淀屋橋 作品展

「コホロと大分」2023.4.29(土)-5.8(月)
5月8日(月)まで淀屋橋にて開催中の「コホロと大分」展。大分にゆかりある5人の男性陣の作り手さんたち。木工、家具、陶磁器、竹工芸、絵画など様々な手仕事が集まり、大分のおいしいものと一緒に賑やかに始まりました。 大分県・別府の「オオハシ・バンブー・ワークス」を営む大橋重臣さん。竹細工の伝統工芸士として一つ一つ丁寧に作られています。 お箸についている箸留めは箸置きとしてもお使いいただけます。竹にはオイルコーティングがされていないため、滑らず掴みやすい仕上がりに。涼しげで暑くなるこれからの季節にぴったりです。 ざっくりとした編み目が軽やかな共縁バスケット。縁部分を竹や籐でまく「巻縁」が多く見られますが、このバスケットは編みヒゴをそのまま使う「共縁」仕上げになっています。 また柿渋を塗ってから鉄を塗る鉄媒染という手法で仕上げられたバスケットも届いています。深みのある濃い色目の竹篭は、どこかアンティークな雰囲気。そのままだと黒くなりすぎてしまうため、表面を削って色味を調整しているのだそう。明るい部分と濃い色との対比が美しく、奥行きのある印象になります。お茶菓子や果物を入れる盛りカゴや、小物などを入れる整理カゴとしておすすめです。 プロダクトデザイナーで木工作家の神野達也さん。シャープな見た目の中に木の温もりを感じる神野さんの作品。壁掛けの花器は画鋲で取り付けることができ、手軽にお花や緑をお部屋で楽しむことができます。 KINTOのコーヒーセットのサイズに合わせて作ったというブリュワースタンド。真鍮とステンレスの二種。KINTOのセットを見てから、この作品を作ろうと思われたそう。壁掛けも出来るコーヒーメージャーも。(別売り) また、オイルを染み込ませて香りを楽しむアロマウッドもご紹介しています。木の種類によって木目の表情や形が異なり、木製ならではの温かみのあるデザインはお部屋のインテリアとしても。ほのかな香りが少しずつ立ち上がり、就寝前のひとときにほっと癒しをもたらします。 白磁や青白磁など、磁器土を使った作品づくりをされている阿南維也さん。阿南さんの作品の多くに取り入れられる鎬模様。手作業で入れられた細かな線は見れば見るほど吸い込まれるような美しさです。 鎬模様がすっと普段の日常に溶け込むよう、使い勝手の良い形の器がたくさん並びました。 また今回は青磁の飯碗など深さのある作品も一緒にご紹介しております。すっきりとしたシルエットに優し気なブルーグレーが目を惹く白磁重ね掛けボウル。程良く深さのあるサイズはヨーグルトやフルーツ、ちょっとした煮物など幅広くお使いいただけます。 絵画作家の国本泰英さん。見る人によって様々な情景が浮かび、眺めているだけで豊かな想像が広がる不思議な魅力の作品です。 アクリル絵の具を100回以上は塗り重ねたという絵画大。人の輪郭や姿を国本さんならではの特別な視点で描かれています。窓から差し込む光に反射し、きらきらと耀きを放ちます。 以前より人の群像図のイメージを制作の中で広げられているという国本さん。人の全身や、服に光が当たった時のふとした瞬間など、色々な角度に焦点を当て一枚のキャンバスに重ねて描かれているのだそう。 木彫りの熊を購入し、絵と同じアクリル絵の具で描いた作品。何度も塗り重ねていくことで絵具の重たさも追加され、より重厚で立体感のある仕上がりに。テーマは記憶や思い出。自身が旅先の北海道で撮影した写真を失くしてしまったことがきっかけで、記憶を頼りに思いを巡らせ、作成に至ったのだと楽し気にお話ししてくださいました。 家具・木工作家の簀河原淳さん。ケーキスタンドやお皿など、やわらかな曲線が心地よく、手のひらに優しく馴染みます。木の良い香りがして自然そのもののようにどっしりとしていますが、とても軽く日常使いのしやすいお皿。 使用している木材はなるべく国産に拘りたいと、楓や楠は九州、キハダは宮崎県産を使用されています。おおらかな木目の美しいキハダのプレートは軽やかで耐久性があり、ご自宅でもよく愛用されている一枚。楠の木の丸みを帯びたランプ。光にふんわりと透ける木目は明るすぎず優しい灯りに。経年変化での色味の変化も楽しみです。「木はあたたかみがあり柔らかいところが好き」と朗らかにお話される簀河原さん。形や触り心地もあたたかみを意識して作られているのだそう。 タオオーガニックキッチンさんからは酵素シロップやドレッシングなどをご紹介しています。初日は在廊いただき、ご来店された方に炭酸割りのシロップを試飲いただきました。 13種のシロップは「夏は炭酸水、冬はお湯割りがおすすめです。」と代表の米澤さん。椿の花のシロップはとろりとした蜜の味、筍のシロップは後味すっきりとした爽やかな風味。腸内環境を良くしてくれる酵素。それぞれで効能が異なる為、味はもちろん体調に合うものを選べるのも楽しみの一つ。また母の日のプレゼントにもお勧めです。 つばめ食堂さんからはメープルナッツやラムいちじくと胡桃のパウンドケーキ、ルシアンクッキーなどが届いています。パウンドケーキはいちじくの食感が楽しく、ラム酒の香り豊かに焼きあがっています。ナッツやきび砂糖は全てオーガニックのものを使用されているのも嬉しいところ。 大分県杵築市でカフェを営むまめのもんやさんからは、九州産のふすま小麦を使ったサブレや米粉のほろほろクッキー、有機ピーナッツバターに黒みつを合わせたカントリークッキーなどを届けてくださいました。ざくざくとした歯ごたえは食べ応えがあり、優しい甘さでお子様でも安心して食べられます。 広大な土地で作られた、作家さんたちのエネルギー溢れる作品たちと、おうち時間を充実させてくれる美味しい食べ物。自然豊かな大分の魅力に触れながら、ゆっくりとお過ごしください。 会期は5月8日(月)まで。みなさまのご来店お待ちしております。参加作家:阿南維也(陶磁器) 大橋重臣(竹工)、神野達也(木工)、国本泰英(絵画)、簀河原淳(木工 家具) 食べ物:タオ・オーガニック・キッチン、つばめ食堂、まめのもんやコホロと大分2023.4.29(土)-5.8(月)11:00‐18:00コホロ淀屋橋 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐淀屋橋にて「コホロと大分」が4月29日(土)より始まります。大分にゆかりある5人の男性陣の作り手たち。木工、家具、陶磁器、竹工芸、絵画など様々な手仕事が集まり賑やかに盛り上げていただきます。期間中、大分のおいしい食べ物もご紹介予定です。店内に吹く大分の風をどうぞ体感しにいらしてください。参加作家:阿南維也(陶磁器) 大橋重臣(竹工)、神野達也(木工)、国本泰英(絵画)、簀河原淳(木工 家具) 食べ物:タオ・オーガニック・キッチン、つばめ食堂、まめのもんやコホロと大分2023.4.29(土)-5.8(月)コホロ淀屋橋
