素材の味を大事に活かしたお菓子たちを、どうそ店頭にてご覧ください。みなさまのご来店をお待ちしております。会期は6月5日(月)まで。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー淀屋橋にて5月27日(土)から川端健夫 川端美愛展を開催いたします。滋賀県甲賀市の里山で、gallery-mamma mia+patisserie MIAを営むお二人の展示会。素朴で手にした時にあたたかさを感じるカトラリーや木の器、焼き菓子やコンフィチュールなど心もおなかも喜ぶおいしい食べ物をご紹介いたします。日々に小さな幸せや心地よさを感じさせてくれる健夫さん美愛さんの作品と食べ物をどうぞお楽しみください。29(月)は併設のカフェにて美愛さんのチーズケーキとスコーンを提供いたします。スコーンはお持ち帰りも可能です。カフェ、企画展ともにお楽しみください。川端健夫 川端美愛展2023.5.27(土)-6.5(月)在廊日:健夫さん27(土)、美愛さん29(月)コホロ淀屋橋