「コホロと大分」2023.4.29(土)-5.8(月)
5月8日(月)まで淀屋橋にて開催中の「コホロと大分」展。大分にゆかりある5人の男性陣の作り手さんたち。木工、家具、陶磁器、竹工芸、絵画など様々な手仕事が集まり、大分のおいしいものと一緒に賑やかに始まりました。 大分県・別府の「オオハシ・バンブー・ワークス」を営む大橋重臣さん。竹細工の伝統工芸士として一つ一つ丁寧に作られています。 お箸についている箸留めは箸置きとしてもお使いいただけます。竹にはオイルコーティングがされていないため、滑らず掴みやすい仕上がりに。涼しげで暑くなるこれからの季節にぴったりです。 ざっくりとした編み目が軽やかな共縁バスケット。縁部分を竹や籐でまく「巻縁」が多く見られますが、このバスケットは編みヒゴをそのまま使う「共縁」仕上げになっています。 また柿渋を塗ってから鉄を塗る鉄媒染という手法で仕上げられたバスケットも届いています。深みのある濃い色目の竹篭は、どこかアンティークな雰囲気。そのままだと黒くなりすぎてしまうため、表面を削って色味を調整しているのだそう。明るい部分と濃い色との対比が美しく、奥行きのある印象になります。お茶菓子や果物を入れる盛りカゴや、小物などを入れる整理カゴとしておすすめです。 プロダクトデザイナーで木工作家の神野達也さん。シャープな見た目の中に木の温もりを感じる神野さんの作品。壁掛けの花器は画鋲で取り付けることができ、手軽にお花や緑をお部屋で楽しむことができます。 KINTOのコーヒーセットのサイズに合わせて作ったというブリュワースタンド。真鍮とステンレスの二種。KINTOのセットを見てから、この作品を作ろうと思われたそう。壁掛けも出来るコーヒーメージャーも。(別売り) また、オイルを染み込ませて香りを楽しむアロマウッドもご紹介しています。木の種類によって木目の表情や形が異なり、木製ならではの温かみのあるデザインはお部屋のインテリアとしても。ほのかな香りが少しずつ立ち上がり、就寝前のひとときにほっと癒しをもたらします。 白磁や青白磁など、磁器土を使った作品づくりをされている阿南維也さん。阿南さんの作品の多くに取り入れられる鎬模様。手作業で入れられた細かな線は見れば見るほど吸い込まれるような美しさです。 鎬模様がすっと普段の日常に溶け込むよう、使い勝手の良い形の器がたくさん並びました。 また今回は青磁の飯碗など深さのある作品も一緒にご紹介しております。すっきりとしたシルエットに優し気なブルーグレーが目を惹く白磁重ね掛けボウル。程良く深さのあるサイズはヨーグルトやフルーツ、ちょっとした煮物など幅広くお使いいただけます。 絵画作家の国本泰英さん。見る人によって様々な情景が浮かび、眺めているだけで豊かな想像が広がる不思議な魅力の作品です。 アクリル絵の具を100回以上は塗り重ねたという絵画大。人の輪郭や姿を国本さんならではの特別な視点で描かれています。窓から差し込む光に反射し、きらきらと耀きを放ちます。 以前より人の群像図のイメージを制作の中で広げられているという国本さん。人の全身や、服に光が当たった時のふとした瞬間など、色々な角度に焦点を当て一枚のキャンバスに重ねて描かれているのだそう。 木彫りの熊を購入し、絵と同じアクリル絵の具で描いた作品。何度も塗り重ねていくことで絵具の重たさも追加され、より重厚で立体感のある仕上がりに。テーマは記憶や思い出。自身が旅先の北海道で撮影した写真を失くしてしまったことがきっかけで、記憶を頼りに思いを巡らせ、作成に至ったのだと楽し気にお話ししてくださいました。 家具・木工作家の簀河原淳さん。ケーキスタンドやお皿など、やわらかな曲線が心地よく、手のひらに優しく馴染みます。木の良い香りがして自然そのもののようにどっしりとしていますが、とても軽く日常使いのしやすいお皿。 使用している木材はなるべく国産に拘りたいと、楓や楠は九州、キハダは宮崎県産を使用されています。おおらかな木目の美しいキハダのプレートは軽やかで耐久性があり、ご自宅でもよく愛用されている一枚。楠の木の丸みを帯びたランプ。光にふんわりと透ける木目は明るすぎず優しい灯りに。経年変化での色味の変化も楽しみです。「木はあたたかみがあり柔らかいところが好き」と朗らかにお話される簀河原さん。形や触り心地もあたたかみを意識して作られているのだそう。 タオオーガニックキッチンさんからは酵素シロップやドレッシングなどをご紹介しています。初日は在廊いただき、ご来店された方に炭酸割りのシロップを試飲いただきました。 13種のシロップは「夏は炭酸水、冬はお湯割りがおすすめです。」と代表の米澤さん。椿の花のシロップはとろりとした蜜の味、筍のシロップは後味すっきりとした爽やかな風味。腸内環境を良くしてくれる酵素。それぞれで効能が異なる為、味はもちろん体調に合うものを選べるのも楽しみの一つ。また母の日のプレゼントにもお勧めです。 つばめ食堂さんからはメープルナッツやラムいちじくと胡桃のパウンドケーキ、ルシアンクッキーなどが届いています。パウンドケーキはいちじくの食感が楽しく、ラム酒の香り豊かに焼きあがっています。ナッツやきび砂糖は全てオーガニックのものを使用されているのも嬉しいところ。 大分県杵築市でカフェを営むまめのもんやさんからは、九州産のふすま小麦を使ったサブレや米粉のほろほろクッキー、有機ピーナッツバターに黒みつを合わせたカントリークッキーなどを届けてくださいました。ざくざくとした歯ごたえは食べ応えがあり、優しい甘さでお子様でも安心して食べられます。 広大な土地で作られた、作家さんたちのエネルギー溢れる作品たちと、おうち時間を充実させてくれる美味しい食べ物。自然豊かな大分の魅力に触れながら、ゆっくりとお過ごしください。 会期は5月8日(月)まで。みなさまのご来店お待ちしております。参加作家:阿南維也(陶磁器) 大橋重臣(竹工)、神野達也(木工)、国本泰英(絵画)、簀河原淳(木工 家具) 食べ物:タオ・オーガニック・キッチン、つばめ食堂、まめのもんやコホロと大分2023.4.29(土)-5.8(月)11:00‐18:00コホロ淀屋橋 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐淀屋橋にて「コホロと大分」が4月29日(土)より始まります。大分にゆかりある5人の男性陣の作り手たち。木工、家具、陶磁器、竹工芸、絵画など様々な手仕事が集まり賑やかに盛り上げていただきます。期間中、大分のおいしい食べ物もご紹介予定です。店内に吹く大分の風をどうぞ体感しにいらしてください。参加作家:阿南維也(陶磁器) 大橋重臣(竹工)、神野達也(木工)、国本泰英(絵画)、簀河原淳(木工 家具) 食べ物:タオ・オーガニック・キッチン、つばめ食堂、まめのもんやコホロと大分2023.4.29(土)-5.8(月)コホロ淀屋橋

「角田淳展」2023.4.14(金)-24(月)
淀屋橋では4月14日より、角田淳展を開催しております。写真は初日の店内の様子。大分県でご主人の松原さんと共に作陶される角田淳さん。淀屋橋での個展は初めての開催となります。初日には角田さんも在廊してくださいました。 たくさんのお客様がいらっしゃる中で、お一人おひとりにお声掛けをされ、長く使ってもらえるようにと、問いかけにも丁寧に応えてくださった角田さん。いつの間にか初めましてのお客様同士も、角田さんを通し皆で楽し気にお話をされている場面が数多く見られ、自然と明るく温かい気持ちに。今回は人気の舟形皿からカップ&ソーサーにワインジャグ、花器としても使えるカトラリースタンド等、たくさんの種類を届けてくださいました。本物のシルバーを使用されたという銀彩の器もたくさんご用意してくださいました。時間とともに味わい深く変化する色彩をゆっくりと楽しめるのは、銀彩の器ならでは。こちらは柔らかなクリーム色の釉薬が目に心地良い、新作のオーバル深皿。例えば何をのせたら良いですか?とお客様からのご質問に、これからの季節には夏野菜の揚げ浸しや、豆腐サラダにみょうがを添えて盛ってもいいですね、と朗らかにお話しされていました。和洋問わず使える角田さんの器は入れるものを選ばず、どんなお料理にも不思議と清廉さを伴わせてくれるようです。長く作られている隅切り皿は、ついつい手に取ってしまうというお声も多く、買い足しに来られる方も多い作品。サイズは大、中、小から。またクリームと灰釉のお色味からお選びいただけます。そして少しの高台が上品さを際立たせる段付き浅鉢。うっすらとした青磁色は、これからの初夏に向けて涼し気な気持ちにさせてくれます。深さがしっかりあるのでたっぷりと量を盛り付けやすく、また口縁も広い為大きなれんげでスープもたっぷりとすくっていただけます。こちらは個体差のある形に目を惹かれるサーバー。持ち手の先をお皿の縁に引っかけて使うことができる優れものです。すらりとした立ち姿が美しいゴブレットは、角田さんのご自宅のお庭で育ったというクヌギの木の釉薬を使用されているとか。ワインはもちろんのこと、角田さんは珈琲を入れて飲まれるそう。こちらは大きめの花器にもなるワインクーラー。家族や友人たちと食卓を囲むときに華を添えてくれます。こちらは灯具の部分まで白磁で覆われたランプシェード。まるで違った空間を作り上げてくれる魅力的なランプは、細やかに連なった吊り型と壁付け型との二種類。角田さんの作り出す作品の数々には、普段の何気ない日常の暮らしの中で、そっと空間を整えてくれるような、不思議な力を感じます。完売の作品もございますが、まだまだたくさんご覧いただけます。ぜひお手に取ってご覧ください。角田淳展2023.4.14(金)-24(月)11:00‐18:00コホロ淀屋橋‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 4月14日(金)より淀屋橋にて角田淳展を開催いたします。 やわらかな風が吹き抜けるような大分の自然の中で作られた角田さん作品は、おおらかでたおやか。暮らしの中から生まれるアイディアには、毎回驚きや胸のときめきを覚えます。今回の展示会では、定番の作品から新作のオーバル深皿なども届けてくださる予定です。何気ない日々に美しい時間が紛れ込むように流れる角田さんの作品をどうぞご覧ください。角田淳展2023.4.14(金)-24(月)在廊日:14(金)コホロ淀屋橋
「角田淳展」2023.4.14(金)-24(月)
淀屋橋では4月14日より、角田淳展を開催しております。写真は初日の店内の様子。大分県でご主人の松原さんと共に作陶される角田淳さん。淀屋橋での個展は初めての開催となります。初日には角田さんも在廊してくださいました。 たくさんのお客様がいらっしゃる中で、お一人おひとりにお声掛けをされ、長く使ってもらえるようにと、問いかけにも丁寧に応えてくださった角田さん。いつの間にか初めましてのお客様同士も、角田さんを通し皆で楽し気にお話をされている場面が数多く見られ、自然と明るく温かい気持ちに。今回は人気の舟形皿からカップ&ソーサーにワインジャグ、花器としても使えるカトラリースタンド等、たくさんの種類を届けてくださいました。本物のシルバーを使用されたという銀彩の器もたくさんご用意してくださいました。時間とともに味わい深く変化する色彩をゆっくりと楽しめるのは、銀彩の器ならでは。こちらは柔らかなクリーム色の釉薬が目に心地良い、新作のオーバル深皿。例えば何をのせたら良いですか?とお客様からのご質問に、これからの季節には夏野菜の揚げ浸しや、豆腐サラダにみょうがを添えて盛ってもいいですね、と朗らかにお話しされていました。和洋問わず使える角田さんの器は入れるものを選ばず、どんなお料理にも不思議と清廉さを伴わせてくれるようです。長く作られている隅切り皿は、ついつい手に取ってしまうというお声も多く、買い足しに来られる方も多い作品。サイズは大、中、小から。またクリームと灰釉のお色味からお選びいただけます。そして少しの高台が上品さを際立たせる段付き浅鉢。うっすらとした青磁色は、これからの初夏に向けて涼し気な気持ちにさせてくれます。深さがしっかりあるのでたっぷりと量を盛り付けやすく、また口縁も広い為大きなれんげでスープもたっぷりとすくっていただけます。こちらは個体差のある形に目を惹かれるサーバー。持ち手の先をお皿の縁に引っかけて使うことができる優れものです。すらりとした立ち姿が美しいゴブレットは、角田さんのご自宅のお庭で育ったというクヌギの木の釉薬を使用されているとか。ワインはもちろんのこと、角田さんは珈琲を入れて飲まれるそう。こちらは大きめの花器にもなるワインクーラー。家族や友人たちと食卓を囲むときに華を添えてくれます。こちらは灯具の部分まで白磁で覆われたランプシェード。まるで違った空間を作り上げてくれる魅力的なランプは、細やかに連なった吊り型と壁付け型との二種類。角田さんの作り出す作品の数々には、普段の何気ない日常の暮らしの中で、そっと空間を整えてくれるような、不思議な力を感じます。完売の作品もございますが、まだまだたくさんご覧いただけます。ぜひお手に取ってご覧ください。角田淳展2023.4.14(金)-24(月)11:00‐18:00コホロ淀屋橋‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 4月14日(金)より淀屋橋にて角田淳展を開催いたします。 やわらかな風が吹き抜けるような大分の自然の中で作られた角田さん作品は、おおらかでたおやか。暮らしの中から生まれるアイディアには、毎回驚きや胸のときめきを覚えます。今回の展示会では、定番の作品から新作のオーバル深皿なども届けてくださる予定です。何気ない日々に美しい時間が紛れ込むように流れる角田さんの作品をどうぞご覧ください。角田淳展2023.4.14(金)-24(月)在廊日:14(金)コホロ淀屋橋

「山田憲栄展」2023.4.1(土)-10(月)
淀屋橋では4月1日(土)より山田憲栄展を開催しています。京都で制作されている鍛金作家の山田さん。写真は初日の店内の様子です。 初日は山田さんも在廊してくださいました。以前に京都にある山田さんの工房へ訪れたことがあるという方から初めてという方まで、たくさんの方が山田さんに会いに来てくださり、和気あいあいと過ごされている風景が数多く見られました。 新作のカトラリーや輪花皿、可愛らしい豆皿や定番のブローチなどたくさんの作品がずらりと並ぶ店内。ぱっと明るく華やいだ空間となり、自然と胸が沸き立ちます。 今回の展示では、今までにないほどたくさんの種類のカトラリーを届けてくださった山田さん。柄の長さやサイズ、素材の違いなど、豊富に揃いました。食事のとき、デザートを楽しみたいとき、どのシーンでどのかたちを使おうか考えるだけでわくわくします。 陶器、ガラス、木の器、色々な素材との組み合わせもお楽しみください。 韓国でビビンバなどを食べる時に使われる柄の長いスプーン“スッカラ”。ちょっと馴染みのない日本の方にも使いやすいように、サイズを少し小さめに作られているのだと教えて下さいました。見た目の美しさだけでなく、手に取ったときの心地よさなど、細部まで山田さんの気遣いが感じられるようです。 しっかりとくっつけられたカトラリーのすくう部分と持ち手の部分。ここは接着剤ではなく、ろう付けという手法で700℃のバーナーで接合されています。そうすることで固着後に金属同士がより強く接合されるのだそう。すらりと細い柄は華奢で繊細な印象ですが、実はかなり頼もしいということを知りました。 叩きの細やかさが生み出す陰影が美しいレンゲやサーバー。機械を使用せず、一工程ずつ手作業で制作をされる山田さん。手打ちならではの、それぞれに味わいのある叩き跡からは温かさが感じられます。 家族で囲む食卓での取り分け用として、また具沢山のスープや炒飯にも。 今回お願いして作っていただいた新作のサーバーフォーク。ありそうで無かった大きさと形のサーバーは、サラダやグラタンなど、ざっくりとたくさんの量を取り分けたい時に一気に運ぶことができます。 あまりの手取りの軽さに驚く方も多いお玉。大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズで、台所や食卓、様々な場面でご活用しそうです。 少し下がった角度の注ぎ口は、すくった時に液だれしないようにと考えられて制作されているのだそう。ちょっとした心配りが嬉しく、毎日使いたくなります。小ぶりなサイズが可愛らしい豆皿は、お知り合いの方からの「大福をのせるためのお皿を作ってほしい」というリクエストを受けて作られたのだとか。 小ぶりながらもきらりと存在感を放つ真鍮とアルミの豆皿。大福などちょっと渋い和菓子も引き立ててくれそうです。 器としてだけでなく、指輪やピアスなど、アクセサリーをのせてディスプレイとしても。 在廊日にはブローチ作りのデモンストレーションをしてくださいました。店内にはザクザクと糸のこぎりの音が心地よく響き、見る見る内に出来上がって行く様子を見る時間は、とても贅沢なものに。この日は実際の写真をなぞって象られているという燕のブローチを作られていました。 ブローチの素材には真鍮や銅、洋白などをそれぞれモチーフによって細かく使い分けており、より精工な立体感のある仕上がりに。 制作には糸鋸の他、専用の鋏で形を切り、ヤスリ、火で焙り、金槌で打ち、全てが手作業となっています。今回は新作の動物、パンダ、リス、キツネも届けてくださいました。 火で焼くと黒く変化するという洋白。パンダには全て洋白を使用し、色味に濃淡をつけられているのだそう。細やかに表現された目元や毛並みなど、山田さんの丁寧なこだわりが垣間見えました。 暖かな春の陽気に包まれるこの頃。柔らかな光を纏い、きらきらと優しく煌めく山田さんの作品が皆様を温かくお迎えします。一つひとつ異なる表情、手に取ったときの心地よさ、至るところに散りばめられた山田さんの丁寧な手仕事。是非店頭にてじっくりとご覧になってみてください。 会期は4月10日(月)まで。皆様のお越しを心よりお待ちしております。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー4月1日(土)より京都にて制作されている山田憲栄さんの作品展が始まります。 オリジナルの金槌などを使って作られた作品は、時を経たようなアンティークを思わせる佇まい。 今回は、輪花皿や新作のカトラリーもお願いして作ってくださいました。 初日はブローチのデモンストレーションをしていただく予定です。 春のあたたかい日差しを浴びて、美しく煌びやかに輝く作品たちをどうぞ楽しみにしていてください。山田憲栄展2023.4.1(土)-10(月)在廊日:1(土)コホロ淀屋橋
「山田憲栄展」2023.4.1(土)-10(月)
淀屋橋では4月1日(土)より山田憲栄展を開催しています。京都で制作されている鍛金作家の山田さん。写真は初日の店内の様子です。 初日は山田さんも在廊してくださいました。以前に京都にある山田さんの工房へ訪れたことがあるという方から初めてという方まで、たくさんの方が山田さんに会いに来てくださり、和気あいあいと過ごされている風景が数多く見られました。 新作のカトラリーや輪花皿、可愛らしい豆皿や定番のブローチなどたくさんの作品がずらりと並ぶ店内。ぱっと明るく華やいだ空間となり、自然と胸が沸き立ちます。 今回の展示では、今までにないほどたくさんの種類のカトラリーを届けてくださった山田さん。柄の長さやサイズ、素材の違いなど、豊富に揃いました。食事のとき、デザートを楽しみたいとき、どのシーンでどのかたちを使おうか考えるだけでわくわくします。 陶器、ガラス、木の器、色々な素材との組み合わせもお楽しみください。 韓国でビビンバなどを食べる時に使われる柄の長いスプーン“スッカラ”。ちょっと馴染みのない日本の方にも使いやすいように、サイズを少し小さめに作られているのだと教えて下さいました。見た目の美しさだけでなく、手に取ったときの心地よさなど、細部まで山田さんの気遣いが感じられるようです。 しっかりとくっつけられたカトラリーのすくう部分と持ち手の部分。ここは接着剤ではなく、ろう付けという手法で700℃のバーナーで接合されています。そうすることで固着後に金属同士がより強く接合されるのだそう。すらりと細い柄は華奢で繊細な印象ですが、実はかなり頼もしいということを知りました。 叩きの細やかさが生み出す陰影が美しいレンゲやサーバー。機械を使用せず、一工程ずつ手作業で制作をされる山田さん。手打ちならではの、それぞれに味わいのある叩き跡からは温かさが感じられます。 家族で囲む食卓での取り分け用として、また具沢山のスープや炒飯にも。 今回お願いして作っていただいた新作のサーバーフォーク。ありそうで無かった大きさと形のサーバーは、サラダやグラタンなど、ざっくりとたくさんの量を取り分けたい時に一気に運ぶことができます。 あまりの手取りの軽さに驚く方も多いお玉。大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズで、台所や食卓、様々な場面でご活用しそうです。 少し下がった角度の注ぎ口は、すくった時に液だれしないようにと考えられて制作されているのだそう。ちょっとした心配りが嬉しく、毎日使いたくなります。小ぶりなサイズが可愛らしい豆皿は、お知り合いの方からの「大福をのせるためのお皿を作ってほしい」というリクエストを受けて作られたのだとか。 小ぶりながらもきらりと存在感を放つ真鍮とアルミの豆皿。大福などちょっと渋い和菓子も引き立ててくれそうです。 器としてだけでなく、指輪やピアスなど、アクセサリーをのせてディスプレイとしても。 在廊日にはブローチ作りのデモンストレーションをしてくださいました。店内にはザクザクと糸のこぎりの音が心地よく響き、見る見る内に出来上がって行く様子を見る時間は、とても贅沢なものに。この日は実際の写真をなぞって象られているという燕のブローチを作られていました。 ブローチの素材には真鍮や銅、洋白などをそれぞれモチーフによって細かく使い分けており、より精工な立体感のある仕上がりに。 制作には糸鋸の他、専用の鋏で形を切り、ヤスリ、火で焙り、金槌で打ち、全てが手作業となっています。今回は新作の動物、パンダ、リス、キツネも届けてくださいました。 火で焼くと黒く変化するという洋白。パンダには全て洋白を使用し、色味に濃淡をつけられているのだそう。細やかに表現された目元や毛並みなど、山田さんの丁寧なこだわりが垣間見えました。 暖かな春の陽気に包まれるこの頃。柔らかな光を纏い、きらきらと優しく煌めく山田さんの作品が皆様を温かくお迎えします。一つひとつ異なる表情、手に取ったときの心地よさ、至るところに散りばめられた山田さんの丁寧な手仕事。是非店頭にてじっくりとご覧になってみてください。 会期は4月10日(月)まで。皆様のお越しを心よりお待ちしております。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー4月1日(土)より京都にて制作されている山田憲栄さんの作品展が始まります。 オリジナルの金槌などを使って作られた作品は、時を経たようなアンティークを思わせる佇まい。 今回は、輪花皿や新作のカトラリーもお願いして作ってくださいました。 初日はブローチのデモンストレーションをしていただく予定です。 春のあたたかい日差しを浴びて、美しく煌びやかに輝く作品たちをどうぞ楽しみにしていてください。山田憲栄展2023.4.1(土)-10(月)在廊日:1(土)コホロ淀屋橋

「原田七重展」2023.3.18(土)-27(月)
石川県で作陶される原田七重さん。3月18日(土)よりコホロ淀屋橋にて作品展を開催しています。淀屋橋では2年ぶり2度目となります。初日は原田さんが在廊してくださり、どれにしようか悩まれるお客様と一緒に考えながら器を選ばれていました。かざらず自然体で、気さくにお話してくださる原田さん。和やかなお人柄が器にも現れているように感じます。写真は初日の様子。刷毛目の器をはじめ、九谷の土をつかった磁器や半磁器、春らしい爽やかな青い器が並びました。数年前に石川県にお引越しされてから、九谷の土が手に入りやすくなり、磁器や半磁器の作品をよく作るようになったという原田さん。 磁器は高温焼成することが多いのですが、原田さんは陶器と同じ温度で磁器を焼かれています。原田さんの磁器は真っ白ではなく、グレーがかったやわらかな色合いです。ちょこんと愛らしい耳のついた半磁器の片耳ボウル(写真右)は新作。クリームのような白色と、あたたかな土の色。さらりとした釉薬と、ざらっとした土の手触り。色合いや手触りの対比が魅力的な器です。具たくさんのスープを入れたり、小どんぶりとしてもお使いいただけます。「焦げ茶のリム皿と楕円皿鉢、実は同じ釉薬を使ってるんですよ」と教えてくださった原田さん。印象の異なる2枚なので、同じ釉薬を使われているとは驚きでした。どちらも手に持って見ると想像以上に軽やか。普段の料理につい手に取りたくなる、あたたかみのある器です。青色の器はコホロでは初めてのご紹介。写真のボウルは青の釉薬をかけた後に白の釉薬をかけています。デニムのような風合いがあり、様々な角度から眺めたくなります。お浸し等の和食を盛っても、カフェオレボウルとしてもお使いいただけます。釉薬を刷毛で塗っている刷毛目の器。色が濃すぎると次第に釉薬がはがれてしまうので、加減が難しいんだそう。くすんだ緑や茶色、焦げ茶色、黄色といった色の重なりが美しく、褪せた色合いは草花を思い起こさせます。手に取っていただくことが多い台皿。お菓子等の食べ物はもちろん、アクセサリーやキャンドルを載せても。内側にも釉薬がかけられているので、ひっくり返して器としてもお使いいただけます。 小さな「どうぶつ」は作っていて一番楽しい作業なのだそう。「学生時代、美大に通っていたこともあり、粘土を触るのは好き。繰り返し作っていると上手に作れるようになってしまうけれど、つるっと綺麗なものは目指していないから、上手にならないようにしている」という原田さん。子供のときに習っていたというギターを持つ猫たちはどこかユーモラス。どうぶつ達はそれぞれ表情やしぐさが異なり、楽しんで作っているのが伝わってきます。 軽やかで日常にもすんなりと溶け込む原田さんの器。前回の作品展でお選びいただいた方や、今回初めて購入してくださった方が再び訪れてくださったりと、その使いやすさにも定評があり、新生活や贈りものにもおすすめです。会期は27日(月)まで。多彩な原田さんの器をどうぞお楽しみください。原田七重展2023.3.18(土)-27(月)※22(水)定休日※25(土)11:00-15:00までの営業11:00-18:00コホロ淀屋橋‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 3月18日(土)より淀屋橋にて原田七重展を開催いたします。石川県にて作陶されている原田七重さん。淀屋橋では2年ぶりの展示です。おおらかでやわらかな作品からは、もの作りを楽しむ原田さんの気持ちが現れているかのよう。刷毛目や磁器、三島など春の訪れを感じるようなあたたかい作品が並びます。どうぞ春の食材を載せてお楽しみください。原田七重展2023.3.18(土)-27(月)在廊日:18(土)11:00-18:00コホロ淀屋橋
「原田七重展」2023.3.18(土)-27(月)
石川県で作陶される原田七重さん。3月18日(土)よりコホロ淀屋橋にて作品展を開催しています。淀屋橋では2年ぶり2度目となります。初日は原田さんが在廊してくださり、どれにしようか悩まれるお客様と一緒に考えながら器を選ばれていました。かざらず自然体で、気さくにお話してくださる原田さん。和やかなお人柄が器にも現れているように感じます。写真は初日の様子。刷毛目の器をはじめ、九谷の土をつかった磁器や半磁器、春らしい爽やかな青い器が並びました。数年前に石川県にお引越しされてから、九谷の土が手に入りやすくなり、磁器や半磁器の作品をよく作るようになったという原田さん。 磁器は高温焼成することが多いのですが、原田さんは陶器と同じ温度で磁器を焼かれています。原田さんの磁器は真っ白ではなく、グレーがかったやわらかな色合いです。ちょこんと愛らしい耳のついた半磁器の片耳ボウル(写真右)は新作。クリームのような白色と、あたたかな土の色。さらりとした釉薬と、ざらっとした土の手触り。色合いや手触りの対比が魅力的な器です。具たくさんのスープを入れたり、小どんぶりとしてもお使いいただけます。「焦げ茶のリム皿と楕円皿鉢、実は同じ釉薬を使ってるんですよ」と教えてくださった原田さん。印象の異なる2枚なので、同じ釉薬を使われているとは驚きでした。どちらも手に持って見ると想像以上に軽やか。普段の料理につい手に取りたくなる、あたたかみのある器です。青色の器はコホロでは初めてのご紹介。写真のボウルは青の釉薬をかけた後に白の釉薬をかけています。デニムのような風合いがあり、様々な角度から眺めたくなります。お浸し等の和食を盛っても、カフェオレボウルとしてもお使いいただけます。釉薬を刷毛で塗っている刷毛目の器。色が濃すぎると次第に釉薬がはがれてしまうので、加減が難しいんだそう。くすんだ緑や茶色、焦げ茶色、黄色といった色の重なりが美しく、褪せた色合いは草花を思い起こさせます。手に取っていただくことが多い台皿。お菓子等の食べ物はもちろん、アクセサリーやキャンドルを載せても。内側にも釉薬がかけられているので、ひっくり返して器としてもお使いいただけます。 小さな「どうぶつ」は作っていて一番楽しい作業なのだそう。「学生時代、美大に通っていたこともあり、粘土を触るのは好き。繰り返し作っていると上手に作れるようになってしまうけれど、つるっと綺麗なものは目指していないから、上手にならないようにしている」という原田さん。子供のときに習っていたというギターを持つ猫たちはどこかユーモラス。どうぶつ達はそれぞれ表情やしぐさが異なり、楽しんで作っているのが伝わってきます。 軽やかで日常にもすんなりと溶け込む原田さんの器。前回の作品展でお選びいただいた方や、今回初めて購入してくださった方が再び訪れてくださったりと、その使いやすさにも定評があり、新生活や贈りものにもおすすめです。会期は27日(月)まで。多彩な原田さんの器をどうぞお楽しみください。原田七重展2023.3.18(土)-27(月)※22(水)定休日※25(土)11:00-15:00までの営業11:00-18:00コホロ淀屋橋‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 3月18日(土)より淀屋橋にて原田七重展を開催いたします。石川県にて作陶されている原田七重さん。淀屋橋では2年ぶりの展示です。おおらかでやわらかな作品からは、もの作りを楽しむ原田さんの気持ちが現れているかのよう。刷毛目や磁器、三島など春の訪れを感じるようなあたたかい作品が並びます。どうぞ春の食材を載せてお楽しみください。原田七重展2023.3.18(土)-27(月)在廊日:18(土)11:00-18:00コホロ淀屋橋

「清岡幸道展」2023.3.3(金)-13(月)
3月3日(金)より、淀屋橋店では清岡幸道展を開催しております。初日は在廊もしてくださり、企画展を心待ちにしていたたくさんの方が清岡さんに会いに来られました。初めての方から馴染み深い方まで、清岡さんととても嬉しそうにお話をされており、店内はとても和らいだ空間となりました。写真は初日の店内の様子。滋賀県の信楽町で作陶されている清岡さん。その土地の陶土を使用し、釉薬の掛け合わせや焼き方によって様々な作品を生み出されています。今回もたくさんの素敵な器を届けてくださいました。何か新しいことに取り組みたいと思い作り始められたという琥飴釉。濃い琥珀色の中に薄っすらと青色みがかるような、絶妙なバランスの色合いが魅力的です。こちらも新作の琥飴釉鉄マグ。光沢感のある琥飴釉の上から、さらりとした鉄釉をかけることで、一つの器で異なる質感を楽しめる仕上がりに。見る角度や光の加減によっても新たな魅力が引き出されます。小皿はソーサーとしても、別々でも使えるようにと考えられています。そして清岡さんの定番の青灰。青灰の中でも、青灰白釉、青灰オリーブなどいくつかの種類があり、ベースは同じ釉薬ながら、焼成方法や釉薬の濃淡によって印象ががらりと変わり、色調豊かな表現に。写真は青灰釉薬を使用した窯変大鉢。内側から外側にかけ、不思議と力強さを感じさせる景色は、見れば見るほど吸い込まれるような美しさです。また広がる釉薬は自然に流れ落ちているようで、実は清岡さんの様々な技法によって細部まで丁寧に作り込まれており、その手仕事の細やかさには驚くばかりです。「同じ青灰釉の中で、どこまで新しいことが出来るのか。試行錯誤しながら探していくことが面白いんです。」と清岡さん。淡々とお話されながらも、新たな景色を見るために探求心豊かに日々作陶されているのだと感じます。続いて流れる釉薬の様が特徴的な灰白窯変カップ。青灰釉の上から白化粧をかけ、一定の温度で焼くと現れるのだそう。まるで雪景の中に広がる樹々を彷彿とさせるようです。「十人中一人の方が良いと思ってくれたらそれでいいんです。」とゆったりとお話される清岡さん。「たとえ好みが分かれてしまったとしても、ほんの少し個性ある表情の器を好きだと思ってくれる人の元に届いてくれたら。」一つ一つの違いを新たな発見とし、面白いと感じられる清岡さんだからこそ、それぞれに表情や趣のある器に仕上がっていくのかもしれません。清岡さんのこれからの作品に出会うことが今から待ち遠しくなります。会期は3月13日(月)まで。それぞれで味わいが全く異なる一点ものの器。完売しているものもございますが、清岡さんの作り出す多彩で奥行きのある作品たちを、是非店頭にてご覧になって見てください。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 3月3日(金)より淀屋橋にて清岡幸道展を開催いたします。滋賀県信楽で作陶されている清岡さん。一つひとつの表情が多彩で美しく、深い広がりある表現力で魅了されます。現在焼き方や土などを見直しているいるそうで、また新たな一面を見れることが楽しみです。オリーブ灰などの定番の他、新作も届けてくださる予定です。清岡幸道展2023.3.3(金)-13(月)在廊日:3(金)11:00-18:00コホロ淀屋橋
「清岡幸道展」2023.3.3(金)-13(月)
3月3日(金)より、淀屋橋店では清岡幸道展を開催しております。初日は在廊もしてくださり、企画展を心待ちにしていたたくさんの方が清岡さんに会いに来られました。初めての方から馴染み深い方まで、清岡さんととても嬉しそうにお話をされており、店内はとても和らいだ空間となりました。写真は初日の店内の様子。滋賀県の信楽町で作陶されている清岡さん。その土地の陶土を使用し、釉薬の掛け合わせや焼き方によって様々な作品を生み出されています。今回もたくさんの素敵な器を届けてくださいました。何か新しいことに取り組みたいと思い作り始められたという琥飴釉。濃い琥珀色の中に薄っすらと青色みがかるような、絶妙なバランスの色合いが魅力的です。こちらも新作の琥飴釉鉄マグ。光沢感のある琥飴釉の上から、さらりとした鉄釉をかけることで、一つの器で異なる質感を楽しめる仕上がりに。見る角度や光の加減によっても新たな魅力が引き出されます。小皿はソーサーとしても、別々でも使えるようにと考えられています。そして清岡さんの定番の青灰。青灰の中でも、青灰白釉、青灰オリーブなどいくつかの種類があり、ベースは同じ釉薬ながら、焼成方法や釉薬の濃淡によって印象ががらりと変わり、色調豊かな表現に。写真は青灰釉薬を使用した窯変大鉢。内側から外側にかけ、不思議と力強さを感じさせる景色は、見れば見るほど吸い込まれるような美しさです。また広がる釉薬は自然に流れ落ちているようで、実は清岡さんの様々な技法によって細部まで丁寧に作り込まれており、その手仕事の細やかさには驚くばかりです。「同じ青灰釉の中で、どこまで新しいことが出来るのか。試行錯誤しながら探していくことが面白いんです。」と清岡さん。淡々とお話されながらも、新たな景色を見るために探求心豊かに日々作陶されているのだと感じます。続いて流れる釉薬の様が特徴的な灰白窯変カップ。青灰釉の上から白化粧をかけ、一定の温度で焼くと現れるのだそう。まるで雪景の中に広がる樹々を彷彿とさせるようです。「十人中一人の方が良いと思ってくれたらそれでいいんです。」とゆったりとお話される清岡さん。「たとえ好みが分かれてしまったとしても、ほんの少し個性ある表情の器を好きだと思ってくれる人の元に届いてくれたら。」一つ一つの違いを新たな発見とし、面白いと感じられる清岡さんだからこそ、それぞれに表情や趣のある器に仕上がっていくのかもしれません。清岡さんのこれからの作品に出会うことが今から待ち遠しくなります。会期は3月13日(月)まで。それぞれで味わいが全く異なる一点ものの器。完売しているものもございますが、清岡さんの作り出す多彩で奥行きのある作品たちを、是非店頭にてご覧になって見てください。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 3月3日(金)より淀屋橋にて清岡幸道展を開催いたします。滋賀県信楽で作陶されている清岡さん。一つひとつの表情が多彩で美しく、深い広がりある表現力で魅了されます。現在焼き方や土などを見直しているいるそうで、また新たな一面を見れることが楽しみです。オリーブ灰などの定番の他、新作も届けてくださる予定です。清岡幸道展2023.3.3(金)-13(月)在廊日:3(金)11:00-18:00コホロ淀屋橋

「松原竜馬展」2023.2.18(土)-27(月)
松原竜馬展、2/27(月)までコホロ淀屋橋で開催中です。これまでも奥さまの角田淳さんとの二人展や大分展などでもお馴染みの松原さんですが、コホロ淀屋橋では初めての個展での開催となります。大分県で同じ陶芸作家である奥さまの角田さんと共に日々作陶をされる松原さん。暮らしと仕事を同じ目線で捉え、日々のなかから道具や器へと形作られていきます。温かな食卓や暮らしの風景が思い浮かぶお二人の作品。特に松原さんは暮らしの中にある小さな気付きや、言葉にならないような小さな感覚を拾い上げながら作品へと落とし込まれているように感じられます。さらに豊かに広がりを見せるスリップウェアのシリーズは、今回も新たな作品を用意してくださっています。デザートの為の皿としてお店からリクエストしていた7寸の丸皿。皿に描かれる模様との重なりが美味しさを増してくれるような雰囲気です。△スリップ丸皿△隅切り皿(中)スポイトや柄杓、刷毛など様々な道具を使い描かれる松原さんのスリップウェア。午前中、静かな時間に作業をすることが多いといいます。思い描く絵柄は頭の中に持ちつつも細かくは決まっておらず、その瞬間のライブ感も松原さん自身も楽しまれているのだとか。一つひとつの器から描かれた瞬間の勢いや躍動感が伝わってきます。性格柄、気が付くと丁寧さを求めてしまうこともあるという松原さんですが、一方で偶然の中から生まれる表情や手の跡などに惹かれながら、その狭間で作品を作られていると話されていました。リクエストしていた耐熱の器は、今回は土鍋のサイズを少しだけ大きくアレンジしたものを届けて下さいました。使いやすい大きさでありながら、ごはんや煮込み、スープなど毎日の料理で活躍してくれます。「保温性も高く、時間差での食卓でも冷めないのが嬉しい!」と角田さんも。これまでもお店でご紹介している耐熱皿は直火にオーブンに色んな調理を楽しめます。△耐熱丸鉢(大中小)△松原家で使われる様子。朝食やおやつのケーキ、夜はグラタンや煮込み料理に。お昼ごはんをここに詰めておくこともあるそうです。「自分も自然と器を手に取って、ずっと触っているんですよね。」そう話す松原さんは、手に取ったときの心地の良さも大事にされているといいます。特に初期からの定番である飯碗やボウル、リム皿など毎日使うかたちは、どんな食卓でも馴染み自然と手が伸びてしまう、そんな器です。△たわみボール△粉引リム鉢材料などの変化もありながら今の表現になったという粉引。新たに挑戦した新作も届いています。△飯碗今回同じ大分で木工作品を作る神野達也さんが松原さんの器に合わせてお玉やレードルをご用意してくださっております。木の温かさをそのまま感じさせてくれるような神野さんの作品もあわせてご覧ください。また松原さんは神野さんの作品に合わせて調理道具が入りそうなカトラリースタンドを作ってくださいました。△飴釉カトラリースタンドちょこっとついた「つの」。こういった突起や、松原作品の色んな所に見られる「段」などは、ついついつけてしまうとおっしゃる部分でした。今にも飛び出してきそうなスリップウェア、囲む食卓の風景が浮かぶ鍋や耐熱皿などの暮らしの道具、手にしたときに心地よさが伝わるボウルやマグカップ。音楽や映画、ギターなどを趣味に持ち、静かに過ごすのが好きだという松原さんですが、作品の一つひとつからは松原さんの心のなかを少しだけ垣間見たような気持ちにさせてくれます。目で楽しみ、手に触れながらその心地の良さを感じていただけると嬉しいです。会期中オンラインショップでのご紹介も予定しております。松原竜馬展20232.18(土)-27(月)11:00-18:00コホロ淀屋橋‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐2月18日(土)より淀屋橋にて松原竜馬展を開催いたします。今回の展示会では、耐熱の作品を中心にスリップウェアや粉引きの作品をご紹介いたします。様々な表情で楽しませてくれるスリップウェアの作品は、マグカップやカフェオレボウルなどバリエーション豊かに届けてくださる予定です。躍動感を感じる模様は、個性的でありながら載せる料理を選ばず暮らしに自然と溶け込みます。また松原さんの作品にあわせて、大分県で制作されている神野竜也さんのレードルもご一緒にご紹介予定です。 松原竜馬展20232.18(土)-27(月)11:00-18:00コホロ淀屋橋作家在廊:18(土)
「松原竜馬展」2023.2.18(土)-27(月)
松原竜馬展、2/27(月)までコホロ淀屋橋で開催中です。これまでも奥さまの角田淳さんとの二人展や大分展などでもお馴染みの松原さんですが、コホロ淀屋橋では初めての個展での開催となります。大分県で同じ陶芸作家である奥さまの角田さんと共に日々作陶をされる松原さん。暮らしと仕事を同じ目線で捉え、日々のなかから道具や器へと形作られていきます。温かな食卓や暮らしの風景が思い浮かぶお二人の作品。特に松原さんは暮らしの中にある小さな気付きや、言葉にならないような小さな感覚を拾い上げながら作品へと落とし込まれているように感じられます。さらに豊かに広がりを見せるスリップウェアのシリーズは、今回も新たな作品を用意してくださっています。デザートの為の皿としてお店からリクエストしていた7寸の丸皿。皿に描かれる模様との重なりが美味しさを増してくれるような雰囲気です。△スリップ丸皿△隅切り皿(中)スポイトや柄杓、刷毛など様々な道具を使い描かれる松原さんのスリップウェア。午前中、静かな時間に作業をすることが多いといいます。思い描く絵柄は頭の中に持ちつつも細かくは決まっておらず、その瞬間のライブ感も松原さん自身も楽しまれているのだとか。一つひとつの器から描かれた瞬間の勢いや躍動感が伝わってきます。性格柄、気が付くと丁寧さを求めてしまうこともあるという松原さんですが、一方で偶然の中から生まれる表情や手の跡などに惹かれながら、その狭間で作品を作られていると話されていました。リクエストしていた耐熱の器は、今回は土鍋のサイズを少しだけ大きくアレンジしたものを届けて下さいました。使いやすい大きさでありながら、ごはんや煮込み、スープなど毎日の料理で活躍してくれます。「保温性も高く、時間差での食卓でも冷めないのが嬉しい!」と角田さんも。これまでもお店でご紹介している耐熱皿は直火にオーブンに色んな調理を楽しめます。△耐熱丸鉢(大中小)△松原家で使われる様子。朝食やおやつのケーキ、夜はグラタンや煮込み料理に。お昼ごはんをここに詰めておくこともあるそうです。「自分も自然と器を手に取って、ずっと触っているんですよね。」そう話す松原さんは、手に取ったときの心地の良さも大事にされているといいます。特に初期からの定番である飯碗やボウル、リム皿など毎日使うかたちは、どんな食卓でも馴染み自然と手が伸びてしまう、そんな器です。△たわみボール△粉引リム鉢材料などの変化もありながら今の表現になったという粉引。新たに挑戦した新作も届いています。△飯碗今回同じ大分で木工作品を作る神野達也さんが松原さんの器に合わせてお玉やレードルをご用意してくださっております。木の温かさをそのまま感じさせてくれるような神野さんの作品もあわせてご覧ください。また松原さんは神野さんの作品に合わせて調理道具が入りそうなカトラリースタンドを作ってくださいました。△飴釉カトラリースタンドちょこっとついた「つの」。こういった突起や、松原作品の色んな所に見られる「段」などは、ついついつけてしまうとおっしゃる部分でした。今にも飛び出してきそうなスリップウェア、囲む食卓の風景が浮かぶ鍋や耐熱皿などの暮らしの道具、手にしたときに心地よさが伝わるボウルやマグカップ。音楽や映画、ギターなどを趣味に持ち、静かに過ごすのが好きだという松原さんですが、作品の一つひとつからは松原さんの心のなかを少しだけ垣間見たような気持ちにさせてくれます。目で楽しみ、手に触れながらその心地の良さを感じていただけると嬉しいです。会期中オンラインショップでのご紹介も予定しております。松原竜馬展20232.18(土)-27(月)11:00-18:00コホロ淀屋橋‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐2月18日(土)より淀屋橋にて松原竜馬展を開催いたします。今回の展示会では、耐熱の作品を中心にスリップウェアや粉引きの作品をご紹介いたします。様々な表情で楽しませてくれるスリップウェアの作品は、マグカップやカフェオレボウルなどバリエーション豊かに届けてくださる予定です。躍動感を感じる模様は、個性的でありながら載せる料理を選ばず暮らしに自然と溶け込みます。また松原さんの作品にあわせて、大分県で制作されている神野竜也さんのレードルもご一緒にご紹介予定です。 松原竜馬展20232.18(土)-27(月)11:00-18:00コホロ淀屋橋作家在廊:18(土)